表面上は、自由な生き方ができる一つの選択肢である『フリーター』ですが、社会から見ればただの『アルバイト』でしかありません。

フリーター期間が長引けば尚更です。
とはいえ、事実私も脱フリーターを実現している一人です。
フリーターの中でも最底辺とも言われる『フリーター』の時期を経て、いかにして脱フリーターを実現したのか?
ここではその具体的な方法について話を進めていきたいと思います。
フリーターを抜け出すために、ただ多くの企業に面接に行けば抜け出せると考えている人も多いですが、実はそれは遠回りの選択肢です。
正しい戦略を立てて、スムーズに脱フリーターを実現することが重要です。
その点も深掘りしていきます。
目次
[体験談]脱フリーターは大して難しくはない

そもそも、フリーターを抜け出して働くことに対してフリーターの人は難しく考えてしまいますが、実際はそこまで難しいことではありません。

ただ、フリーターの時とは違い『責任感のある仕事』を任されることになるため、少し大変になることは事実です。
しかしその分フリーター時代の倍くらいの給料を貰いながら仕事ができるようになります。
脱フリーターは戦略的に動くべき!
いくら脱フリーターが難しくないと言っても、本音としては
『フリーターを抜け出して、なるべく良い条件の職場に就職したい』
と考えるはずです。

現代は深刻な人手不足ですから、人の手を借りたい職場は山ほどあります。
ただ、このサイトのポリシーとしては
『良い条件の未来に進んでもらう』
ことですから、当然適当な就職活動で仕事を決めて欲しくはありません。
脱フリーターを目指すために就活しても『やり方』を知らなければ長期戦となってしまい、結局面倒になってフリーターに逆戻りすることもありますからね。
脱フリーターを実現する具体的な3つのルート・その対策方法!

脱フリーターする方法としては、主に3つ
基本的には『1』の方法で就職活動を行い、フリーターの立場から正社員を目指すことになります。

1,フリーターしながら就職活動をする
フリーターの場合、自分のシフトにある程度融通が効くため、基本的にはバイト先を辞めてから就職活動をする必要がありません。
仕事が決まった後に、バイト先に『辞めます』と伝えれば良いだけなので、この方法で正社員を目指すルートが一般的です。

もし仮に、この就職活動の期間が半年・1年も続くと、いずれどこかで
と心が折れる瞬間がやってきます。
そうなると、もはやフリーターの泥沼です。
そうならないための戦略を、事前にいくつか考えておく必要があります。
面倒な就職活動を先送りにしない
これはあるあるにも当てはまるのですが、脱フリーターをしたいのに、なぜかいざ就職活動をするとなると、それが面倒になり日程をどんどん先送りにしてしまうことがあります。

そもそも、人には『ホメオスタシス(恒常性維持機能)』と呼ばれる機能が備わっています。
これは、単純に『現状を維持するための機能』なので、とにかく今の自分の現状維持をするために全力を注ぐのです。
つまり、体が熱くなれば汗を出して冷やす、酸素が足りなければ息を吸う、これらを無意識的に行うプログラムとなるため、現状から逸脱する行動を制御しようとするのです。
フリーターの場合、今アルバイトで働いている職場を辞めて就職活動をするということは、当然『現状から逸脱する行為』に当てはまります。
そうなると、自分の体は拒絶反応を起こし、今までと同じフリーターとしての働き方に戻そうと全力を注ぐのです。
人が面倒なことを先送りにしてしまう理由も、結局はここです。
そうなれば、人は行動を起こさずに今のままを過ごしたいと無意識的に動くようにプログラムされているのです。
過去の私がまさにこの典型的な例でした。
参考:正社員になるのが怖いフリーターだった私が泥沼を脱出した思考法!
このホメオスタシス(無意識)に対抗する方法は簡単です。
シンプルに『正社員として働く自分を日常にしてしまう』のです。
その対策として、以下の方法も実践する必要があります。
必ず期間を設定してスケジュールを組み立てる
人は期間が設定されていなければ、なかなか行動に移せません。
『来年受験があるから勉強する』
『あと1年で会社が倒産するからそれまでに転職先を見つけておく』

しかし
『いつ転職しても良い』
『受験日程はまたいつか連絡する』
と言われると、なかなか行動に移せませんよね?
この『いつまでにやるか?』の期間を設定することは、何をするにしても人生の明暗を分けます。
脱フリーターをする場合でも、最初の段階で
『3ヶ月後までに正社員になる』
そう決めておけば、あとはどうやってその期間で正社員になる目標を実現するかを考えることになるのです。
これは『デッドラインの設定』とも呼ばれますが、いつまでに○○しなければならない!と決められることで、人の行動意識は飛躍的に高まるのです。
フリーターをしながら就職活動をする場合には、必ずこの2つを意識しておきましょう。
2,バイト→正社員になる
私自身、こちらのパターンはあまりオススメはしませんが、一応対策を考えておきましょう。

この方法で脱フリーターをすると、今自分がバイトしているその環境で働いている正社員が『未来の自分になる』わけです。
同じ職場でその人と同じ仕事ができれば、正社員になることは可能だということです。
これは全然難しいことではありませんが、対策としては一つだけ
『その職場の人間関係を良好にしておく』
この1点に尽きますね。
バイトから正社員になるということは、今まで同僚だった人を部下として従えるわけです。
バイト時代から人望のない人間が正社員になったところで、居心地が悪く感じるのは当然『正社員になった自分』です。

その人たちの心を掴むことができなければ、その職場で正社員を目指す選択肢は排除すべきでしょう。
3,フリーターしながら独立を目指す

実は、私自身は元々週5遊びながらフリーターをしていました。
まさに底辺中の底辺です。
そこからコスパ良く人生を生きるため、正社員をしながら独立の道へ進もうとしていましたが、結果的に正社員として採用されたのにも関わらず働かずに独立する選択肢を取ったのです。
つまり
のルートを辿って現在に至るわけです。

できれば、ある程度の年収が貰える正社員として働きながら、副業として自分でビジネスを行い、副業の収入が本業を超えた時に独立を選択した方が最もコスパよく生きることができます。
独立と聞くと、なんかかっこいい感じがしますが、実際はかなり泥臭い作業の連続です。
それを知っているからこそ、まずは脱フリーター→正社員を実現し、そこから副業でビジネスをスタートするルートが生きやすいと常々感じているのです。
低リスク・短期間で脱フリーターを実現させる具体的な方法!

どのルートを辿るかによって、脱フリーターをするための戦略は若干異なります。

どう考えても、アルバイトよりも正社員の働き方の方がコスパは良いですからね。
バイトの方が正社員より稼げるなんて話は信じてはいけませんよ。
正社員になる方法は様々ありますが、将来的に
これら3つの条件をクリアするためには、少なくとも『ハローワーク』での就職活動はNGです。
実は、フリーターの多くは情報収集不足によって、自分を低く見積もり、あまり条件の良い仕事に出会うことができていません。
現代は『たとえフリーターであっても条件の良い企業に就職できる環境が揃っている』のに、ほとんどはその事実すら知りません。
本気でコスパ良く働くためには、就職活動をする際に以下の就職エージェントは必ず頭に入れておくべきです。
コスパよく働きたいなら脱フリーターは正解です!

私自身がフリーターを経験しているからこそ言えることですが、今の時代でフリーターの働き方ほどコスパの悪い選択肢はありません。
週5で働いて、結果的に年収200万円前後のお金しか貰えない‥。

自分の1時間を1000円前後で企業に買い取ってもらい、そのお金で生活するこの縛られた生活から抜け出し、脱フリーターを実現してコスパ良く生きることは大切です。
こんな戯言は正直『フリーターを正当化するための言い訳』でしかありません。
実際に計算してみればすぐに分かります。
フリーターの働き方がどれだけコスパが悪いかが。

この先訪れる日本の未来(暗い話が多い)を生き抜くために、取り返しのつく今のうちに行動を起こしてコスパの良い生き方を実現していきましょう。
今ならばまだ間に合いますよ。
まとめ

フリーターを脱することは、この先の時代を考えると『急務』です。
いずれ日本も大不況がやってきます。

賃金が下がり続け、この先さらに待遇の悪い働き方がデフォルトになる世の中で、自由な働き方ができるフリーターなんてことを言うのは無責任すぎます。
情報を知らなければこのヤバさが伝わらないかもしれませんが、一度これからの世の中について情報を取り入れてみてください。
そうすれば、脱フリーターが急務であることがすぐに理解していただけるはずですから。




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