高卒でも正社員になることができる将来性のある仕事はあります。
日本では『高卒』と聞くと、学歴が低い少しネガティブな印象を受ける方が多いかもしれません。

もちろん高卒でも働ける仕事は山ほどあります。
ただ、ここでは高卒者の『将来性のある仕事』に特化して情報をお伝えしていきたいと思います。
『将来性』と聞くと少し抽象的なので、ここでは最初に将来性のある仕事の定義を最初に決めておきます。
私が考える将来性のある仕事は
これらの条件を満たしたものだけを取り上げていきます。

その立場で話を進めていくため、若干私の主観的な意見も混じることはご了承ください。
目次
高卒だと高給取り・条件の良い仕事に就くのは不可能?

とりあえず最初に高卒者の不安を取り払っておきましょう。

それがここ数年で激変。
なぜこのような世の中に変わってきたのか?
これに関してはシンプルです。
世の中の変化について
今までは『会社組織』の中で結果を出した人間だけが高給取りになれる仕組みだったため、高学歴の人間だけが入れる大企業に就職した人が高い年収を得ていました。
しかし現代は、わざわざ大企業に入らずとも、自分で独立したりフリーランスとして働いたり、今までなかった新しい仕事を始めたりすることで
『学歴の関係ない稼ぎ方』
ができるようになっています。
そしてそれ以外にも理由がいくつかあります。
今の時代高卒でも人生余裕で逆転できる理由

数十年前であれば、高卒の時点である程度の年収が限界が訪れましたが、今はその上蓋が取られているため、高卒であってもやり方次第では余裕で人生を逆転させることが可能です。
高卒者でも人生を好転できる理由として、以下の2つは理解しておきましょう。
年功序列・学歴社会がぶっ壊れ始めてる
まず、高卒者の年収の限界を決めていた大きな2つの要素
『年功序列』
『学歴社会』
この2つはすでにぶっ壊れ始めています。
あなたもニュースを見ているときに
これらの話題が取り上げられているところを一度は見たことがあるはずです。

シンプルに言ってしまえば、働かないおじさんを40才をラインに解雇して、代わりによく働いてくれる若い人材を複数人雇う流れを作り始めているのです。
人件費で計算してみると分かりやすいですが、
- 働かない40代のおじさん:年収700万
- よく働いてくれる20代30代の人材:年収350万
働かないおじさんを1人解雇すれば、その人件費を使って若い人材を2人雇うことができます。
これは一つの例ではありますが、企業側はこのようにして『会社側に利益を出してくれる人材』を求めているため、学歴や年齢で高い給料を貰っているだけの人材はなるべく手放したいと考えているのです。
つまり企業側が求めているのは、学歴でも経験でもなく
『会社に貢献してくれる人材』
ただこれだけです。
経験があると貢献してくれる可能性は高いことは事実ですが、正直学歴があっても仕事ができない人間は山のようにいますので、大卒だから欲しいというわけでもなくなってきています。
団塊世代の一斉退職で人材が足りてない
少し矛盾するように聞こえるかもしれませんが、実際今の企業はとにかく人手が足りていません。

ただ、ここで雇いたい人材は、働かないおじさんが多い団塊世代ではなく
『若い労働力』
です。
つまり今この時代は『企業の新陳代謝』が起こっているため、働かずに高い給料を得ている人間を外に出し、たくさん働いてくれる人材を企業に入れたいと考えているのです。
その裏事情を理解すると、なぜ団塊世代をたくさんリストラして人材不足を嘆いているかが理解していただけるはずです。

これは実際に就職エージェントや求人サイトを見ればすぐに分かります。
高卒・フリーター・ニートでも受け入れてくれるサービスは増えていますからね。
高卒で将来性のあるオススメの仕事

今の世の中で、なぜ高卒が人生を逆転できるのか?その根っことなる部分を簡単に解説してきましたが、上記の内容を読むと
『じゃあこれから高卒の立場でどの業界に入ればいいの?』
その疑問が出てくると思います。

高卒で将来性のある仕事を探す際にポイントとなるのは
『これからの時代で何が求められるのか?』
ここを考えることです。
ただ、私自身がある程度結果を出していますし、私の周りでも高卒で人生を変えている人の事例がいくつかありますので、それらを交えながら高卒者に将来性のある仕事をいくつかピックアップしておきました。
IT業界(特にエンジニア)
まず、分かりやすくこれからの時代伸びる業界として有名なのは
なのはあなた自身も理解しているはずです。
誰もがスマホを使い、誰もが当たり前のようにパソコンを利用する現代では、普通に生きる時間の大半をネットに繋いでいます。
つまり、簡単に言ってしまえば
『数年前、誰もがテレビを視聴していたテレビバブルの時期がネットに切り替わっている』
ようなものです。
人が集まる市場には、当然多額の広告費が流れてきます。

つまりITの技術を使って新しいサービスを生み出せるエンジニアの仕事は、この先重宝される可能性が高い(ほぼ確実)ということです。
その他にも、IT業界で稼げる仕事はたくさんありますが、プログラミングを扱えるエンジニアになれば、とりあえず仕事に困ることはほとんどなくなるでしょう。
介護業界
そしてもう一つ伸びる業界としては『介護業界』これは外すことはできません。

そもそもこの業界は深刻に人材が足りていませんし、この先団塊世代が高齢化していくため、今よりもさらにお年寄りが増えます。
これは、あなたの周りでもすでに起こっていることだと思います。
まだ介護業界の労働環境が整備されているとは言えませんが、今のうちにこの業界での専門性・経験値を積むことができれば、いずれそのスキルが重宝される時代がやってくる可能性は高いです。
【MC-介護のお仕事】:有資格者・無資格者・未経験OK
きらケア派遣:時給1700円以上の仕事あり
これからの時代大事なのは『複業』の考え方です

将来性のある仕事とはいえ、今のこのグローバル化の時代では、正直世の中がどう変わるかなんて予測することはなかなか難しいです。
IT業界に関しても、いずれはAI(人工知能)がプログラミングを扱う可能性もゼロではありませんし、介護業界に関してもロボットがお年寄りを介護する環境が作られる可能性も考えられます。
つまり何が言いたいかというと、これからの時代は
『先を予測することが昔よりもはるかに難しい』
ため、時代に合わせて自分が適応していくしかないのです。

そして大事なのはその後です。
一つの収入の柱が作れたとしても、それがいつ崩れるかは全く予測ができないため、自分の本業の収入となる仕事に加えて別の収入の柱を作り上げることも考えておきましょう。
私の知り合いの事例でお伝えすると、その方はフリーターから営業として正社員になり、その仕事にプラスして自分一人でできる『youtubeの動画編集』の仕事をしながら2つの収入を得ています。
このように、何か一つに特化するのではなく『2つ3つの収入の柱』を作ることによって、これからの不安定な時代を生き抜くことができるのです。
くれぐれも自分を過小評価して人生損しないように!
高卒として働く人生を選んだ人は、大卒者よりも少し自己評価が低い傾向が強いです。
ただ、途中でもお伝えした通り、現代は大して学歴は関係ありません。

この人たちは、会社の収入源が全てだったため、ここでリストラされたら収入がゼロになってしまい、結局再就職ができずにバイト・派遣の生活になってしまうのです。
逆に高卒で正社員として働いていたとしても、そこで将来性のある仕事に就き、自分のスキル・経験値を磨きながら複業として別の収入の柱を作り上げている人は、万が一のことが起こっても人生の安定が崩れません。
今の時代で大事なのは、学歴や企業の肩書きよりも
『自分で稼ぐ力がどれだけあるか?』
ここです。
学歴社会・年功序列がぶっ壊れたことにより、最後に得するのは誰か?
それは、学歴が低いけどこれからの時代を前向きに生き抜こうとする人たちですからね。
ネガティブに考えずに、いつでも人生を変えられると確信を持って行動していきましょう。
まとめ

将来性のある仕事は、自分で情報を取り入れる癖をつければある程度見えてきます。
この先スマホやパソコン・インターネットがなくなる未来は想像できませんし、いきなりお年寄りの数が激減するような未来も考えられません。

大切なのは
『それを知って自分がどう行動するか?』
結局はここです。
自分の人生を変える人たちは、情報を得た後に行動するスピードが尋常じゃありません。
ぜひ高卒の肩書きに悲観せずに、高卒からの人生逆転劇を達成してこの資本主義社会を生き抜いていきましょう。
私もまだまだ頑張りますからね!




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