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20代の多くの時間をフリーターとして過ごしてしまい、気づけば今年で29歳。

30代になると就職が厳しくなることは世の中の常識として囁かれてはいるものの、実際いざ自分が29歳になってみると、生活自体は20代前半とは変わらないが

『周りの同級生のほとんどが正社員として活躍している』

この現実に直面し、目に見えない謎の劣等感を抱えながら過ごす方が多いです。

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特に我が国日本では、何も悪いことをしていないのにも関わらず、フリーターとして生きているだけで風当たりが強いです。

20代後半・30代ともなれば尚更。

この年齢になると、今この瞬間の決断が

『将来な莫大なリスクを避ける・呼び込む』

ことにもなるため、1日1日を大切に生きる必要がありますが、ここでは20代後半でフリーターをしている場合

『この先どのようなキャリア選択ができるのか?』

この点について詳しくお伝えしていきます。

20代後半でフリーターをしているからといって、自分の人生に絶望する必要はありません。

今回の内容を読むことで、スキルなし・経験なしのフリーターの状態でも30代で人生を挽回する具体的なルートが鮮明に見えてくることになるでしょう。

フリーターにとって29歳と30代の意味は全く違う

とりあえずまず一番お伝えしたいことをお話しすると、転職・就活の業界では

『29歳と30歳の扱いはガラッと変わる』

ことになります。

一つの参考データとしてこちらをご覧ください。

年齢別フリーターの就職成功率就職率の割合
19歳16.4%
20~24歳21.9%
25~29歳18.3%
30~34歳13.0%
35~39歳10.9%
40~44歳10.2%

参考資料:https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2014/documents/0144_03.pdf

労働力調査によると、2018年の時点で

  • 男性フリーター:66万人
  • 女性フリーター:77万人

合計:143万人

この数のフリーター(フリーターの定義は35歳以下の男女)がいます。

そのうち最も就職成功率が高い年齢というのは20代前半で、その次が20代後半になります。

注意点

上記の年齢別フリーターの就職成功率に関しては2002年・2007年に調査したものであり、現在はもう少し数字が良い方向に改善されていると予想できます。

あくまでも参考値として考えておいてください。

この数字で一番注目していただきたいのは

『20代後半と30代前半の就職率の差』

です。

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29歳と30歳は、年齢としては1年しか違いませんが、就職成功率の割合はガクッと落ちていることが数字で見て取れます。

30代でも就職できないことはありませんが、やはり企業側からしたら、同じ条件で正社員を雇うのであれば1年でも若い方が良いという思惑が数字として露骨に出ています。

補足

言葉であえて表現するのであれば、20代は『ポテンシャル採用(現状の能力よりも将来的な伸び代)』が通用しますが、30代にその言葉を使うことはまずありません。

つまり、この1年の差によって

『ポテンシャル採用し、人材育成に力を入れる企業に入れる可能性はガクッと下がる』

ということです。

まず年齢の壁で何が変わるか分からない場合には、この事実を受け入れておきましょう。

職歴なしのフリーターの状態で30代になった場合の末路

今の時代では年齢が高くても人生逆転させる方法はいくらでもありますが『就職』の点に関してだけは基本例外はありません。

仮に、20代をフリーター・ニートとして過ごして職歴なし・スキルなしの状態で30代に突入したと仮定します。

そうすると、社会人の市場において自分がどのような立ち位置になるのかというと、シンプルに

『20代を正社員として頑張ってきた人間と比較される』

ことになります。

考えてもみてください。

例えば20代で大学を卒業し、新卒で正社員として20代を過ごしたら単純に8年前後の正社員経験が積めます。

ということは、転職市場では

20代を正社員として過ごした30歳:8年の正社員経験・実績がある人=即戦力

20代をフリーターとして過ごした30歳:職歴なし・スキルなし=未経験

こうなります。

あなたが採用担当者だったら、この2人が面接に来た時にどちらを正社員として歓迎するでしょうか?

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これは人物的な例外を除けば答えは決まっていますよね?

20代後半であれば、この差はまだ埋める余地があると転職市場では判断されるため、業界用語で

『ポテンシャル採用』

という枠組みが設けられてはいますが、30代になるとその枠組みから放り出されるため、一気にライバルが激戦となる市場で未経験として戦うことになるのです。

もちろんこの状況でも就職することは可能なのですが、20代後半と比較するとかなりの努力が必要になります。

補足

たとえ30代になっても就職を実現している人は山ほどいますが、20代の頃に正社員へ転職できた人と比べると苦労している人が多い印象です。

20代最後の年に優良企業に正社員として採用されるためには?

20代はやりたいことも特になく、とりあえずアルバイトで食いつないで様々な職種を経験したが、結局正社員になろうと思ったら今までのバイト経験は『職歴なし』と扱われる‥。

それを考えると、20代であっても正社員になれる気がしない‥。

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一度フリーターの人生を経験してしまうと、なぜか周りの人と自分を比較してしまい、可能性があることに対して積極的に挑戦ができなくなっていきます。

もちろん今のフリーターの人生が居心地が良いのであればそれはそれで良いとは思いますが、過去の私のように

『一生フリーターの人生なんてまっぴらだ!』

と思うのであれば、やはり行動を起こさなければ今の延長戦でしか人生を楽しめなくなります。

20代最後の年に正社員になることを決断した場合、とりあえずまずやることは

『どのような戦略で正社員になるか?』

これを考えましょう。

ちなみにここでお話しすることは、ただ正社員の肩書きを得るために就活するのではなく

『フリーターの状態から正社員で逆転を果たす』

ことを目的としているため、ただ正社員になりたい方はハローワークの受付に行きましょう。

僕はあまりおすすめはしていませんが。

未経験者の就職率が高い仕事のリサーチ

一度フリーターを経験してしまうと、多くの方が過去のアルバイト経験から同じ職種を選んでしまいます。

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例えば『居酒屋』で働いていたら『飲食店』の求人だけに絞って面接を受けたり、『服屋』で働いていたら『アパレル業界』で正社員を目指そうとします。

確かにこれは一見効率の良い仕事探しに見えますが、実際は

『視野を狭めてしまって結果的に条件の悪い仕事しか選べない』

ことが多いです。

実際、アルバイト経験しかない社会人未経験者が多く就職を実現している業界は数多くあります。

未経験者歓迎が多い職種割合
1位:運輸・交通・物流・倉庫95.4%
2位:商社94.6%
3位:流通・小売・フード93.4%
4位:サービス・レジャー91.7%
5位:公的機関・その他89.8%
6位:環境・エネルギー89.5%
7位:金融・保険89.4%
8位:メーカー89.0%
9位:マスコミ・広告・デザイン88.5%

参考サイト:マイナビ

1位の運輸・交通・物流・倉庫などの職種は、よくメディアなどで

『人手不足が深刻化している』

ことが報じられる業界なので、とにかく未経験者であっても積極的に採用し、人材難で倒産する最悪の事態を避けたい企業は多いです。

実際ネット通販事業が爆発的に伸びていることからも、宅配サービスの人材が不足するのは当然ですからね。

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誰もが当たり前のようにアマゾンなどの通販を利用すれば、それを運ぶ人手が必要になります。

市場が拡大する業界は必ず人が必要になるため、今までの自分のアルバイトのキャリアから仕事を探すよりも、まずは未経験でも人材確保に躍起になっている業界をリサーチし、そこにアプローチするのは大切な戦略です。

注意点

人手不足とはいえ、企業によっては『労働環境が悪い』ことが影響して人手不足が深刻化している場所もあります。

その見極めと求人サイトの選び方を間違えると、就職した後に苦労する可能性が高いです。

これから伸びる業界への参入

ただ正社員になることだけを考えれば、上記のデータを参考にして未経験からの就職を実現しやすい業界に参入すれば問題ありませんが、ここでは

『これからの時代伸びる業界で正社員になる』

ことを考えています。

私がこれにこだわる理由はただ一つ。

この先の時代は

『生き残る仕事と消える仕事がはっきりと分かれる』

ため、ただ正社員になるだけだと40歳50歳になった時にリストラや倒産を経験することになります。

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なので、ハローワークや職業支援で正社員になりやすいところを選んだとしても、それが安定に繋がることはまずありません。

もし正社員になることだけを目的とするならば、ハローワークやサポステ・ジョブカフェを積極的に利用しましょう。

職業訓練・職業支援の代表的なサービス

ハローワーク:職業訓練あり
サポステ:NPO法人が運営
ジョブカフェ:都道府県が運営

ただ29歳という若い年齢であれば、まだまだ伸び代のある業界で働くことは可能です。

どの業界が伸びるかを知りたい場合は、[時代の流れに乗る!]20代のフリーターにおすすめの職種はこれでしょうね!の記事を参考にしてください。

民間の就職サービスで正社員の仕事を探す

上記のサービスのように国が運営する場所で仕事を探すのは一つの手段ですが、民間と国営のサービスには大きな違いがあります。

民間と国営サービスの一番の違い

・国営サービス(ハローワークなど)は、求人に広告費がかからない
・民間サービスは広告費を支払って求人を掲載する

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就職サービスを利用する場合、この『広告費』の点に意識を向けている人はほとんどいませんが、実は仕事を探す上でこれはかなり重要な要素となります。

というのも、国営のサービスはそこで働いている人が利用者の就職を支援したところで、国が運営しているわけですから自分の給料や待遇に全く影響はありません。

企業側も無料で求人募集ができるため、そこまで利益が出ていない企業も簡単に人を雇うことができます。

つまり、言ってしまえば

『条件の悪い企業の求人も大量に掲載されている』

のが国営サービスの一番のリスクです。

もし仮にそこで求人を探している利用者が、万が一ブラックな企業に採用されて退職したとしても、国営サービスであれば全く影響がありません。

ですが民間の求人サービスの場合、万が一自社の求人にブラックなものが大量に掲載されていたら、当然会社自体の評判が悪くなります。

そして民間の場合、基本的に『紹介料』で経営が成り立っていますから、すぐに辞めてしまう人が大量に出れば、当然会社側の売り上げがガタ落ちするわけです。

そのため、民間は国営とは違い

『事前に求人を厳しくチェックしてから掲載している』

ことがほとんどです。

ブラック企業を排除した形で求人を掲載すれば、当然就職した後も長く続けてくれるようになりますから、企業側の利益もしっかりと確保できます。

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国営の求人全てが悪いとは言いませんが、やはりこの事前の求人の選別を担当者がしているかしていないかによって、利用する側の人生は大きく変わります。

なのでもし仮に仕事を探す場合には、国営サービス一本に絞るのではなく、なるべく複数の民間の就職サービスを利用しましょう。

29歳フリーターがチェックすべき民間の就職支援サービス

フリーターの場合、どうしても書類選考を突破することが難しくなりますが、最近では書類選考を一切せずに求人を紹介してくれる民間サービスも増えてきています。

書類で弾かれて正社員の道を絶たれる前に、とりあえず以下の就職支援サービスはチェックしておきましょう。

ジェイック

20代であれば比較的就職はしやすい年齢ではありますが、それでも過去にフリーターの経験をしていると、どうしても就職成功率が下がることがあります。

フリーターとして一番最悪なのは

『30代になっても一向に就職できない』

ことですが、このジェイックに関しては、面接や就職対策を事前にするため、利用した段階で『就職成功率の底上げ』をサポートしてくれます。

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就職できない人には、必ず就職できない理由がありますので、それを無料就活講座の段階であぶり出し、そこを改善してくれます。

事実、ジェイックの利用者の就職成功率は8割を超える実績を出しているため、一度も正社員を経験したことのないフリーターであっても、ここを利用するだけで就活に強い人間に変われます。

補足

もちろん就職するまでのサポートではなく『就職した後』も徹底されているため、利用者の就職定着率も90%以上となっています。

つまり、全く就活経験のないフリーターがこのサービスを利用しても、最初の就活講座で就職成功率を引き上げてもらい、尚且つジェイック側が厳しい目で選んだ求人を紹介してもらい、そこで長く働き続けることができる仕組みが作られているのです。

これはフリーターにとってはかなりありがたい環境です。

ジェイックを利用するメリット

・就職対策が徹底されており、ここで講座を受けると就職成功率が上がる
・ブラック企業徹底排除を掲げているため長期的に続けられる仕事に出会える可能性が高い
・すでに利用者が20,000人を超える実績がある
・担当者が就活するまで→就職した後までサポートしてくれる

ただ、一つだけ注意点を挙げるとするならば、求人の仕事先が若干営業職に偏っているため、その他の業界で仕事を探す場合には、ジェイックと同時平行で別の就職支援サービスを利用して求人をチェックした方が良いでしょう。

ここでの就職講座で学んだことは、他でも活かせますから利用して損することはありません。

就職Shop

こちらはリクルートが運営する就職支援サービスになります。

利用者の9割以上が20代なので、対象となるのは主に『未経験者』です。

転職業界では、結局のところ

『いかに企業と強いパイプを持っているか?』

が求人の質を決めますが、こちらの就職Shopは大手企業リクルートが運営していることもあり、8500社以上の業界トップクラスの求人数を取り扱っています。

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しかもその全ての求人を訪問取材しているため、労働環境や教育体制・職場の雰囲気は担当者が全て熟知しています。

無料相談で足を運ぶことで、担当者から『ネットの情報では得られない求人の情報』を赤裸々に聞くことができるのは就職Shopだからこその魅力です。

そして8500社を超える求人の全てが『未経験者を対象』にしていますので、フリーター・ニート・第二新卒を主なターゲットとしています。

もちろん『書類選考は一切なし』です。

就職ショップの特徴

・求人全て直接訪問済みなので『聞いていた会社と違う』というマッチングのミスがない
・書類選考なしで未経験者をターゲットにしているため内定までがスムーズ
・求人数が8500社以上なので、場所・条件・待遇の希望条件が通りやすい

仕事を探す上では『書かれている内容と働き始めた時の条件が違う』ことはよくありますが、この就職Shopであればその心配をする必要もありません。

求人の質・量+担当者のサポートが徹底されているため、とりあえず話を聞くだけでも得られるものは多いでしょうね。

いずれ年齢の壁・職歴なしの壁で必ず正社員の道は閉ざされる

結局、私たちが生きるこれからの時代は、何がどうなるのかは全く予想ができません。

10年後の予想でよく言われること

一般的には、あと10年後には今の仕事の9割がAI(人工知能)に奪われると断言している人もいますし、いずれは正社員の働き方自体がなくなると話す人もいます。

どの話を信じるかは自由ですが、現段階で間違い無く言えることは

『いずれ時間の経過とともに正社員として働ける可能性はどんどん低くなっていく』

ことは間違いありません。

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実際、40代までフリーターを続けてきた人たちが正社員として働けるか?と問われると、ほぼ不可能ですからね。

逆に30代前後までフリーターをしていても、そこで一度就職をして正社員を経験すれば、そこから転職して正社員→正社員のキャリアを歩むことができます。

扉が閉ざされる前に一歩踏み出した人とそうではない人の10年後・20年後の人生は想像以上に違ってきます。

実際、私自身は過去に週5遊びを楽しむだけのフリーターでしたが、そこから若干のリスクを背負って就活・独立の準備を始めたところ、今ではフリーターだった過去を信じてもらえないくらい色々な仕事に関われるようになりました。

補足

数年前までただのフリーターの男が、短い期間でここまで変われたのも、結局は『その時のちょっとした勇気ある決断』だけです。

女の子に告白する人だけが女の子と付き合えるように、仕事に関しても正社員になろうとする人だけが正社員への道を切り開けます。

どのみち年齢の壁で正社員への道は閉ざされますから、それだったらとりあえず一度正社員を経験し、そこで自分に合わないと感じればまたフリーターやら派遣やらに戻れば良いだけですからね。

29歳なんてまだまだ人生の前半です。

『とりあえずやってみる』

この考えで人生の駒を進めてみましょう。

意外と面白いように人生が好転していきますから。

まとめ

人生において、25歳から26歳になるのと、29歳から30歳になるのでは同じ1年であっても意味が大きく変わってきます。

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実際人生が大きく変わるのも、20代後半から30代前半です。

一度フリーターを経験してしまうと、どうしても周りの20代後半の正社員がキラキラして見えてしまうため、自分に対して劣等感を感じやすいですが、ここで行動できるか否かによって未来が変わることも事実です。

実際やってみると分かりますが、正社員なんてそんな大したことをしてません。

自分と同じ年齢の同級生ができる仕事であるように、実際はフリーターの自分でもできることをみんなやってるだけです。

その中で、ただ肩書きが正社員かフリーターかだけの違いです。

何も難しく考える必要はありません。

20代でフリーターをしていてどうしても自分自身に劣等感を感じてしまう場合には、とりあえず根底にこのマインドセットを持ってみてください。

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今の時代は少子高齢化で『若い働き手が喉から手が出るほど欲しい』企業が山ほどあります。

昔とは違い、人を雇う側が人材を求める構図に切り替わっていますから、思っている以上に働きやすい職場はたくさんあります。

情報化社会の現代では、ブラックな労働環境はすぐにネット上でも噂になり、自社の経営にも影響するような時代ですからね。

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