
正社員にシフトの管理をされ、さらに自分が正社員とほとんど同じくらい出勤しているのに、いざ給料明細をみると正社員の半分以下の給料しかもらうことができていない‥。
アルバイトの立場で正社員の給料を見る機会はあまりないかもしれませんが、実際のデータでは正社員の半分くらいの給料しかもらっていないことがすでに数字として出ています。
もちろん、それなりに正社員は大変です。
しかし、労働時間がそこまで違わないのにも関わらず、なぜフリーターの働き方をしているとこんなにも低い給料なのか?その点に関しては不満を持つべきです。
私たちは同じ人間なのに、ここまで待遇が違う。

過去に、週5バイトする生活を続けていたからこそ、この世の中の理不尽に嫌気がさしています。
そして、それと同時に『フリーターとして働いて損をしている方』に早いところこの働き方から抜け出して欲しいとも思っています。
そんな過去を持つ私が、ここではフリーターの脱出方法について詳しく掘り下げていきたいと思います。
やり方はとてもシンプルです。
しかし、実は多くのフリーターはこのやり方を知りません。
目次
フリーターと正社員の賃金格差は理不尽すぎる闇‥

とりあえず、まずはこちらのリアルな数字をご覧ください。
フリーターの平均月収 | |
20歳~24歳 | 17万3,400円 |
25歳~29歳 | 19万2,400円 |
30歳~34歳 | 20万600円 |
35歳~39歳 | 20万4,800円 |
正社員の平均年収 | |
20代 | 約300万円 |
30代 | 約410万円 |
40代 | 約520万円 |
50代 | 約530万円 |
フリーターの場合、時給換算ですから、年収ではなく平均の月収で数値化しています。
言葉を選ばずにハッキリと言ってしまえば、フリーターの場合は
『20代で貰っている給料が一生続く』
この生き方が確定しています。これは確定事項です。
そもそも、アルバイトの時給なんて上がっても数十円・数百円ですから、当然大幅な賃金アップは起こりません。

しかも、働いている時間はそこまで変わりません。
このリアルな数字を見て、あなたは何を思いますか?
この事実を知った当時の私は、正直絶望しました。
何も身にならない遊びにお金をかけて、使ったお金をバイトでまた稼ぎにいく。
こんな無意味な生活を一生過ごしながら、正社員の半分以下の収入で一生過ごさなければならないことを考えた時、本気でゾッとしました。
自由だ楽だなんだ言われるフリーターですが、リアルを見れば
でしかありません。
これは私自身がフリーターをしていたからこそ、痛いほど痛感している事実です。
もし今もフリーターをしていたとしたら、1日でも早く抜け出すことを考えます。
フリーターから正社員就職を短期間で実現させる方法

実際にフリーターをやっていると、自分の立場から正社員になるのがハードルの高いことのように思えてきます。

結果的に、私は正社員に受かったのに独立の道を選びましたが、もしフリーターが短期間で人生を変えるのであれば、間違いなく正社員を選択した方がリスクも少なく安定した生活ができます。
そして、何より仮にフリーターから正社員になってそこを辞めたとしても、またフリーターはできます。
しかし、長くフリーターを続けていると、当然正社員として雇ってくれる企業が減ってきますから、チャンスはなくなっていくのです。
それを考えると、なるべく早い段階で正社員の道を開く必要があるのです。
ちなみに、30代40代フリーターになると、どんどん選択肢は少なくなっていきます。
そうならないためにも、短期間で良い会社に採用されるための行動を起こす必要があるのです。
短期間で就職を実現させるためには、以下の注意点を守るようにしましょう。
求人探しはハローワークではなく『就職エージェント』を選ぶ
このブログでは、ハローワークの闇について具体的に掘り下げています。

今の時代は、ほとんどの情報が出回ってしまいます。
やばい運営をしていれば、情報リテラシーの高い人にひっぱ抜かれて表に公開されますからね。
上記の記事も、ある意味その一つの参考コンテンツとなるでしょう。
フリーターが正社員として働くことを考えた場合、ハローワークではなく
こちらを利用した方が効率的に良い求人を見つけられます。
民間の運営の場合、一つ悪い評判が表に出れば当然人が利用してくれなくなります。
つまり、その就職エージェントが悪い求人を扱っていれば
- この就職エージェントはやめたほうがいい
- ここはブラックな求人しか扱っていない
こんなことが当たり前に言われますからね。
そうなると、当然民間で運営を続けていくためには
『求人の質にこだわる』
ことになるため、扱う求人の全てに足を運び、直接その企業の実態を調査するようになります。
そして、そこがブラック寄りだと判断されれば、その求人は扱わないのです。

しかも、現代は圧倒的に人手が足りていませんから、当然多くの企業が求人を扱って欲しいとお願いにきます。
最近になって『フリーター専門の就職エージェント』が充実してきているのも、結局は人手不足だからです。
ただ人手不足の求人にフリーターを送り込むだけでは、労働環境の悪い求人に人を送り込むことになります。
なので、たとえフリーター専門の就職エージェントであっても、求人の質にとことんこだわり、良い評判を受けているところがいくつかあるのです。
数あるフリーター専門の就職エージェントの中でも
この2つは特に評判が良いので、フリーターはマストで登録しておきましょう。
相談するだけでも、良い情報が得られますからね。
フリーターを抜け出せない人たちの特徴・末路

今の時代、働き方が多様化してきているため、フリーターのまま人生を過ごすのも一つの選択肢ではあります。

ある意味、正社員として働いている人間の2分の1以下の賃金しかもらえませんから、正社員が1年働いて1年全く働かなかったとしても、2年全力で働いたフリーターと同じ年収です。
ある意味、正社員として働いている人間の2分の1以下の賃金しかもらえませんから、正社員が1年働いて1年全く働かなかったとしても、2年全力で働いたフリーターと同じ年収です。
こんな現実があるなら、早い段階で抜け出して1年ニートしていたほうがまだマシです。
とはいえ、フリーターを抜け出せない場合、将来的に抱える3つのリスクがあることも事実です。
結婚がほぼ不可能な状態になる
現代の不景気な世の中で、望んでフリーターと結婚したい人の割合は相当少ないです。

そうなると、年収200万円前後のフリーターがどんな扱いを受けるかは大体想像がつきますよね?
もし仮に結婚できたとしても、この年収では家族を支えることはまずできませんので、当然奥さんにも働いてもらう必要があります。
共働きで年収400万円前後の収入があればなんとかやっていけるかもしれませんが、やはり女性は正社員の旦那を持ちたいと考えるため、こちら側が選べる立場にはなれないでしょう。
年金負担が多いのに将来貰える年金が少ない
そしてフリーターの場合、会社側が年金を負担してくれないため、自分で全て年金を支払わなければなりません。

すると、当然定年退職後も働き続けなければならないことが確定するため、かなり悲惨な老後が待ち受けているのです。
高齢者の状態でバイトを続けるとなると、精神的・肉体的に苦しい状況となるため、今の生活だけではなく将来も色々と覚悟しておかなければならないことがたくさんあります。
30代で就職の扉がパタッ‥パタッと閉じていく
この現実を知り、30代を超えてから就職しようと思ったとしても、その時にはすでに良い求人は若い人間を採用しているはずです。
それもそのはず、フリーターは世の中的には『社会経験のない人間』として扱われるため、20代をフリーターとして過ごしていたら、それは会社側にしたら『未経験』を採用するようなものです。
これはこれで『会社側にもリスクのある選択肢』となります。
30代で働き口が少なくなるということは、当然40代50代になれば正社員として働く選択肢はほぼなくなっていくことでしょう。
若いうちに正社員の道を切り開いておくべき理由も、結局はここです。
今日をフリーターで過ごすだけで、徐々に正社員の扉がパタッパタッと閉じていくのです。
一番若い時(今この瞬間)が一番楽にフリーターを抜け出せる!

世の中に必要とされる人間になれば、フリーターなんて簡単に抜け出すことができます。
ただ、フリーター生活を長く続けてしまうと、それだけ世の中から必要とされる人間から離れていくことになるため、人生で一番若い今この瞬間が最も楽にフリーターを抜け出すチャンスでもあるのです。

それが仮に30代40代だったら尚更です。
自ら辛い時にフリーターを抜け出すのは、ただのドMです。
その選択肢の一つとして、上手に就職エージェントを活用してみてください。
まとめ

フリーターを抜け出すのはそこまで難しくはありませんが、自分が一番若い今この瞬間に行動を起こせない場合、どんどん見えないリスクを背負っていくことになります。
何度も言うようですが、正社員からフリーターにはいつでもなれます。
しかし、フリーターから正社員になるのには期限があります。
その事実だけは必ず頭に入れておき、もう一度自分の人生と向き合っていきましょう。



