20代後半になってもフリーターで、就職は無理かもしれない。

この世の中には
基本的にはこの2種類の人間に分けられます。

あなたがどちらに当てはまるかは私には分かりませんが、おそらくこの記事に辿り着いているということは、高い確率で後者の人生を歩んでいることでしょう。
20代前半までを消費に使ってしまうと、当然20代後半で何かしらの負荷をかけなければ人生を好転させることはできません。
ここでは20代後半までダラダラとフリーターの人生を過ごしてしまった場合
それについて元フリーターから独立までを経験した私が具体的にお伝えしていきます。
ちなみに最初にはっきりとお伝えしておきますが、20代で自分の人生を悲観する必要は全くありませんよ。
この記事を最後まで読めば、その意味がしっかりと理解していただけます。
目次
20代後半で職歴ない・スキルなしのフリーターは詰みなのか?

とりあえずこの結論に関しては
『20代後半でフリーターは一切詰んでない』
と言い切ることができます。
まず、世の中に現在20代のフリーターがいるのかを確認してみましょう。
正社員 | バイト・パート | |
男性 | 約280万人 | 約60万人 |
女性 | 約240万人 | 約90万人 |
合計 | 約520万人 | 約150万人 |
参考元:国民生活基礎調査

そしてよりミクロに見ていくために、年齢別でフリーターから正社員への就職率を確認してみましょう。
- 15~19歳……16.4%
- 20~24歳……21.9%
- 25~29歳……18.3%
- 30~34歳……13.0%
- 35~39歳……10.9%
- 40~44歳……10.2%
こちらの調査に関しては、2002年と2007年に行われているため、少し古い情報になりますが、1年でどれくらいの人がフリーターから正社員へ就職しているのかを表したデータになります。
注目すべきは20代後半と30代前半の就職率の開き具合です。
20代後半は約20%の人が就職を実現していますが、これが30代になるとガクッと落ちます。
この数字だけ見ると

と思われてしまいそうですが、この数字はあくまでも『1年間の数字』ですし、どんな方法で就職したかは詳細に出ていないため、そこまでアテにする必要はありません。
社会での20代後半フリーターのリアルな立ち位置について

実際20代後半のフリーターでも、現代では圧倒的な人材不足ですから多くの企業がその働き手を求めていることは事実です。
ただ、それと同時に
これも正しく理解しておく必要があります。

高校・大学を卒業してから就職も進学もしていない人の割合は全体の数%(高校は約4%・大学は約7%)となっているため、10人いたらそのうちの1人くらいはフリーターの人生を過ごしている計算になります。
つまり、9割以上の同年代は『正社員』として働いているため、20代後半でスキルなし・経験なしの状態で正社員になろうとすると、当然
『9割の正社員経験者よりもスキル・経験のない状態』
で就職活動をしなければなりません。
これが何を意味するかというと、企業側は20代後半であれば、当然
として採用を考えるため、正社員経験のない20代後半の人間が普通に就職活動をしても、まず書類選考で落とされてしまう可能性が高いのです。

それを考えると、フリーターしか経験していない20代後半の人がただ闇雲に就職活動をするのは効率が悪すぎることは理解していただけるはずです。
これはよっぽど特殊なスキルがない限りは最初から答えは出ているはずです。
20代後半のフリーターでも就職している人は山ほどいる

少しネガティブな情報をお伝えしてしまいましたが、フリーターから正社員になろうとする場合、世間からどのように見られるかを理解しておくことはかなり大事ですし、それによって行動が変わってきます。
普通の就職サイトを使っても、フリーターの場合は書類選考で速攻弾かれることになります。

つまり、最初の段階で正社員になる『ルート』を工夫する必要があるということです。

こんなことを言い切っている人も世の中にはたくさんいますが、それに関しては
『就職しているフリーターが山ほどいる』
ため、基本的には無視で大丈夫です。
20代後半から正社員に転職している人たちの事例
正社員になる方法は色々とありますが、実際に20代後半までフリーターを続けていた人たちがどのようにして正社員になったのか?
それらをいくつかの事例を用いて紹介しておきます。
就職エージェント経由で正社員になった例
まず今の時代で20代後半のフリーターが正社員になる鉄板のルートが
『就職エージェントの活用』
です。
よく『フリーターはハローワークに行けば就職できる』という話をしている人がいますが、これに関しては私も経験したことなのでハッキリ言えますがおすすめはしません。
詳細はこちらの記事で解説しています。

ちなみに上記の事例は、就職エージェント『ジェイック』を利用した方の体験談です。
スキルを身につけて年収500万を超えている事例
フリーターから正社員への就職を実現させる方法としては、就職エージェントの利用以外にも
『スクールでスキルを身につけてからの転職』
もおすすめです。
これからの時代はIT業界が数十年右肩上がりで成長していきますから、当然そこでの人材が求められます。
特に不足しているのが『ITエンジニア』という働き方です。

特に有名なプログラミングスクール『テックエキスパート』では、30才以上の方にも転職保証を付けており、その転職成功率は99%の実績を出しているんですから驚きです。
このように
フリーター→スクールでスキルを付ける→転職して平均年収を超える働き方をする
これも一つの選択肢としてありますので、もし就職を考えている場合には必ず頭に入れておきましょう。
ちなみにプログラミングスキルを身につければ、数年で年収1000万円は狙えます。
フリーランスエンジニアになると、月単価80〜100万円の案件がゴロゴロありますからね。
[20代後半の就職におすすめ]この先人手が求められる職種

上記でも少しお伝えしましたが、その時代その時代によって求められる仕事というのは移り変わっていきます。
つまり、今まで必要とされていた仕事と、これからの時代で求められる仕事はどんどん変わっていくため、20代で正社員を目指すのであれば
『人材が不足していて、尚且つ今後伸び代のある仕事』
を選んだ方が、正社員になれる可能性も高く、高い給料を得られる可能性が高いということです。

結局は『やるかやらないか』これだけの違いです。
20代後半で就職を諦めるのは自ら泥沼に足を突っ込むようなもの
実際にフリーターの事情を色々とリサーチしてみると、20代なのにすでに自分の人生に対して悲観的な考え方を持っている人が山のようにいます。
その人たちは、就職できるのは20代前半までと本気で思っているようですが、それはあくまでも
『狭い範囲の業界』
であって、現代はとにかく若い世代の働き手が足りていません。

もちろんスキルがないことはハンデとなりますが、それでも今の時代は情報を取り入れて半年・1年も頑張れば何かしらのスキルは身につきます。
IT業界が分かりやすい例です。
この業界は12週間でエンジニアになるまでのスキルを教えているプログラミングスクールや、未経験から半年・1年でwebマーケターとして働けるような環境がたくさんあります。
実際私の周りでは、30代中盤で何のスキルもない人が、IT業界や営業の仕事を始めて年収1000万を超えている人が何人もいます。
ハローワークという小さな場所で、正社員として働ける場所を探すのではなく、20代後半のフリーターの方には、もう少し視野を広げて
これらの情報を取り入れながら正社員の道を切り開いてみてください。
フリーターとして終わる人と正社員で高い年収を取れる人の違いは、結局
『一歩踏み出す勇気』
だけですからね。
まとめ

20代後半で人生諦めるなんて勿体無さすぎます。

10代で青春を楽しみ、20代前半であらゆる遊びを覚えて(私の場合はお金を使う遊びでしたが笑)、20代後半から本気で自分の人生をスタートさせる。
このスタートの段階でネガティブになっていても何も始まりませんし、そもそも人生のスタートが切れません。
もし20代で自分の人生を悟っているような方は、もう一度自分の人生を見つめ直し、20代後半で人生を変えている人たちが何をしているのか?その情報を取り入れてみてください。
世の中には30代・40代から働き出して成功している人もたくさんいることに気づきますよ。




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