自分の人生の中で、数年間アルバイト生活を選択することはある。
もちろんずっと正社員で定年まで勤め続ける人もいるけど、これからの時代ではもはやそちらのパターンの方がレアになる。

今でこそ自分で独立してビジネスをしてはいますが、そこに到るまでのアルバイト生活は、正直誇れるものは何もありませんでした。
今回お伝えする内容に関しては、以前私がアルバイトで生活をしていた時の全てを赤裸々に公開させていただきます。
- 正社員になりたくないからアルバイトで生活をする
- アルバイトなら楽に生きれそうだから正社員にならない
- やりたいことがあるからアルバイトで生計を立てる
これからアルバイトの人生を歩もうとしている人たちに向けて、私が経験したことをできるだけ詳細にお伝えします。
もしアルバイトの生活に『希望』を持っている場合は、できればここで読むのをやめておいた方が良いです。
目次
[結論]アルバイトだけで生活は十分可能です!

私たちが生きるこの国『日本』は、世界から見てもかなり安全な国と言われているため、正直働かなくてもライフラインが守られる仕組みが作られています。

そして私自身がアルバイトで生活をしていたこともあり、この国でアルバイトで生活をするのは思っている以上に余裕です。
よく『フリーター・アルバイト』をしている人をディスってくる人がいますが、あれは結局『正社員のマウント』でもあるため、本当にアルバイト生活がしたければ気にする必要はありません(その人たちは間違いなくアルバイト生活を経験していませんから)。
ただ、実際にアルバイト生活をしていた私からすると
『わざわざこの生活を選ぶメリットはほとんどないよ』
というのが本音です。
アルバイトさえすれば『生活』はできます。

ここからは、その理由を具体的に紐解いていきましょう。
元フリーターのアルバイト生活のリアルな内訳
アルバイトにはいくつか種類がありますが、私が軸となるバイトで選んだのは
『パチンコ屋でのアルバイト』
です。
フリーター界隈では結構有名ですが、パチンコ屋のアルバイトは時給が高く、他のバイトよりも少ない時間で稼げる金額が多いため、ガッツリフリーターとして生きたい人が選びがちな仕事です。

バイトの収入の内訳としては
- パチンコ屋の遅番(時給1300円)
- 1日7時間労働
- 週5出勤
月収おおよそ18万円
アルバイト界隈では、結構稼げている方だと思います。
そして私の生活でかかる支出に関しては
- 家賃:45,000円
- ガス・電気・水道:7000円
- スマホ:4000円
- 食費:40,000
- その他雑費:30,000円
固定費はおおよそ10万円前後で済んでいたので、基本的にはそこまでお金を使うタイプではありませんでした。
なので週5バイトで働いていれば、毎月頑張れば5万円くらいは貯金できていましたが、私の場合は
『そのお金を全て遊びにつぎ込む』
生活をしていたため、基本的に貯金はいつもゼロです。

なので固定費を10万円に抑えられない場合は、毎月頑張って働いてもかなり苦しい生活を強いられることになります。
これに加えて年金やら税金やら(毎月2万円前後)を差っ引かれることになるので、週5フリーターで働く選択肢は、多くの人が思っている以上にお金に困ることが確定します。
同じ週5頑張っている正社員は、税金やら何やらを会社が全て負担してくれますが、同じ時間頑張っているフリーターになると、それらを全て自分が負担しなければなりません。
よほどアルバイトの仕事が好きな人や、正社員になれない事情がない限りは、この生活を進んで選ぶ理由は見つかりません。
これはフリーターを経験している人であれば、共通認識で分かり合えるはずです。
実際にアルバイト生活をした私が感じたメリット・デメリット

アルバイト生活に関しては、やってみなければ分からないことが多いですが、やってみた側の人間からするとほぼデメリットしかありません。
ですがあえてここでは、アルバイト生活のメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
アルバイト生活のメリット
頑張ってアルバイト生活のメリットをここで絞り出すとすれば
- 仕事に責任が一切かからない
- 時給でお金が貰えるので多少楽できる
- 休みの日を自分で選べる
基本的にはこの3つになります。

そして休みの日も自分で選べますし、どんなに失敗しても時給でお金が貰えるため、頑張らずにお金を稼げる選択肢としては割と良い選択肢だと当時は思っていました。
もし、気楽に仕事をしたかったり、責任ある仕事を任されたくない場合には、あえてバイトの生活を選ぶのも一つの手です。
アルバイト生活のデメリット
この生活のデメリットに関しては色々とありますが、正直しんどいと思うデメリットを選んで挙げるならば
- とにかく世間体が最悪
- 親からのプレッシャーやばい
- 年収一生低い
- 35才超えると正社員絶望的になる
特に3つ目4つ目はこの生活をする際に肝に銘じておくべき要素です。
あなたが将来的にどのような未来を想像しているかは分かりませんが、人生には
『年齢で扉が閉まるイベントがいくつかある』
ため、そこを超える前に何かしらの決断をすることが重要です。
仮に35才までフリーターを続けていたとしましょう。
そうすると、職歴なし・スキルなしの状態となるため、正社員への道はほぼ絶望的です。

年収200前後であれば、死ぬまでこの年収だということです。
アルバイト生活をするのであれば
『これらのデメリットを上回るメリットを得られる可能性があるのか?』
は事前に考えておく必要があります。
ちなみに私は途中で『ない』と判断したため、人生の軌道修正をして就職活動をしながら、最終的に独立の道を選びました。
『アルバイト生活=楽』は100%嘘です!

数ある選択肢の中で、このアルバイト生活を選ぶことが『楽』だと考えているのであれば、その価値観は今すぐ捨てた方が賢明です。
確かに、20代前半であればアルバイト生活をしていると
- 毎日遊びに行ける
- 周りもフリーター多い
- 実家暮らしなら結構お金使える
これらの条件が揃うため、正社員よりもフリーターの方が楽しいし楽です。
しかし20代後半・30代前半にもなれば、当然自分がフリーターをしていると周りが『20代前半の子たち』と同じ立場で働くことになるため、だんだん居心地が悪くなってきます。

そして職場に社員として入ってくる人たちが20代となれば、30代の人をバイトとして扱うのも気を使います。
つまり何が言いたいかというと、アルバイトが楽で楽しいものなのは
に当てはまることであって、20代後半・30代前半以降の人たちからすれば、アルバイトの生活はただの
『安月給で働かされる簡単な仕事』
でしかないのです。
私もアルバイトを数年やってきて色々なものを見てきましたが、結局この話に例外はほとんどありませんでした。
私は『アルバイトのデッドライン』とも呼んでいますが、このアルバイト生活では必ず見切りをつけるポイントを設定しておく必要があります。
そのデッドラインを超えると、自分だけ場違いな職場で働き続ける、もしくは単純作業を繰り返すだけの人生で生涯を終えることになりますので、アルバイト生活の『辞め時』だけは最初に必ず設定しておきましょう。
元フリーターが考えるこれからの時代を『楽』に生きるための選択肢!

私のアルバイト生活はあくまでも一つの事例ですが、おそらくアルバイト生活を経験した人からしたら、この話は大げさでもなんでもなく
『かなりリアルな現実』
として受け入れてもらえるはずです。
アルバイト生活は悪いことではありません。

ではこの先の激動の未来を、どのようにして『楽』に生き抜くか?
これに関してはいくつか選択肢があります。
正社員になって週休3日の仕事に転職する
アルバイトの場合、週に5日働いたとしても、掛け持ちをしなければ月収20万円を超えることはなかなか難しいです。
しかし正社員になると、多少責任のある仕事を任されることになりますが、給料は働いた年数によって上がっていきますし、最近では『週4勤務』ができる会社も出てきているため、この企業に就職・転職できればフリーターよりも休みを多く取ることができます。
正社員として働いても、月火水木で働いて、金土日が休みとなれば、相当楽に仕事ができますよね?

ただ、注意点としては
『アルバイトの立場からいきなりこの仕事を選べると思わないこと』
です。
オススメの方法としては、とりあえずアルバイトの立場から正社員に就職し、そこから転職活動をして週4勤務の仕事に転職する方法です。
これだと正社員から正社員の転職となりますので、ハードルがかなり下がります。
会社に通わないリモートワーク・在宅の仕事で稼ぐ
もはや会社に毎日通勤すること自体が面倒臭い‥。
そう思っている場合には、最近流行りの『リモートワーク・在宅勤務の仕事』を選ぶのも一つの選択肢です。
実際、多くの会社は出社してからパソコン画面と向き合います。

すし詰め状態の満員電車に乗って週5働く生活が嫌であれば、それを避けて在宅勤務ができる時代が現代です。
在宅でできる仕事は現在山ほどありますが、アルバイトの立場でいきなり高収入を得ることは難しいので、まずは簡単なライティング業務や動画編集などのスキルを身につけ、そこから高い報酬が貰える仕事にステップアップしていくと良いでしょう。
それらの仕事は、クラウドソーシングサービスで誰でも請け負うことができます。



