もし今フリーターの状態で、毎日バイト先で仕事をして仕事終わりに飲みに行くような昔の私と同じ人生を歩んでいる場合、新しい選択肢としてリゾートバイトを考えてみても良いでしょう。

フリーターだったら一度は考えるであろう『住み込み』のバイト。
住み込みで働くことができれば、安い時給であっても働いた給料がどんどん貯まっていきますし、食事や家賃を支払う必要もなく、次の人生でお金が必要になった時も思い切って動き出すことができます。
実際私がリゾートバイトを経験して得たものとしては
- 数百万円の貯金
- たくさんの人との出会い(異性同性問わず)
- リゾート地での思い出
他にも色々とありますが、ただのフリーターだった私の人生を変えるきっかけをくれたのも、このリゾートバイトでの経験が大きく影響しています。
今回の記事では、実際にフリーターの立場でリゾートバイトを経験した私が、そこでどのような人と出会い、何を経験したのか?それらを赤裸々にお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで
これらの情報を得ることができます。
目次
フリーターにとってリゾートバイトは主役になれる環境

まず結論をお伝えしてしまうと、私はリゾートバイトを経験して良かったと強く思っています。
私自身は底辺フリーターでしたが、実は長期の休みを取ったりバイトを辞めた後にリゾートバイトでお金を稼いでいる時期がありました。
住み込みで働くリゾートバイトに応募したきっかけは単純で
『毎日同じことの繰り返しの毎日に飽きた』
ただこれだけでした。

ダメだと分かりながらも現状を変えられない私でしたが、とある日に知り合いからリゾートバイトの存在を教えてもらい、とりあえず派遣会社に登録だけしに行くことになります。
結果的に、そこでスキー場のバイト・旅館のバイト・リゾート地でのバイトの3つを経験しましたが、ここで新しい生き方を知ったことによって、現在はフリーターを抜け出して生きれるようになったのです。
別にリゾートバイトをしたからといって人生が変わるわけではありませんが、この働き方の主役は主に
『20代〜40代のフリーター』
になるため、実際に働いてみるとかなり居心地の良い環境だったことを今でも覚えています。
リゾートバイトをやって良かったと思えた瞬間

このバイトを始めた動機は『退屈な毎日を変えたい』ただそれだけでしたが、もう少し本音を言ってしまえば
- 異性と出会いたい
- 新しい友達作りたい
- 海やスキー場でスノボー・サーフィンしながら働きたい
こんなムフフな欲望も当然ありました。

周りのほとんどがフリーターとして働いていた
フリーター経験者なら分かることですが、自分が実際にフリーターとして生きていると、当然関わる人たちも同じような生き方をしている人に絞られます。
会社員がわざわざフリーターと仲良くすることはほとんどありませんし、もしあったとしても、それはフリーターになる前に関係性を構築していた友達くらいです。
リゾートバイトの場合、そもそも数週間・数ヶ月の期間働くことになるため、普通の会社員ではできない仕事です。

リゾートバイトの主役は間違いなく『フリーター』です。
そうなると、人と仲良くなるハードルもグンと下がりますし、ほとんどが一人でリゾートに働きに来ているため、会社のような閉鎖的なつまらない派閥のようなものが一切なく、来た人来た人がどんどん仲良くなれる環境が整っているのです。
これはコミュ障の私からしても、かなり助けられました。
リゾートバイトは行くまでは怖いですが『行けば楽しめる』ことはみんな共通して言いますからね。
おもろすぎる人生歩んでいる人と出会えまくる
そして言葉を選ばずに言えば、フリーターとしてリゾートバイトに来ている人たちなんて、基本的には社会不適合者が多いです笑。
私が仲良くなった人の経歴を軽く紹介すると
- 大学卒業してからプラプラして海に行きたくなったからリゾートバイトした人
- スノボー毎日やりたいけど金がないからリゾートバイトを毎年している人
- 語学留学する前にリゾートバイトでお金を貯めようとしていた人
- 海が好きでリゾートに住みたいからバイトで来た人
- 学校休学してリゾートバイトをしていた人
とりあえず、普通では出会えないはみ出し者たちと仲良くなれます。
僕は男でしたが、当然これは女性にも当てはまりますし、リゾートバイトの場合、何より
『みんな一人で来ているから、彼氏彼女のいない人との出会いが山ほどある』
ため、とにかく恋が芽生えまくります。

ここで出会って遠距離恋愛・移住・結婚などの話はよく聞きましたので、出会い目的という下心満載の動機でも全く問題はありません。
次のステップの資金を貯めやすい
リゾートバイトはとにかく『非日常』が楽しめます。
多少辛い仕事であっても、働いている場所がリゾートで毎日仲間に囲まれていれば、意外と頑張れるものです。
そしてそれに加えて、リゾートバイトは住み込みのバイトになりますから、当然家賃もかかりませんし、場所によっては3食出るところもあります。
そうなると、家賃・食費・光熱費などが一切かからないため、とにかくお金が貯まります。

当然リゾートバイト中は飲み会や遊びの誘いが山ほどありましたが、それをやりながらでもこれだけのお金が貯まっています。
新しい一歩を踏み出すためには、どうしてもお金が必要になります。
ここで数ヶ月・半年働くことによって、次のステップに進みやすくなることは事実です。
- お金を貯めて留学をしたい
- お金を貯めて自分でビジネスを始めたい
- お金を貯めてお店を開きたい
お金を貯める動機は人それぞれ違うとは思いますが、このリゾートバイトの強みである
これを上手に活かすことによって、楽しい思い出を作りながら新しいことに挑戦する軍資金も作れます。
体験したからこそ分かるフリーターでリゾートバイトをする際の3つの注意点

このバイトを選んだことによって、私の当初の目的である『お金を貯める』目標は最低限達成されました。

楽しいに越したことはありませんが、逆にこの楽しいという感情は次のステップを妨げる原因にもなります。
リゾートバイトはおすすめ!
リゾートバイトはマジでやめた方がいいい!
ネット上には賛否の情報が飛び交っていますが、それらの情報の大半はリゾートバイトをやっていない人の意見なので、ここでは実際に体験した私がリゾートバイトで気をつけるべきポイントを3つに絞ってお伝えします。
これを気をつけないと、リゾートバイトで人生が下降する可能性が高いです。
そういう人も実際に見て来ましたからね。
長くやりすぎると普通に働きたくなくなる
もし仮に、自分の人生でやりたいことが
『リゾート地で働き続けること』
だったとしたら、このリゾートバイト経由で正社員になって、そこで働き続けることもありですが、大半の人はそうじゃないはずです。

実際、リゾートバイトを長くやった後に社会人に戻って東京で仕事をしたような人は
『あ〜またあの海で働きてぇ』
と愚痴を言いながら、結局数ヶ月後に会社を辞めてリゾートバイトをしていたりします。
これだとリゾートバイトが逃げの選択肢になってしまうため、人生を良い方向に向かわせることが難しくなるのです。
まずこれが1つ目の注意点です。
フリーターのコミュニティから抜け出せなくなる
そしてリゾートバイト経験者でもあまり気をつけていないこちらのポイントも重要です。
人は必ず
『今の自分と同じような価値観を持った人とつるむ』
ため、リゾートバイトは言ってしまえばフリーター同士のコミュニティになります。
ただフリーターと仲良くなりたい人であれば問題ありませんが、実際はフリーターのコミュニティは社会から外れた人たちの集団です。

これから社会を生きていくためには、必ず会社員やバイト・パート・派遣の人たちとも関わらなければなりません。
そこをフリーターに絞って交流してしまうと、とてつもなく世界が狭い会話しかできなくなります。
リゾートバイトが終わった後、普通に働いたり学校に通ったりすると
なんてことが起こったら、それはリゾバのコミュニティに浸りすぎです。
何度も言うようですが、リゾートバイトは『非日常』です。
ここを日常にしてしまうと帰ってくるのが難しくなりますので、必ず心の中で線引きしておきましょう。
派遣会社選びを間違えると楽しい思い出が作れない
これはかなり重要なことなので、これからリゾートバイトを考えている場合は必ず意識して頂きたいことですが、リゾートバイトは
『派遣会社選びが全ての明暗を分ける』
ことになります。
この業界の仕組みはシンプルで
『派遣会社選びが全ての明暗を分ける』
リゾート地の人手が足らない
↓
リゾートバイトの派遣会社に求人を依頼する
↓
リゾートバイトの派遣会社が人を集める
この流れで仕事を紹介してもらうことになります。
リゾートバイトの仕事選びでミスると
ブラックな派遣先を紹介される
人気のないリゾート地に送り込まれる
待遇の悪い環境で住み込みで働くことになる
一切人との出会いがない
このような地獄が待って居ます。
私が最初に利用したリゾートバイトの派遣会社は典型的なハズレだったため、そこで紹介してもらった温泉地のアルバイトは
- 5人で7畳くらいの部屋で住む
- 温泉は入り放題だが仕事が忙しい
- 人の扱いが雑なスタッフだらけ

これを最初に経験して学んだことは、派遣会社がマイナーな場所を選ぶと、扱っている求人の数が少ないため、平気で労働環境の悪い仕事を紹介されます。
つまり楽しいリゾバライフを過ごすためには、一般企業とのコネクションが強く、毎年満足度の高い口コミが多い派遣会社を利用するしかありません。
求人サービス業界は『コネクションが全て』ですからね。
失敗した派遣会社はあえてここでは紹介しませんが、私が海のリゾート地・パウダースノーのスキー場で最高の思い出を作った時に利用した派遣会社は以下の通りです。
→リゾバ.com (業界トップクラスの求人数)
→アルファリゾート (高時給のリゾートバイト求人多数あり)
→はたらくドットコム (短期求人が多い)
リゾートバイトの仕事を紹介してもらう際には、できる限り『ワガママ』を言いましょう。
そうすると、仕事を紹介してくれる担当者さんも頑張って求人を選別してくれるので、安心して住み込みで働くことができます。
リゾートバイトはフリーターにおすすめ!ただ次のステップは考えておこう!

- リゾートバイトの楽しさ
- リゾートバイトを長期でやる落とし穴
- リゾートバイトの選び方
私自身はリゾートバイトでたくさんの思い出を作ったことは事実ですが、それと同時に無駄な失敗もほとんど経験してきました。
なので最後にまとめとしてあなたにお伝えしたいことは3つだけです。
・リゾートバイトは出会いや友達と出会えまくるので全力で楽しむ(陰キャのリゾバデビューは全然あり)
・長期間リゾバで過ごすと普通の生活が辛くなるので長くても3ヶ月〜半年がベスト
・リゾバは『派遣会社』の選び方で明暗が分かれるため、必ず大手派遣会社を複数利用して豊富な求人から選ぶこと
この3つさえ頭に入れておけば、リゾバデビューで大失敗することはありませんからね。
思いっきり楽しんで私と同じように楽しい思い出を作ってきてください。




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