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大卒フリーターは本気でやばいのか?

人生色々ですが、フリーターと一括りにしても

・高卒フリーター
・中卒フリーター
・短大卒フリーター
・専門卒フリーター
・大卒フリーター

これ以外にも学校を中退したフリーターがいます。

どのフリーターが有利でどのフリーターが不利というのは、その人がフリーターを続けた年数や年齢によっても変わってきますが、基本的には

※『学歴が高いほどフリーターから抜け出しやすい』

ことは紛れもない事実です。

高校中退の中卒フリーターよりも、大卒フリーターを雇いたいと考える企業は多いですし、何より大学を卒業できる学力があることを証明しているため、少し行動を起こせばスムーズに人生を変えることもできます。

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しかし、万が一フリーター期間を長引かせてこじらせると、私の知り合いのエリート大卒フリーターのような人生を歩んでしまうかもしれません。

ここでは、実際に私と同じパチ屋で働いていたエリート大卒のフリーターの実話を交えながら、大卒フリーターをこじらせた末路をお話ししていきます。

注意点

もし大卒でフリーターをしているのであれば、1日でも早く就職をして、フリーターの生活から抜け出すことをおすすめします。

今回の内容を読めば、その理由が一瞬で理解できるはずです。

[実話]エリートの大学を卒業したフリーターが職場にいた‥

私自身は、20代の中盤にフリーターをしていた時期があります。

当サイトではいかにダメなフリーターであったかを赤裸々にお話ししているのですが、簡単に言ってしまえば

週5アルバイト
週5遊びを楽しむ生活
貰ったお金で遊び呆ける

基本的にはこの3点セットで毎日を生きていた感じです。

当時働いていたバイト先には、様々な人生を生きてきた人間がたくさんいたのですが、その中に

『誰もが知っている有名大学を卒業した30代のフリーター』

がいたのです。

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その人は私が入るのと同じ時期にフリーターとして働き始め、そのお店では同期として扱われていたため、すぐに仲良くなりました。

色々な話をしている中で、ボソッと有名大学を卒業していることを聞き、そこからその人を見る目が少し変わったことを今でも覚えています。

エリート大卒がなぜフリーターをしていたか?

正直、当時の私からすればエリート大学を卒業している人のほとんどは、東京の大企業に就職して港区女子と毎日豪遊しているようなイメージがあった(偏見が強い笑)のですが、実際はそんなこともなかったようです。

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そのエリート大卒の人は、大学を卒業と同時に一般企業(結構条件の良い)に務めたようですが、数ヶ月で会社を辞めてフリーターとして転々としていたらしいです。

そして30代になるまで特にやりたいこともなく、気づけばパチンコ屋で働きながら毎日パチンコを打つ生活になっていたのです。

社会の現実

どんなエリートでも、大学で勉強ができるのと社会で仕事ができるのは全く話が違います。

そして会社に入ったは良いものの、社会の現実に絶望してフリーターの道を選ぶ人は意外と多いです(私もその一人でしたが)。

  • 合わない上司
  • 自分の適正ではない仕事
  • 理想と現実のギャップ

会社には必ず当たりハズレがあるため、何かしらの事情でフリーターを選択してしまうことは何も珍しいことではありません。

覚えておくべきこと

しかし、知り合いのエリート大卒の方のように『長期的にフリーター生活を続けるリスク』だけは必ず覚えておきましょう。

実際、その人は30代になってからパチンコの誘惑に負けてしまい、就職活動を一切せずにアルバイト代を全てパチンコにつぎ込む生活をしていました。

話を聞くところによると、その方は数年経った今でも同じような生活をしながらフリーターを続けているそうです‥。

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大卒でフリーターになったとき覚悟しておくべきこと!

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私自身がフリーターの立場から人生を大きく変えて独立をしているため、基本的にはフリーターを全否定するようなことはありません。

むしろ人生1回ですから、一度会社から離れて一時的にフリーターをすると学ぶこともたくさんあります。

ですが、問題は『ダラダラとフリーターを続けてしまう』ことのリスクです。

いくら大卒とはいえ、長期的にフリーターを続けることには必ずリスクが出てきます。

フリーターが長引くリスク

先ほどの私の知り合いの事例のようにフリーター生活を拗らせてしまうと、気づいたら正社員に復帰することが難しくなることもあるため、必ずフリーターになる『覚悟』は決めておくべきです。

ちなみに、フリーターを長期的に続けると、必ず以下のリスクを背負うことになります。

大卒でもフリーターになると何一つスキルが得られない

とりあえずフリーターを選択すると、仕事をしても何一つスキルを得ることはできません。

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これは一部の職種を除けば断言できます。

企業側も、アルバイトとして雇っている人間に責任ある仕事を任せることはありませんし、そもそもバイトで回る仕事でスキルを求めること自体が間違っています。

シンプルに言ってしまえば、アルバイトは

『自分の時間をお金に変えている労働力』

でしかないので、いくらフリーターを続けたとしても、得られるのは1時間1000円前後で売ったお金だけです。

大卒で働き始め、周りはバリバリビジネススキルを高めているのに対し、自分がアルバイトを選択して働いていれば、当然差が開いていきます。

そして数年経てば、一生追いつくことができないくらいの差になりますので、これはリスクの一つとして考えておきましょう。

とにかく周りの人間の意識が低い(これ結構ヤバい)

人間誰しも『環境』の影響を受けて成長していきます。

会社で同期がゴリゴリ働いているベンチャーのような会社にいれば、当然自分自身も

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『負けてらんねぇぜ!』

と思い、本気で仕事に取り組むことができますが、逆に同じ職場の人たちが

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『あ〜仕事だりぃ、いつ終わんだよ‥。てかもうサボらねぇ?』

こんな発言をする人間ばかりだったら、当然自分一人で仕事を頑張る気持ちにはなりません。

環境の怖さ

周りの人間の意識の高さは直接自分の人生にも影響してくるため、いくらエリート大学を出たとしても、みんな仕事にやる気がない職場にいれば、学歴という宝物はどんどん腐っていきます。

気づけば、私の知り合いのエリート大卒の人のように、働く事よりもパチンコを打つために生きる人生になってしまいます。

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接する人が変われば人生が変わります。これは私もバッチリ体験している事なので明確に言い切れます。

フリーターの恐ろしさは、その肩書きよりも『環境』の方が大きいのかもしれません(特にパチンコ屋はゾッとすると思います)。

他のフリーターよりも劣等感を感じやすい

周りが変われば自分も変われる話をしましたが、逆に自分がフリーターになると

『関わる人間が少しずつ変わってくる』

事も事実です。

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一番分かりやすいのは『同級生と会いづらくなる』事です。

シンプルに考えてみてください。

例えば自分がエリート大学を卒業し、その後同級生たちが名だたる企業でゴリゴリ働いているのに対し、自分はフリーターとしての人生を歩んでいたら、その人たちが集まる同窓会に行きたいと思いますか?

私なら100%行きませんね笑。

同窓会あるある

実際は、成功しても嫉妬がきついため同窓会に行かない例も多いようですが、いずれにしてもフリーターの肩書きを持つと、今まで当たり前に参加していた集まりに引け目を感じてしまいがちです。

実際は、成功しても嫉妬がきついため同窓会に行かない例も多いようですが、いずれにしてもフリーターの肩書きを持つと、今まで当たり前に参加していた集まりに引け目を感じてしまいがちです。

すると当然自分の世界に閉じこもることが増えてきますから、セルフトークの鬼となり『劣等感の塊』として生きる人生になりやすいです。

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これは、底辺フリーターを経験した私もなかなかのレベルまで経験しました。
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確かにフリーターだと肩身は狭いかもね。

周りの人たちが何も言ってなくても、自分で勝手に

『あいつフリーターで働きながら毎日遊んでばっかりいるらしいよ』

と言ってるような感じがして、劣等感が強くなっていましたからね。

大卒の肩書きでもフリーター期間が長引くと取り返しがつかなくなる

ある意味、大卒という肩書きは『生もの』のような感じです。

社会に出るとわかること

肩書きを取得した時は、多くの人からその肩書きを持った自分を求められますが、日が経つにつれてどんどんその価値が落ちていき、数年経つと大卒の肩書きに価値がほとんどなくなります。

もちろん学歴トークが出た時には

『すげぇ!』

となるかもしれませんが、正直それだけです。

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世の中で求められるのは肩書きではなく『社会で求められるスキル』なので、大卒でフリーターを続けるのは自らの価値を下げる選択肢でもあるのです。

数ヶ月程度のフリーター期間であれば余裕で挽回できますが、数年ダラダラとフリーターをすると、だんだん様子が変わってきます。

実際私も自分でビジネスを始めて分かったのですが、正直人生は半年あれば余裕で変わります。

スキルについて

ビジネススキルを高めるために、半年本気で仕事をすれば『別人』レベルで成長できるため、この時期をフリーターとして過ごすのはとんでもないリスクであることを今になって分かるようになりました。

『取り返しのつく時期にフリーターを抜け出すこと』これは散々言われてきましたが、実際に当事者になるとその意味が痛いくらい分かるようになります。

たとえ数年フリーターをしていたとしても、今のこの瞬間に人生を変える覚悟がないと、いずれ確実に棚卸しの時期がやってくることになるのです。

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大卒のフリーターが好条件でフリーターを抜け出す方法!

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正直、20代で大卒の方ならフリーターを抜け出すのは死ぬほど簡単なので、とりあえず行動を起こして正社員として働きましょう。

ただ、ハローワークで適当な仕事を見つけて就職するのはあまりおすすめできない選択肢なので、ここでは『大卒で好条件の仕事』を見つける方法をいくつかご紹介しておきます。

フリーターなら『就職エージェント』を活用する

もし大卒でフリーターとして過ごしているのであれば、とりあえず最初にフリーター専門の就職エージェントを利用して働く場所を見つけてみましょう。

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よく、大卒でもフリーターを経験すると『選べる仕事がほとんどない』と言われますが、あれはそんなに気にする必要はありません。
現代の状況

そもそも現代は団塊世代の退職が始まっているのに対し、企業に入社する新卒者の割合が足りていませんから、常に人手不足となっています(そのうち3割は3年以内に辞めるので結構深刻だったりします)。

一度フリーターをした。だから自分は就職できない、就職できたとしてもハローワークの残りものの求人だけ‥なんて思っている場合には、とりあえず就職エージェントに登録して話を聞いてみてください。

普通に良い求人たくさんありますから。

評判が良く、多くのフリーターが就職を成功させている就職エージェントはそこまで多くはありませんが、おすすめできるのは

就職Shop

求人数8500社以上
利用者10万人超え

JAIC

就職成功率80%以上
利用者15,000人超え

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大学卒業したなら大卒の肩書きは最大限活用すべき!

たとえ大卒だとしても、フリーターとして働きながら楽しく生きている人もいます。

なので大卒フリーター=間違っているという価値観は少し違います。

今回の内容で私が一番伝えたかったのは

『せっかく約400万円のお金を大学に払って勉強したんだから、その特権を全力で活用しようよ!』

ってことです。

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400万円払って大学に行った結果、最終的に高卒として働いている人よりも少ない賃金なのは納得いきませんよね?
フリーターとして確定している未来

フリーターとして働いていれば、当然年収200万円前後しかもらえませんから、高卒の正社員の2分の1程度の収入しか得られません。

これだと

『なんて400万も払って大学に行ったの?』

となってしまいます。

実際行動さえ起こせば大卒フリーターは余裕で人生を変えられます。

現状維持は衰退という言葉があるように、この先の未来が確定しているフリーターを抜け出し、大卒の特権を活かした働き方を実現していきましょう。

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まとめ

たとえ有名大学を出たとしても、そのあとの人生でダラけてしまえば、ただ肩書きが凄いだけの人になってしまいます。

社会で求められるのはもっと別の部分です。

大卒という肩書きは、社会での人生を楽に進めることができる便利なツールでもありますので、せっかく数百万円の学費を出して大学を卒業したのであれば、それを最大限活かせるような生き方をしましょう。

少し行動を起こすだけで、面白いくらい人生は変わりますからね。

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