ガッツリとフリーター・ニートを経験した人であれば、この正社員になる恐怖がどれだけのものかをすでに理解しているはずです。

普段自分が接する人たちが、なぜかキラキラと輝いているように見えてしまい、謎の劣等感で
『自分はこの世に必要とされていないのではないか?』
と思ってしまう瞬間が私にはありました。
同級生が当たり前のようにやっている正社員という働き方。
同じ出身地・同じ環境を過ごしていたのに、その人たちと自分は全く別の世界にいるような感覚に襲われたことがあるならば、今回の内容は一つの手助けになるかもしれません。

その立場から、今では独立して自分でビジネスをするようになったため、ある意味どん底から這い上がった一人の人間のサンプルになるはずです。
今回の内容は
『正社員になるのが怖い‥でも現状を抜け出したい』
そう思っている方には、一つのきっかけを与える情報がふんだんに盛り込まれています。
目次
底辺フリーターからの正社員は想像を絶する恐怖があった‥

とりあえず自己紹介も兼ねて、私の過去を軽くお話ししていきます。
私自身は、20代中盤にフリーターとして長く過ごしていた時期があります。
その当時はやりたいことも働きたい気持ちもなく、ただ毎日をぼんやりと過ごしていました。

この環境で働いていると、毎日のように何十万のお金を持ち帰るお客さんがいたため、一部の情報だけ切り取って
『ギャンブルには夢がある』
そんな風に思っていました(実際は夢なんて何もありません)。
その世界に入ってしまった私は、バイトで稼いだお金の大半をギャンブルに注ぎ込むだけの生活を長期間過ごしていたのです。
正社員として働く人たちが、平日にスーツを着て駅に向かうところを、私は駅から降りてパチンコ屋に並ぶために早起きしていました。
その時の格好は、寝癖だらけのジャージにスウェット姿。
まぁ普通の会社員が見たら
『あいつ終わってるな‥』
と言われるレベルです。
そんな生活を抜け出すために、私自身も正社員になるための活動を始めましたが、その時はとにかく
そのマインドで生きていたため、面接や面談・エージェントとの対面も怖くて仕方がありませんでした。
結果的に私は、正社員の道ではなく独立の道を選ぶわけですが、この無謀とも言える選択肢を選んだ理由は、実は以下の情報を取り入れてマインドが切り替わったことがきっかけでした。
人間が先天的に備えている恐怖は2つしかない
私は少し変わった癖があり、自分が今持っている感情がなぜ起こっているのか?それを論理的に理解したい性格なので、その時自分が正社員に対して恐怖を抱いている理由をどうしても知りたかったのです。

すると、そこには
『人間の恐怖は、高いところから落ちる恐怖と大きな音に対する恐怖の2つしかない』
という情報がありました。
これに関しては、1960年に『visual cliff実験』ですでに証明されていることなのですが、人は先天的な恐怖としてはこの2つしかないというものでした。
言ってしまえばフリーターの立場から正社員になることは
『後天的な恐怖』
なので、言ってしまえば自らが勝手に作り出している恐怖なのです。
つまり
『自分が作り出した恐怖だから、余裕で乗り越えることが可能』
だということです。
これらも全て後天的な要素ですから、行動さえ起こせば自分を変えることができます。
それらは一定の努力が必要になりますが、正社員に対する恐怖に関しては
なので、言ってしまえば最初の一歩さえ踏み出してしまえば速攻で乗り越えられる小さなハードルみたいなものなのです。

私はその事実を知り、今の自分が後天的に正社員に対しての恐怖を作り出していることを理解してからは
『こんな恐怖今だけなら余裕だわ』
と思えるようになって、結局謎のモチベーションアップをして独立までたどり着きました笑。
ぶっちゃけ正社員なんて大したことないと言い切れる理由

今自分の目の前に立ちはだかる正社員に対する恐怖は、自分が勝手に作り出しているものである。
これを知れば、あとは
だけでこの世界の実態が見えてきます。
そもそも正社員と一括りにしても
超絶働きまくっているエリート正社員
会社にいるだけの窓際正社員
ブラック企業で酷使されてる正社員
このように様々な人がいます。
私が正社員に対して恐怖を抱いていた理由の一つとして

だと考えていました。
今振り返ってみると、この恐怖が正社員=怖いのイメージを作ったのかもしれません。
ちなみに超エリートな大企業勤めの人は、全体の0.3%しかいません。
その他の人たちは99.7%の中小企業に勤めることになるため、正直正社員でとてつもなく凄い人というのはそこまで多くはないのです。
バチっとスーツを決めて凄そうに見せてる人は山ほどいますが、外見が整っている人ほどそうでもなかったりします(独立して分かりました笑)。
つまり一部悪質な労働を強いるブラック企業さえ避けることができれば、フリーター・ニートの状態から就職しても、大した恐怖は感じる必要はないのです。
参考:社会人経験のない既卒フリーターが正社員になるのは簡単です!
正社員になる恐怖を乗り越える具体的な対処法

正社員に恐怖を感じていたとしても、心のどこかで
『正社員になりたい』
そういうポジティブな気持ちがあるからこそ恐怖が強くなることも事実です。
自分の人生を諦めている人は、正社員になる恐怖を乗り越える方法なんて知ろうとしませんからね。

ポイントは
逃げ場があることを理解しておく
今の自分を求めている人間が世の中にいることを知る
実は今の方が辛い可能性が高い
正社員なんか退職代行使って一瞬で辞められる
もし仮に、自分がブラックな労働環境・最悪な人間関係の職場に送り込まれた場合、すぐに辞められることだけ理解しておきましょう。

ですが、現代は数年前とは違い、最終手段として
『退職代行サービス』
というカードを切り出せます。
これは
『明日から仕事に行きたくない‥』
そう思った時に利用できる手段なので、最終兵器として自分の中で持っておくと気持ちがかなり楽になります。

『そんなのすぐに言えばいいじゃん!』
とか言ってくる人もいますが、こちら側の本音としては
『簡単に言えるならとっくに言ってるわ!』
と思っていました。
言えるに越したことはありませんが、現代ではそれ以外の選択肢もあることを知っていれば、正社員になる恐怖もかなり薄れると思います。
フリーター・派遣生活はいつでもできる
そして正社員を辞めると、当然収入が途絶えます。
ですが、現代では人手不足が深刻化しているため、フリーターや派遣の仕事は山のようにあります。

正社員を速攻で辞めたとしても、そのあとフリーター・派遣として食いつなぎながらまた新しい職場を探せば問題ありません。
もちろん辞めた理由は明確にしておく必要がありますが、ブラックな働き方をさせる仕事先を辞めたとしても、それが次の仕事先に悪い印象を与えることはそこまでありません。
大切なのは
これだけです。
辞めた理由が明確でかつ納得できるものであれば、次の仕事先も問題なく見つかるはずですよ。
ニート・フリーターと理解した上で就職できる環境が整っている
私自身も経験したことですが、フリーターの立場で普通の就職サービスを利用すると、まぁ冷たい目をされます。
酷いところだと

と速攻で断られることもあるため、この立場だと正社員になる前の恐怖も乗り越えなければなりません。

以前はフリーター・ニートの就職といえばハローワークのイメージが強かったですが、現代は
『フリーター・派遣・ニートを対象とした就職エージェント』
がかなり充実しています。
途中でもお伝えした通り、今の世の中は年配層が増えて若者が少ない時代です。

そのような社会人未経験者を対象とした評判の良い就職エージェントを活用すれば、書類選考で弾かれることなく正社員の道を切り開くことができます(書類選考なしで面接可能)。
数ある就職エージェントの中でも、特に就職率が高く
『ブラック企業を徹底排除』
しているところをピックアップしておきますので、もしこれから正社員になるのであれば、こちらのサービスを上手に活用してみてください。

※思っている以上に良い求人はすぐに埋ります。
元フリーターでも元気にやってますw

結局、正社員になる恐怖はその場面では大きなものですが、実際に自分が行動した後に振り返ってみると

と思えるようなことが大半です。
こんなただの元フリーターの私でも、今では自分でビジネスを立ち上げられるレベルにまで成長していますから、人生なんていつでも余裕で変える事が可能です。
怖いからやめておくべきことは
『高いところから飛び降りる』
ことと
『大きな音のする場所に行かない』
ことだけです。
それ以外は基本的に後天的な恐怖なので、人間であれば誰でも余裕で乗り越える事ができます。
これを覚えておくだけでも、昨日よりも1割ほど人生が楽になるはずです。



