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フリーターという立場から正社員になることを考えた場合、なぜかハードルが高いことをするように思われがちですが、実はあるポイントさえ抑えれば、企業側も積極的にフリーターを雇いたいと考えます。

私自身はフリーターからいきなり独立してビジネスを始める決断をしましたが、一時期正社員になるための活動をしており、そこで多くの会社から良い返事を頂いた経験があるため、フリーターの立場でも就職できることはある程度経験済みです。

とはいえ、フリーター経験を一度してしまうと、企業からあまり良い目で見られないことは事実です。

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もし仮に正社員から転職してくる人と、フリーターから正社員になる人がいれば、企業側は当然正社員から転職する人間を優先的に雇うことでしょう。

では、この先フリーターから企業に就職する場合、正社員として雇われるために抑えておくべきポイントをいくつかご紹介しておきます。

意識すべき点としては『フリーターだからこそのネガティブな要素をいかに消せるか?』を常に考えることです。

企業側はフリーターを正社員にしたくない!?

そもそも、なぜ世の中がここまでフリーターの人間を悪い目で見るのか?

それは簡単です。単純に、この日本という国は

『学校教育で正社員=安定という価値観を刷り込まれる』

ため、そのレールから外れた人たちを極端に叩きたがります。

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多くが正社員となっている中で、独立起業する・フリーターとして働きながら夢を追いかけるような人間は基本的に受け入れられません。

フリーターの立場が悪くなる根本的な原因は、この国の制度と学校教育にあるため、周りの価値観を変えることは基本的にできないと理解しておきましょう。

とはいえ、最近では企業側も『深刻な人材不足』となっているため、積極的にフリーターを雇う動きとなっています。

人材不足が深刻化している理由

団塊世代の退職と新卒の割合が合っていない
新卒の3割は3年以内に会社を辞めてしまう

本音ではフリーターを雇いたくないと思っている企業もあるかもしれませんが、それよりも人材確保を最優先としているため、最近では『フリーター専門の就職支援サービス』も充実しているのです。

企業がフリーターを避ける理由

世の中の企業は、想像しているよりも人材不足が深刻化しています。

こちらのデータをご覧ください。

引用元:日本の人事部
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人が足りないと、当然会社の仕事も回らなくなりますから、必ず何かしらの影響が出てきます。

すでにこのデータで分かるように、日本企業の9割以上は『人手不足による影響が出ている』と答えているため、この先5年・10年の会社の利益が悪くなる可能性が高くなっています。

ちなみに、人手不足が深刻化すると、会社側は一人一人の人材を育てていく余裕がなくなるため、即戦力を求めてさらに人手が不足する負のスパイラルに陥ります。

企業側の実情

優秀な人材なんて簡単に集められませんから、当然人手不足のしわ寄せは既存の社員に向かうため、労働環境の悪化・企業のブラック化が深刻化していくのです。

つまり今の企業の現状をまとめると、

・人手は不足しているが即戦力を求めるためフリーターを選ばない可能性がある
・ 人材育成に時間をかけられない
・5年・10年先の会社経営に不安を抱えている

これらの問題を抱えているため、フリーターを雇う場合でも

『短期間で企業側に利益をもたらすような人材』

を確保したいのです。

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つまり、フリーターだから雇わないのではなく、企業の人材不足が深刻化しているため、安易な方法で人材を雇えないと表現した方が正しいのです。

実際、企業側が安易にフリーターを雇ってしまうと、以下のリスクを抱えることになります。

詳しくはフリーターから正社員として採用される人・そうではない人の明確な違い!を参考にしてください。

すぐに退職してしまう可能性が高いから

企業がフリーターを避ける一番の理由はこれです。

途中でもお伝えした通り、今企業は深刻な人材不足で悩まされています。

だからといって、フリーターをたくさん受け入れたとしても、その大半が数ヶ月以内に辞めてしまえば企業側が支払うコストは大きくなります。

その人が長く居てくれることを前提として教育・研修をしているため、そこにコストをかけたのに

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『やっぱ1ヶ月で辞めますわ〜!』

と軽い気持ちの元フリーターがいたら、次からフリーターを雇うのはやめようと思ってしまいますよね?

企業が思っていること

会社に就職せずに、ただフリーターをしている人は、企業側からすると

『正社員として働き続けるやる気がない』

と見られてしまうため、正社員からの転職者よりも不利になることは事実です。

この不安材料は、面接で真っ先に消すべき要素となります。

最低ラインの仕事ができないリスクがあるから

仕事で戦力になるかどうかはさておき、フリーターを雇う場合

『企業が求める最低ラインの仕事ができないリスク』

があることも事実です。

例えば、朝時間通りに出社して仕事を始めるのは正社員にとって当たり前のことですが、フリーター経験があると遅刻の常習犯の可能性も考えられます。

そして責任感の仕事を任されないフリーターの立場から、いきなり正社員としてある程度責任のある仕事を任されると、そこで起こったミスやトラブルをちゃんと報告せずに、全て隠してなかったことにする場合も考えられます。

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私たちは人間です。誰でも必ずミスはします。
企業が恐れること

しかし、どうしても報告・相談ができずにミスを隠そうとする人もいるため、そのような人間を雇ってしまうと、会社に大きな損害が出ることがあります。

特別仕事ができる必要はありません。

ただ、企業側には

『自分が最低ラインの仕事はこなせる』

ことを理解してもらわなければ雇ってもらうことすらできないのです。

事実、フリーターを雇ったことがある企業の多くは、高い確率でフリーターを雇ったことによって何かしらの損失を経験しています。

過去の人たちが植えつけたイメージを払拭し、いかに企業に貢献してくれる人材なのか?

ここを証明することで、フリーターの立場でも企業に求められる人材だと判断してもらえるのです。

ある意味、面接はその『最低ライン』を試す場ともなります。

これに関しては、フリーター専門の就職支援サービスが必ず事前に対策をしてくれますので、そこまで深刻に考える必要はありません。

→就職支援サービス

常識に問題がありそうだから

会社というのは『組織』です。

自分一人で仕事をする個人事業主であれば、多少常識がなかったとしても全て自己責任となりますが、会社員となると、その人の行動が会社側に大きな不利益をもたらす可能性があります。

仮に自分の会社が非常識な人間を採用してしまえば、人件費+その他のコストで大変なことになります。

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実際、人材を一人雇うだけで会社がどれだけの負担をしているのか?ここは一度確認してみてください。

正社員がどれだけ会社に守られてるかが一瞬で分かりますから。

企業の本音

それだけ保証を付けている正社員だからこそ、会社側は安易な人材確保はしたくありません。

どんなにテストで良い点が取れる人間であっても、最終的に面接で落とす理由も、結局はこの『常識』をチェックした結果になります。

人対人でしか分からないことはたくさんありますからね。

企業が採用したくなるフリーターの特徴

もし本当に企業がフリーターを採用したくないのであれば、フリーターから正社員となって働いている人の割合が圧倒的に少ないはずです。

JAIC

フリーターに特化した就職支援サービス

・就職成功率81.1%継続中
・就職支援実績2万人超え
・入社後定着率91.3%

しかし、こちらの就職支援サービスを見ると分かるように、たとえフリーターだったとしても、就職成功率が8割を超える実績を残しているため、今世の中がフリーターの人材を求めていることはすぐに分かります。

しかもこちらの就職支援サービスは、就職定着率が94%を超えているため、人手不足のブラック企業に強引に就職させているようなことはまずありません。

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ただシンプルに、企業が求める人材を正しく理解し、その人材を企業側に送り出しているだけです。
フリーターが正社員になるポイントで最重要項目となるのが『面接』です。

ここでの発言が全ての明暗を分けることになります。

では実際に、企業に採用される人たちは企業側に何を伝えているのか?

ポイントとなるのは2つです。

面接をして企業側に良い未来を見せる

企業側は『この人良い人そうだから採用しよう』という考えではなく、必ず

『この人を採用したらうちの会社にどんな未来が待っているのかな?』

という視点で面接をしてくる。

つまり、企業側に対して最大限コミットしてくれるかどうかを面接で判断してくる。

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それを踏まえて面接対策を考えると、自分自身のアピールに全力を注ぐのではなく、もし仮に企業が自分を採用したらどんな未来が待っているのか?ここを想像させることに全力を注ぐことが重要です。

面接で失敗している人の多くは、ここの視点が甘いことがほとんどです。

仮に

『どう考えてもこの人を雇ったら会社側が良い方向に向かうだろ』

と思ってもらえれば、落とす選択肢はなくなっていきます。

その未来を想像させる最も手っ取り早い方法が『過去の実績・スキルが企業に役に立つ』つまり即戦力になれることを伝える方法ですが、フリーターの場合は、即戦力は難しいため

『その会社で働きたい熱意・フルコミットする覚悟』

を表現する必要があります。

会社側にメリットをもたらしてくれると思える

人物的に問題がなければ、あとはその人材を雇うことによる

『会社側の得られるメリット』

を具体的に示していきましょう。

例えば、フリーターとして就職をする場合、

正社員経験なし
スキルなし

この状態で面接をする人もたくさんいます。

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この肩書きだと、スキルや実績を持つ人間よりも会社側に与えられるメリットが少なく感じますが、これに関しては『自分の見せ方』を変えれば問題なく解決します。

途中でもお伝えした通り、世の中はとにかく『人手不足』です。

優秀な人材なんて、そんな簡単に手に入りません。

フリーター就職の事実

つまり、会社にフルコミットしてくれて、尚且つ将来的なリターンを得られる人間であることを想像させれば、たとえ未経験・スキルなしであったとしても、雇ってもらうことは可能なのです。

  • アルバイトの経験
  • 今まで自分がやってきたことの経験

一見会社の仕事とは全く関係ないことであっても、それを一つの魅力として企業側に伝えることはできます。

バイトで接客業を続けていた→人と接することが得意・クレーム処理が得意

引越し屋でバイトをしていた→体力に自信がある・会社を休まない

全く関係ない職業での出来事を『自分の長所と関連付ける』ことによって、それが採用担当者に未来を想像させることができます。

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具体的な対策に関しては就職支援サービスの面接のプロから指導が受けられますので、そちらを参考にして対策をしていきましょう。

フリーターが正社員になるために一番大事なのは結局『自信』

いざ自分がフリーターの立場になると、世の中で社会人として働いている人たちが、何かとんでもなくすごいことをやっているように感じる時があります。

当時フリーターをしていた私は、同じ駅で降りて、ビシッとしたスーツ姿で大きなビルに入っていくサラリーマンを見ると

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『あの人同い年くらいなのに仕事できそうだなぁ』

と思っていました。

この時点で、自分に自信を持つことができていないため、周りから見ても魅力的な人間には見えていなかったはずです。

結局、この『自分なんか‥』と悲観してしまうマインドこそ正社員への道を遠ざけてしまいます。

たとえ正社員の経験がなく、スキルを持っていなかったとしても

『いやいや、俺ならできんだろ!』

くらいのマインドセットで就活をしていれば、それが相手側に伝わり

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『こいつ雇ってみようかな』

と必ず思ってくれる人が現れます。

逆に

『僕なんて雇っても意味ない‥』

こんな気持ちのフリーターが面接に来たら、あなたは採用したいと思うでしょうか?

マインドの重要性

どんなテクニック的な部分を補強したところで、この根底にある『マインドセット』がブレブレでは人は魅力を感じてくれないのです。

実際正社員になると分かりますが、この国の正社員はそこまで大したことはやっていません。

一部の凄い人たちを除けば

『正社員は自分でも必ずできる仕事』

なので、悲観するよりもむしろ『俺・私なら余裕だろ』くらいで正社員の道を切り開いてみてください。

そうすると、面白いくらい相手の反応も変わりますよ。

まとめ

フリーターとして働いているのは、結局『今の自分』です。

数ヶ月後の自分なんて、スーツを着てバチっと決めてバリバリ働いている可能性も十分に考えられます。

人生行動すれば、最終的に何事も悪い方向には向かいません。

たとえ途中で失敗したとしても、その経験がいずれ自分のチャンスを呼び寄せることになるため、くれぐれも自分の価値を低く見積もり、狭い世界で生涯を終えることのないように気をつけてください。

フリーターから人生を変えることなんて余裕ですからね。

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