『人生はお金が全てじゃない!』
確かにこの言葉は私も共感できる部分はありますが、これを発言する権利があるのは
- すでにお金を稼いでいる人
- 働かなくても良いくらいのお金を稼ぎ終わった人
このどちらかだけです。

今回の内容は、以前貧乏なフリーター生活を経験していた私がフリーターとしてお金に困っている方向けに、どのようにしてこれからの時代でお金を稼いでいくべきかについて再現性のある方法をお伝えしたいと思います。
内容としては
『この世の中の仕組み』
の部分からお金に落とし込んでいきますので、どうやったら今の日本でお金持ちになれるのか?その部分が明確に理解できます。
今フリーターであっても、現代であればお金を持つことは可能です。
最後まで読めば、なぜそれを言い切れるのかがすぐに理解していただけることでしょう。
目次
大半のフリーターがお金がない3つの理由

2019年の時点で、現在この日本には152万人のフリーターが存在します。
フリーターの定義は35才以下のアルバイトをしている方なので、35才以上を含めたらその何倍もの非正規労働者がいます。

その証拠に、厚生労働省が地域別の平均月収を公開しており、この数字を元にフリーターの年収を詳細に導き出すことができます。
時給 | 月収 | 年収 |
800円 | 123,200円(98,560円) | 1478,400円(1,182,720円) |
900円 | 138,600円(110,880円) | 1,663,200円(1,330,560円) |
1,000円 | 154,000円(123,200円) | 1,848,000円(1,478,400円) |
参考元:厚生労働省
こちらの数字は、フリーターの労働契約として多い7時間労働、月に22日の勤務を元にして導き出した数字ですが、全国平均である1000円前後の時給であっても、この労働時間では年収200万未満の数字になります。
時給がこれよりも100円200円高かったとしても、それで裕福な暮らしができるか?と問われると、今の日本では『今の生活を維持するだけでも大変』なのが現状です。
なぜこれだけの時間働いても、平均よりも低い収入しか貰うことができないのか?
これに関しては、今の世の中の仕組みが大きく関係しています。
1時間を数千円で売り続ける人生を選択している
フリーターが働く『時給労働』は、シンプルに言ってしまえば
『自分の人生の1時間を企業にいくらで売るか?』
これを決める働き方になります。
時給労働のメリットとしては
逆に時給労働だからこそのデメリットとしては
これを受け入れる必要があります。
フリーターとして飲食店で働いていて、他の従業員よりも手早く料理を作れて利益にかなり貢献していたとしても、結局は目の前でくっちゃべって適当に仕事をしている学生のアルバイトと収入に大きな差は生まれません。
フリーターとして働くということは、その時点で
『企業側に自分の人生の1時間を1000円前後で売ることを誓います!』
と決断しているようなものです。

時給労働のメリット
- 働いても働かなくてもお金が貰える
- 正社員よりも時間に縛られずに働ける
時給労働のデメリット
- いくら頑張っても収入は変わらない
- 地方によっては時給が低い
- 一生同じ賃金で働くことになる
労働収入をして消費をする生活を繰り返している
これはフリーターに限らず、派遣社員や正社員にも言えることですが、ほとんどの労働者は
『自分が働いたお金をそのまま消費に使っている』
ため、働いて稼いだお金を消費してゼロにすることを繰り返して生きています。
もちろんこの生き方は間違いではありません。

ポイントとなるのは『労働収入を消費に使っている』ことです。
例えば、フリーターとして働きながら毎日仕事終わりに飲みに行ったり、休日は遊びを楽しみ、友人やバイト先の仲間と遊ぶ。
これらでお金を使ってしまうのは全て消費です。
結局、お金を持っている人たちは『このループから抜け出した人たち』だけなので、お金を稼いでから『何にお金を使うのか?』を考えなければ一生貧乏のまま時給で働く人生が確定してしまいます。
分かりやすい例としては
これらはお金持ちになるための一つのやり方です。
正社員との待遇差
私自身も何年かフリーター生活をしていたからこそ分かりましたが、正直バイトと正社員の待遇差は大きすぎます。
同一賃金・同一労働で賃金格差が狭まるにしても、本質的には正社員優遇の世の中はしばらく変わらないはずです。

会社側は『企業に貢献してくれた人材に報酬を払う』ことを意識しているため、時給で働いているフリーターよりも、正社員として会社の売り上げに貢献している人の待遇を良くすることは当然です。
同じ時間働いていても、結局仕事内容の違いを企業が明確にすれば、フリーターと正社員の賃金の差は縮まりません。
フリーターは楽に働けるから良いと考えるのも一つではありますが、データでは『正社員とフリーターの生涯賃金の差は2倍以上』になることは明確になっているため、この生活を続ける場合は引き際も考えておいたほうが良さそうです。
フリーターが時給労働を繰り返した先の未来

結局、時給の働き方をしている限り、1日に稼げるお金の上限は決まっています。
例えば、ある程度の美貌があってキャバ嬢として働けるのであれば、最低時給3000円〜の仕事もできますが、あの仕事は20代前半の期間だけ稼げるボーナスステージのようなものです。

そうなると、稼げる金額の限界は日給1万円前後になるため、相当頑張っても月収30万(年収360)が頭打ちです。
フリーターが月収30万稼ぐ例
メイン:時給1000円×7時間労働×22日出勤=月収154,000円
掛け持ち(メインのバイト終了後):時給1300円×5時間労働×10日=月収65,000円
掛け持ち(メインのバイトの休日):時給1000円×7時間労働×8日=56,000円
トータルの月収:275,000円
相当頑張って掛け持ちをしても、時給での労働だとこれくらいが限界です。
この働き方をしている裏で、正社員として企業に勤めている人たちは、多少残業はありますが、1日8時間労働で年収400〜600万前後を貰っています。
どちらが良い悪いということはありませんが、それでも
『時給労働がどれだけの時間と労力を失っているのか?』
ここは真剣に考えるおく必要があります。
ちなみに私はこの計算をしてから、バイトで生きることがいかにコスパが悪いのかを再認識し、就職活動、その後独立をする決断をします。
フリーターの立場から貧乏を脱出するための5つの方法!

お金を稼ぎづらいフリーターの立場から『貧乏の呪縛』から解放される方法は大きく4つ
1,生活の固定費をできるだけ下げる
2,労働時間を増やして稼ぐ
3,時間単価を上げて仕事をする
4,労働収入ではなく価値運用型の収入に切り替える
5,フリーターを抜け出して正社員として働く
シンプルに労働時間を増やす
どうしても今のフリーターの立場を抜け出さずに稼ぎを増やしたい場合には、やることはただ一つ
『労働時間を増やす』
ことだけです。
今まで1日7時間労働のアルバイトをしていたのであれば、そこにプラスして3時間4時間働く時間を伸ばせば、1日に稼げる金額は数千円増えます。
仮に1日4000円稼ぎがプラスになれば、週3働いたとしたら1週間で12,000円、月48,000円稼げる金額がアップします。

フリーターの状態だと、労働時間を増やすことでしか稼ぎを上げることはできませんので、貧乏を脱出するためには
『いかに企業側に自分の時間を提供するか?』
ここを考えることが重要です。
働く時間を増やしたとしても、結局この働き方は稼ぎは増えますが『貧乏を脱出』することとは直結しない方法です。
なのでここで稼ぎを増やしてから以下の方法でお金を増やしていくことをおすすめします。
時間単価の高いバイトを選ぶ
現在フリーターとして時給1000円の仕事をしているのであれば、この時給の単価を1100円1200円に上げることができれば、1時間の価値が上がります。

ただ、時間単価の高い仕事を選ぶのには若干のリスクがあります。
・時間単価が高いということは働きたい人が少ない仕事である
・1時間の疲労度が上がる
・長期的に続けるのが困難な仕事が多い
経営側の視点から見ると、結局時給を上げる理由は『人が集まらない』ことが一番の理由です。
人気のカフェや、おしゃれなレストランなどは働きたい人がたくさんいますから、時給を大して上げなくても人手に困ることはありません。

ですが衛生環境の悪いバイトや、力仕事などは人手がすぐに辞めてしまい、人材確保が難しいこともあるため、時給がかなり高く設定されています。
時間単価が高いということは、それだけ『自分にかかる負担も大きくなる』ため
- そこそこの時給のバイトを掛け持ちするか?
- それとも時間単価の高い仕事で短い時間で働くか?
この見極めが重要になります。
スキルを身につけて能力給の仕事を始める
上記二つの方法は『フリーターの状態で稼ぐ方法』ですが、やはりアルバイトとしての稼ぎ方では月20万〜30万円で必ず上限がやってきます。
それ以上稼ぐとなると寝ずに働き続けなければならない無謀な挑戦となるため、貧乏を脱出するためにはそれ以外の選択肢も取れるようになる必要があります。

あとは『やるかやらないか』ただそれだけの話です。
今の時代で稼ぎを得ている人たちに共通していることは『今の時代に求められるスキル』を身につけていることです。
例えば、数十年前にはなかったツールとして『インターネット』がありますが、現代はこのスキルを持っている人は重宝され、多くの企業が高い給料を提示して人材を確保しようと躍起になっています。
- 企業は会社の利益に貢献してくれる人材が欲しい
- 働く個人は高い給料で仕事ができる環境を求めている
このマッチングによって高給取りのサラリーマンが生まれるわけです。
つまりフリーターの状態であっても、これからの時代で企業の利益に貢献できる人材に成長できれば、いつでも高給取りになることはできるということです。
一部の大手企業は高学歴しか雇わない傾向が強いので、そこはフリーターは選択肢から外した方が良いです。
『フリーターをしているのに企業に求められる能力なんて無理だよ〜。』
そう思われる方が大半だとは思いますが、実際求められる能力はそこまで高くはなく、フリーターの年収200万の倍である400万前後の給料であれば、未経験でスキルがなくても余裕で稼げます。

なので、とりあえず年収200万のフリーターから抜け出して、年収400万以上を稼げる働き方を実現するのが先決かと。
フリーターから正社員に転職して倍の年収を稼ぐ
実際正社員で年収400万程度あれば、結婚や子供、マイホームや車の所持もできます。
フリーターの人生で金銭的事情で諦めていたことのほとんどは解決します。
ただ、今までフリーターとして自由に働いていた側からすると、正社員は
- フリーターをしていたら就職できない
- 正社員はフリーターよりも大変
- 残業が大変そう
あまり良いイメージを持っていないはずです。

もちろん数十年前の就職氷河期と呼ばれる時代であれば、フリーターになった時点で正社員になるのはほぼ絶望的でした。
しかし現代は状況が異なります。
今の世の中は『新卒者の数の約倍の人数の定年退職者』がいます。
つまり、企業が新卒を全員採用しても人手不足になるくらい深刻な人材難の社会になっているのです。
この影響で、最近では企業の多くが『中途採用』で積極的に求人を出しています。
その求人の中にはもちろん条件の良い企業もたくさんあります。
そして注目すべき点は
『ニート・フリーター・第二新卒をターゲットにした就職サービス』
が数多く出てきているため、スキルなしの未経験のフリーターであっても、働ける仕事は思っている以上に市場に出回っているのです。
実際、社会人未経験からの就職成功率8割超えを実現している就職サービス『ジェイック 』や、サービス満足度90%を誇る『DYM就職』をチェックしてみてください。
これらのサービスを利用して、今まで働いたことのないニートの方や、年収200万以下のフリーターの方が正社員としてバンバン採用されています。
ここで紹介されている求人の多くは、年収350万以上のものなので、フリーターが時間を切り売りして掛け持ちした月収よりも高い金額を稼げます。
これだけで、フリーターとして働いていた時代の1.5倍〜2倍の年収を得られるようになります。
参考:フリーターの平均月収の現実と高給取りに人生を転換させる方法!
そこでの仕事に慣れたら、あとは自分のスキルを磨いて『能力給』の仕事や副業をしたらさらに年収は膨れ上がりますよ。
・フリーターとして労働時間を増やして働く
・フリーターとして時間単価を上げて働く
・スキルを身につけて能力給で仕事をする
・正社員に転職してフリーターの倍の年収を稼ぐ
まとめ

貧乏なんて、結局は自分の行動一つで速攻抜け出せます。

私自身は数年前までただのフリーターでしたが、そこで情報を取り入れて就職活動を始め、そこから自分でスキルを身につけて現在は独立してサラリーマン以上に稼げるようになりました。
実践したことは、上記で紹介したことだけです。
特に当時の私は『フリーターの立場で正社員に転職できるとは思っていなかった』ため、一生フリーターとして生きる覚悟もしていました。
ですがそれは単純に、取り入れている情報の質の問題であり、自分自身で小さな枠を作って人生を歩んでいただけにすぎなかったのです。
現代であれば、フリーターから会社員でもフリーランスでも起業家でも経営者でも何でもなれます。
それを証明するために、一つのサンプルとして今後も私はこのブログで情報を発信していきたいと思います。



