フリーターとして働いていると、どうしても稼ぐ手段として
『時給』
この呪縛からは逃れることができません。
フリーターの立場であれば、よほど仕事が好きじゃない限りは時給が100円高ければその仕事に変えたいですし、楽して時給が高い仕事があればその環境を選びたいのが本音です。

その中でも『夜勤』のバイトは色々と経験してきましたので、ここではフリーターが夜勤で稼ぐ方法、そしてその先を見据えて夜勤バイトよりも稼ぐ具体的な手段について体験談を元にお話ししていきます。
今回の内容は
そのような方向けの内容に仕上げてみました。
目次
夜勤バイトが時給が高い理由(デメリット)

まず、深夜のバイトで稼ぐためには、そもそも
『なぜ深夜バイトの時給が高いのか?』
これを最低限理解しておく必要があります。

私自身も経験していた夜勤バイトの仕事は、昼・夜に働くバイトよりも圧倒的に楽なことがほとんどです。
それなのになぜ時給が高いのか?
この理由はシンプルに
働きたい人が少ない
これだけです。
バイトの時給というのは、仕事の大変さで決まるわけではなく、単純に
『働く人がいるか?いないか?』
で決まります。
例えば時給900円でバイトがたくさん集まれば、経営者はさらに時給を800円に下げて雇いたいと考えます。
逆に時給1200円でも人が集まらなければ、時給1300円・1400円と高額に設定して人材確保していきます。
つまり夜勤バイトは
このような『会社側の事情』によって時給が高く設定されているのです。
深夜時給を上げる『深夜手当』の決まりがあるため、これも高い時給で働ける理由です。
実際に夜勤バイトを経験した人間から見たデメリット
私が実際に体験した夜勤のバイトは主に3つ
- 深夜の工場での仕分け作業
- コンビニ
- 居酒屋
正直どのバイトも楽でしたが、その楽なバイトで高時給を貰えるメリットの裏には
- 体が弱くなった(病気になりやすい)
- 自律神経がおかしくなった
- 友達と遊べなくなった
このようなデメリットを経験しました。
特にこれから深夜バイトをする方に注意していただきたいのは『健康面』です。
15年以上夜勤を続けている人は夜勤をしていない人に比べて心臓や血管の病気による死亡率が23%アップした。
夜勤に関する健康面の調査結果は色々とありますが、とりあえずシンプルに
『長期間夜勤を続けると死ぬリスクが高まる』
ことは必ず頭に入れておきましょう。
私も、深夜に工場での仕分け作業を終えた後

そう言って工場を後にした時に、うっすらオレンジの空の中、カラスがカーカー鳴いてる時に家に帰るのが日常だったため、それが数ヶ月続いたときは自律神経がおかしくなりました。
人間として生きる限り『体は資本』ですから、夜勤をする場合には体調管理だけは徹底しておきましょう。
私が夜勤時代に実践していた健康の対策
- 部屋に遮光カーテンを付けて真っ暗の中ぐっすり寝る
- サプリで不足している栄養素を補う
- 必ず『日光を浴びる時間』を作る

夜勤フリーターを経験した私がおすすめする夜勤バイトの稼ぎ方

- 夜勤の時給事情
- 夜勤に対する健康対策
これらを最低限理解しておけば、あとは仕事を選んで働くだけです。

なので稼ぐ場合には、数年単位の長期にならないライフプランで働いてください。
夜勤のバイトで稼ぐ方法としてポイントとなるのは大きく3つ
一つずつ見ていきましょう。
1,時給と労力が合っているかを事前にチェックする
とりあえず、夜勤の場合は普通に昼に働いているよりも時給が高いので稼げる金額は上がります。
例えば昼で時給1000円の仕事を週5、8時間していたら
1000円×8時間=8000円
8000×1ヶ月(22日出勤)=月収176,000円
このくらいの収入ですが、夜勤で1200円で働いていた場合
1200円×8時間=9600円
9600×1ヶ月(22日出勤)=月収211,200円
このように同じ時間でも稼げる金額が上がります。
となると、問題は働く時間ではなく『無理なく続けられるかどうか?』がポイントになります。

私が経験していた深夜バイト
- 深夜の工場での仕分け作業
- コンビニ
- 居酒屋
この3つに関しては、正直どれも楽でした(特にコンビニ)。
深夜で尚且つ時給を追い求めると、どうしても労力に比重がかかり続けるのが難しい仕事に出会うこともあるため、その点だけは仕事選びの際に注意してください。
2,夜勤なら夜勤に絞って働く
夜勤で仕事をする場合、必ず『生活リズム』は意識しておきましょう。
夜勤がある仕事は様々ですが、その多くは昼と夜の交代制で行われることが多く、どうしても体調管理が難しくなります。
バイト最大のメリットとしては、夜勤のある社員とは違い
『深夜だけ働く選択肢が選べること』
です。
昼と夜を交互に働く生活と、夜勤に絞った生活では疲労度や体調が全く違います。

バイトはシフトを自分で決めれます。
そのメリットを最大限生かし、体に負荷をかけずに高時給で働いていきましょう。
3,リスク管理は徹底する(深夜ならではの危険)
これは特に『接客業』を選ぶ場合に注意することですが、どうしても深夜は客層が悪くなります。
私の事例だと、深夜のコンビニで働いていたときは

命の危険があることはまず考えづらいですが、万が一強盗や怪しい人に絡まれることになる可能性もありますので、できれば『治安の良い場所』で深夜バイトを決めてください。
普通に働いているだけなのにこのような人たちと遭遇するとモチベーションがガタ落ちします。
体がキツい‥夜勤バイト以外で収入を上げるには?

私自身は深夜のバイトは稼げることを知り、そこから数ヶ月程度継続して稼いできましたが、結局長期間深夜バイトをして感じたのは
『とにかく体がキツい(肉体的・精神的に)』
という一点でした。
深夜だと、遊べる友達も限られてきますし、体調も壊しやすいです。

そのため、長期的に働き続けてから
『この現状を打開する方法は何かないか?』
これを考え続けた結果、今の生活を実現しました。
『治験』に協力して稼ぐ
これは実際に私が夜勤時代に実践していたことです。
『治験』というのは、いわゆる『これから世の中に出回る前の薬の効果を調べるための被験者になる』ことです。

治験では、必ず最初に2時間程度みっちり薬の説明を受けるため、内容を理解してから参加するかどうかを決められます。
その上で、参加した場合に協力費が支払われます。
実際に参加してみると分かりますが、治験でやることはほとんどなく、ただ薬を飲んでベットで寝ているだけです。
それで1日1〜2万円程度の協力費が貰えるため、上手に活用すれば結構おいしい稼ぎ方になります。
私は夜勤の連続で疲れていた時にこの治験を入れて、1週間程度治験に参加してゆっくりと体を休めていました(もちろん協力費が出るためお金は貰っています)。
治験は3〜4ヶ月に1回参加できるため、夜勤のバイトに合わせて治験を利用することで、体を休めながらバイトができるようになります。
夜勤バイト+副業で稼ぐ
アルバイトに関しては、フリーターでフルタイムで入ったとしても1日7〜8時間の仕事で終わります。
人間の1日は24時間ありますから、そのうちの8時間程度の時間を使っても16時間余っています。
週5でバイトをすれば、2日は暇です。

副業と聞くと難しく感じるかもしれませんが、最近では
『稼ぐハードルが下がっている』
ため、工夫次第ではフリーターでも副業は十分可能です。
例えば、スキルを売り買いする『ココナラ』のサイトで実際に稼いでいる人の事例でこんなものがあります。

これはフリーターとして働く人が、フリーターの悩みを聞くだけの仕事ですが、500円という金額で仕事が成り立つのです。

他にも『フリーターの体験を記事にして欲しい』という依頼や、バイトの経験を教えて欲しいという依頼もあるため、現代は副業なんて誰でもできる時代です。
そしてもっと稼ぎたい場合には、余っている時間を使って仕事ができる隙間時間バイトアプリ『タイミー』を利用すれば、数時間だけ働くこともできます。
フリーターの強みは正社員とは違い
『余っている時間が明確に分かっている』
こと。
つまりそこを上手に活用できれば、本業+副業で面白いように稼げるのです。
『今月ちょっとピンチだな〜』
そう思えばタイミーで数時間バイトすれば5000円前後は簡単に稼げます。
ガッツリ稼ぐなら治験やココナラを活用してみるのもありです。
フリーターの年収の倍を貰っている正社員になる
夜勤のバイトをしながらフリーターで稼ぐ方法は色々ありますが、結局のところ今の日本でガッツリ稼いでいるのは独立している人間と『正社員』です。
いきなり起業やフリーランスはリスクがある(私が体験している)ため、夜勤のバイト以上に自由に使えるお金を増やす場合には正社員になるのが手っ取り早いです。
実際、フリーターの平均年収は200万前後なのに対し、正社員になると年収400万前後が平均になります。

週5働いていれば、フリーターもバイトも大して労働時間は変わりません。
どうしても正社員の働き方が合わずに夜勤のバイトを進んで選んでいるならば別ですが、それ以外の理由であれば『稼ぐ』ことを考えるとやっぱり正社員の選択肢を選んだ方が収入は上がります。
フリーターを雇ってくれる会社なんてない‥そう言われがちですが、実際フリーターを経験していても正社員に転職できる就職サービスは最近増えていますからね。
数年前であれば、フリーターからの就職は難しかったですが、現代は『人手不足』が深刻になっており、人が雇えずに会社が倒産する事例が激増しています。
参考サイト→ITmediaビジネス:人手不足倒産4年連続過去最多を更新

企業も人が少ないため、最近ではブラックな労働環境を改善し『働きやすい環境』を作るために力を入れている企業も増えています。
事前に優良な就職サービスを利用すれば、掲載前にブラック企業を排除してくれています。
夜勤という大変な仕事ができれば基本どんな仕事も余裕

私もフリーター、会社員、フリーランスと色々な働き方を経験してきましたが、その中でも『夜勤』の仕事は一番大変でした。

どの生き方を選んでも大変なことはありますが、稼ぐことを考えた場合には
『どの大変が一番自分にとって苦痛か?』
を最初に考えておきましょう。
ちなみに私は『少ないお金で生活することが一番苦痛』と感じたので、どうにかして稼げる方法を追求した結果、今の生き方にたどり着いています。




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