『フリーター』
この言葉に対してポジティブな価値観を持っている人は、残念ながら日本にはほとんどいません。
この国で生きる限り、
正社員=安定
フリーター=不安定
この価値観を当たり前のように持っている人たちと関わることになるため、フリーターの人生を続けることは精神的にも辛いものがあります。

もし仮に、今のままフリーターとして生きる人生がどんなものなのかを想定することができていれば、早い段階で対策を打つことができますし、その人生を受け入れる選択肢も出てきます。
なのでここでは『生涯フリーター』という生き方にフォーカスして様々な角度から情報をお伝えしていきたいと思います。
目次
一生フリーターの人生は人生終了なのか?

まず、この国(日本)の価値観で考えると、生涯フリーターという生き方は『人生終了』のようなレッテルを貼られることは間違いありません。

ただし、自分一人が生きていくためであれば、フリーターでも十分生きれる環境は日本は整っていますので、この選択を取ったとしても死ぬことはありません(最悪生活保護も受けられますから)。
ただ、周りの価値観に合わせた生き方をすると、フリーター=人生終了という価値観を受け入れる必要があるでしょう。
リアルにフリーターの生涯を想定してみる

人生は早い段階で手を打った方が楽に好転させることができるため、とりあえず自分の未来を想定してみて、それを踏まえて何をすべきかを考えることは重要です。
では仮に、学生を卒業してからフリーターの人生を生涯続けていくことになった場合、どのような人生が待っているのか?これを具体的に考えていきます。

10代〜20代前半のフリーター時代

週に4〜5で働きながら、バイトが終われば朝まで飲み歩いたり、休みの時は朝から晩まで遊び歩くような生活もできます(10代〜20代前半はオールなんて当たり前)。
とにかく『今日が楽しければOK』この価値観が人生のキーワードとなっていたため、毎日楽しいことを模索しながらその日を生きていました。
ちなみにこの年代であれば、フリーターをしている同年代の友人なんてたくさんいるため、周りとの価値観にもそこまで差はありません。
少しバカにされたとしても、まだ遊んでいても問題ない年頃なので、基本的には正社員をやるよりもバイトで働いていた方が人生が充実している感じは得られます。
20代後半〜30代までのフリーター人生
何をしていても楽しかった20代前半までは、自分がフリーターとして生きることに対して何の疑問も出てこなかった人たちも、20代の後半に差し掛かると今の自分の生き方に疑問が生まれ始めます。
周りの意見によっても価値観は変わってきますが、根底にあるのは
ここに辿り着きます。
このままフリーターの人生で良いのだろうか‥
そろそろ何か始めなければヤバいのでは?

そうすると、今までフリーター=楽しいものだった価値観が、気づいたらフリーター=人生ヤバいという価値観に切り替わっていくのです。
フリーターを経験していた多くの人たちに話を聞いてみても、この頃に自分の人生と向き合い、今までの生活から抜け出す人が圧倒的に多い印象でした。
この年齢であれば、現代であれば『フリーター専門の就職エージェント』を活用すれば、意外とスムーズに正社員になることはできます。
この年齢でもまだフリーター生活を続ける選択肢を取ると、いよいよ30代以降のフリーター人生に突入していきます。
30代以降のフリーター人生

30代までフリーター生活を続けていると、一番怖いのが
ことです。
というのも、20代で正社員として働き、スキルを身につけてきた同年代がたくさんいる中で、20代でアルバイトの生活しかしなかった場合、全くスキルも職歴もない状態で30代となります。
すると、転職市場でも『30代正社員経験なし』というレッテルが貼られてしまい、20代とは比べ物にならないくらい選択肢が狭まります。
多くの求人サイトも、30代以降の就職支援は断ることが多いため、ここまでくると本格的に生涯フリーターの人生を覚悟しなければなりません。
40代以降のフリーター人生
そして40代を超えるまでフリーターを続けてしまったら、残りの人生は正社員として働く選択肢はまずなくなります。
フリーターを続けるか、もしくは自分でビジネスをするしかありません。

一生フリーターの生活は十分可能!ただし失う3つのものは覚えておこう!


もちろん正社員として働くことが人生の正解ではありませんが、ただダラダラとフリーターだけを続ける人生では、必ず失うものが3つ出てきます。
それが
正社員として働く選択肢
定年後に楽な人生を過ごすこと
愛する人との結婚(相手によっては受け入れてくれる)
この3つです。
これに関しては、生涯フリーターを選択した場合には必ず訪れる未来です。
逃げることは一切できません。
もしこの未来を避けるためには
途中で自分が正社員になるための行動を起こす
もしくは自分でビジネスを開始する
この2つしか方法はありません。
何を失いどのような未来がやってくるのか?
これを知っているのと知らないのとでは今この瞬間の行動が大きく変わってきますので、後悔のない人生を過ごすためにも、一刻も早く自分の人生計画を見直しておきましょう。
フリーターは20代で一度抜け出してみるべき!

私自身、今でこそ自分で独立してビジネスを展開するまでになっていますが、言っても20代の前半なんて、毎日今日が楽しければOKのマインドで生きていました。
お酒飲んで朝まで遊んで、友達とくっちゃべっていれば人生楽しかったので、ここから抜け出すことなんて何も考えていませんでした。
しかし、たまたま途中で同年代でゴリゴリにビジネスを展開している人と出会い、今自分がやっていることがいかに阿呆らしいかを知り、そこから行動を起こすことができました。


なので人生に対する危機感を持った瞬間、そこで何かしらの行動を起こし、必ず訪れる生涯フリーターの人生を回避する行動を起こすべきです。

まとめ

一生フリーターの人生に否定的な意見は持っていませんが、もし仮に今フリーターの生活を続けているのであれば、今回の話は『必ず訪れる未来』です。
今のままの生活を続けていたら、絶対にその未来はやってきます。
一生に一度きりの人生を後悔しないために、今その選択肢がベストなのか?それとも変えるべき人生なのか?これは一度必ず考えておきましょう。

人生は『後悔』さえなければ万々歳です。
これだけを意識して、まずは何をすべきかを考えてみてください。



