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『学歴なんか関係ないよ〜!』

その言葉を信じて頑張ってきても、結局のところ、高卒と大卒の生涯年収の差はデータで露骨に出ています。

高卒男の生涯年収平均(19歳〜60歳)2億前後
大卒男の生涯年収(23歳〜60歳)2億4000万円
生涯年収差約4000万円の差

※年度によって多少差に開きがあります

4年間学校に通っているか通っていないかの違いで、生涯年収が4000万以上開くとなれば、それは『学歴なんて関係ない』この言葉が当てはまらないことは誰でも理解できること。

学校を卒業→社会人→定年退職

このキャリアを想定している場合には、社会人になった時点でこれだけの収入差が出ることは前提として頭に入れておくべきです。

とはいえ、ここまでの話は『以前からずっと言われ続けているテンプレ』のようなもの。

こんな話をするために、この記事を書いているわけではありません。

大切なのは

『学歴による生涯年収の差を受け入れた後何をすべきか?』

です。

  • 大卒だって貧乏な人はたくさんいる
  • 高卒だってお金持ちは山ほどいる

学歴の違いによる生涯年収の差がデータで出ているのにも関わらず、なぜそれが逆転する現象が起こるのか?

ここでは学歴による収入差を埋めるための逆転プランについて切り込んでいきます。

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これからの時代『高学歴』だけでは稼げない時代が来るため、低学歴であってもチャンスさえつかめればいつでも逆転可能です。

その理由はこの記事を最後まで読んでいただければ理解できますよ。

学歴社会の日本は20代前半で生涯賃金が確定するのは本当?

そもそもなぜ学歴によってこれだけの生涯年収の差が生まれるのか?

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これに関しては、至ってシンプルな話です。

日本の社会では、高卒と大卒の扱いは違います。

仮に高卒が大卒と同じ仕事を会社でしても、額縁で見れば収入に差が生まれますし、出世するスピードも学歴によって変わるのが今の日本の会社の仕組み。

大学を卒業している人間が、高卒の社会人よりも優遇される理由は大きく2つ

苦しい受験勉強を乗り越えるような自分を律する力を持っている
大学の4年間が学生を成長させている

大卒は受験の苦しみを乗り越えている

まず、受験をせずに入学できるようなFラン大学に関しては、そこまで生涯年収が高くなることはありませんが、一定レベルの大学に入学する人たちは、高校在学中に膨大な時間を勉強に使い、大学受験という戦争を勝ち抜くことを考えます。

自分を律することは何よりも難しいもの。

自分自身を完璧にコントロールして勉強できれば、誰でも難関大学に入学できるかもしれませんが、それができるのは一握りの人間だけ。

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つまり好待遇で従業員を雇いたい企業は、優先的に『自分をコントロール術を知っている高学歴』を好んで採用するのは当たり前です。

受験をしない人たちが楽しく遊び呆けている中、昼も夜も歯を食いしばって苦しい受験勉強を続ける強靭なメンタルは、社会に出てからもここぞという場面での結果に直結することは多いです。

補足

実際、世の中を変えているのは高学歴の方がほとんどですからね。

大学の4年間が学生を成長させている

そしてこれも大学によって違いますが、偏差値の高い大学は、遊び呆けていれば絶対に卒業できない仕組みが整っています。

そして大学の授業で物事を論理的に考える力、自分で考えたことを他人に理解させる訓練を経験できるため、それが社会に出たら思っている以上に役に立ちます。

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高卒だと、学校の授業でこの論理的思考を身につけることはほとんどないため、伝える力・考える力に関しては大学生活を過ごした人間の方が優れている可能性は高いです。
学歴が社会で有利に働く理由

企業で採用を担当する人間は、雇う段階で『自分に甘い人間』を見極めたいと考えています。

その分かりやすい一つの指針となるのが『高学歴かどうか』であるため、学歴は自分を律する力を肩書きで判断する材料となるのです。

低学歴が覚えておくべき学歴の残酷な現実

私自身は普通の人よりも学歴がない人間ですが、社会に出てから

『学歴の違いってすげぇな』

と痛感させられたことがいくつかあります。

高学歴の会話に付いていけない

私が知っている高学歴で優秀な人たちは、基本会話の内容が抽象的でも理解できるため、普通の人が聞いたら『何話してんの?』と思ってしまうような会話も途切れることがありません。

これに関しては大卒と高卒の話が合わないと言われる明確な理由!結局は『教養』の問題ですの記事を読めばその理由が分かります。

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物事は理解しやすくするために『具体化』して伝えることがほとんどですが、高学歴の人は具体化せずに『抽象化』の状態で会話が進められるため、面倒な説明を省いても簡単に理解できるのです。

1を聞いたら10理解できる高学歴はゴロゴロいる

学歴で判断するのは少し違いますが、やはり優秀な高学歴の人間ほど理解する時間が短いことも事実。

普通の人に教える場合、一つ一つ手順を踏んで解説しなければならないことも、高学歴の人たちは大事なポイントさえ伝えれば自分で実行できることがほとんど。

前提として頭に『論理的思考』が組み込まれているため、物事を具体化せずとも抽象的な表現から情報を読み取り、それを実行に移すことができるのです。
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これは社会に出てから私も驚いた一番のポイントかもしれません。

一部の大卒は高卒に『話が通じない』と思っている

いくら高卒の状態で張り合ったとしても、世の中には見えない『学歴フィルター』が存在します。

高学歴の人間は、高卒の人間に対して『具体化』して話をしなければ物事が伝わらないと思っていることがほとんど。

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となると、高学歴同士なら抽象度の高い共通言語で済ませていた話も、一度具体化に落とし込んで説明しなければなりません。

これは高学歴からしたら、かなり面倒な工程。

それを肌感覚で理解している彼らは、高卒が相手だと話が通じないものだと思い込んでしまい、一部の高卒者は酷い扱いを受けることもしばしば。

自分が高卒であることを伝えた瞬間『あっ‥高卒ね‥』みたいな顔をされたら、この価値観を持っている可能性が高いです。

この人たちを相手にした時の対処法は高卒が社会で頭悪いとバカにされる理由!対策は簡単ですの記事でお伝えしています。

高卒のような低学歴が大卒の生涯年収を超す方法!

私自身、決して高学歴とは言えない立場ですが、それでも高学歴と同じくらいの収入は得ています(これからはさらに増やす予定)。

その立場から話せる一つの結論として、高卒の立場では一つの会社で真面目に働いているだけでは高収入はほぼ100%得られません。

高卒は、結局一つの会社で『高卒』としてしか扱われないため、一番最初に紹介した生涯年収の枠に収まります。

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つまり大卒と生涯年収の差が4000万以上開くことがほぼ確定しているということです。
現時点で学歴がない場合、高収入を得るためには『学歴がない立場での戦い方』をしなければ大卒の生涯年収を超えることは絶望的。

では、どのように働けば高卒が大卒の生涯年収を超えられるのか?

そのために大切な考え方を3つお伝えしておきます。

大卒と同じ土俵では戦わない

ここでいう『同じ土俵』というのは、シンプルに

『一つの会社組織で働き続けること』

を意味します。

例えば、高卒から正社員になり、その4年後に同じ職場に同年代の大卒が入ってくれば、現代の会社の仕組み上、高卒の方が実務経験が長くてもいずれは大卒の年収が上回ります(フルコミッション・出来高制の会社は別)。

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上記の生涯年収のデータは、会社組織に属した働き方をした場合の数字なので、高卒がその条件以上の収入を得るためには『土俵を変える』しか方法はありません。

高卒で高収入を得ている方の事例としてよく挙げられるのは

『高卒で就職し、その後転職して収入をアップさせる』

このように、環境を変えてキャリアアップしていく方法が鉄板です。

注意点

会社によっては、つまらない固定観念に縛られて正当な評価をせずに学歴だけで出世を決める環境もありますから、常に新しい環境に飛び込む意識、自分の市場価値を客観的に見る癖を持つことも重要。

高学歴がひしめく会社で高卒が働いている会社もありますが、あれはまさに順調にキャリアを積んだ高卒の逆転パターンの一例です。

年功序列・学歴社会の崩壊の意味を正しく理解する

数十年前であれば、私も『低学歴が高収入を得る』なんて夢物語を話すことは絶対になかったはず。

ですが現代は、すでに年功序列・学歴社会が壊れているため、夢でもなんでもなく高卒が高収入を得られる時代が到来しています。

数十年前の高度経済成長期は、若者が多く、中年・高齢層が少なかったため、綺麗なピラミッドの形で社会が形成されていました。

つまり、若者がたくさん働き、それを管理職以上の中年・高齢社員が管理していたため、管理職の給料が高く、若者の給料を低くする年功序列の仕組みが機能していたのです。

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働く若者が多ければ、中年・高齢層の高い給料を支える地盤ができるため、年功序列の仕組みが回ります。

ですが現代は、若者が少なく中年・高齢層が溢れる時代。

これだと若者が高年齢層の収入を支えることが難しく、年功序列の仕組みが機能しなくなり、結果的に『早期退職者募集』『40歳定年』などの制度を企業が取り入れなければ、中間層以上の給料の支払いがキツくなり、結果会社が傾くことになるのです。

年功序列・終身雇用の機能が回らない以上、企業は

『若い世代でも能力の高い人間には高収入を払う』

ことを約束するようになり、現代は年齢・学歴の枠にとらわれずに優秀な若者はどんどん高収入を得ているのです。

大卒よりも『リスク』を取らなければ勝てないことを肝に銘じる

いくら年功序列・終身雇用が壊れても、努力できない高卒が高収入を得られるほど社会は甘くありません。

大卒以上の待遇を得るためには『大卒よりもリスクを取る』しかありません。

実際、高学歴層は普通に就職するだけで『高待遇』の条件で雇ってくれる企業が山ほどありますから、わざわざリスクを取る人は少数。

高学歴層には、年収1000万前後の年収の仕事先がゴロゴロあります。

しかし高卒の求人を見れば、どんなに高くても40歳50歳の年収は500万程度。

同じ『社会人』としての土俵では、年収の差は一目瞭然。

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となれば、同じ環境で働き続けても天井は見えているため、社会に出た後にどれだけのリスクを負えるかが収入の明暗を分けます。

学生時代に、誰よりも勉強に時間を注いできた高学歴層が高待遇を受けるのは当然。

しかしその人たちも、社会に出れば勉強時間はほとんど確保してないのが日本の実態。

日本の社会人の勉強時間

日本人就業者の学習時間:1日6分程度

参考元:総務省社会基本調査

高学歴層も、社会に出れば働くだけで勉強しないのがデータとして出ているため、高卒者は『社会に出てからの逆転』も不可能ではありません。

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社会に出たら、大半の人間が1日6分しか勉強してません。
勉強時間とリスクを受け入れれば逆転は大して難しくはないのです。

転職や独立・フリーランスなどの選択肢は、高学歴層からしたらリスクのある選択。

そのため、安定を求める多くの大卒はリスクを排除した生き方を選ぶので、ここでアクセルを踏める低学歴層がいれば、高収入層に飛び込むことは難しくないのです。

これからの時代は『スキル』が給料に跳ね返ってくる

年功序列・終身雇用がぶっ壊れれば、次に待っているのは『安定』よりも『実力社会』。

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これからの時代は、学生時代の貯金だけで生きていけるほど甘い世界ではなくなります。

もちろん、勉学にストイックになれる高学歴層はそもそものポテンシャルが高いため、努力の基準が高く成功する資質は誰よりも持っていることは事実。

ただ、そのような人材は高学歴層でも一部の人間だけなので、安定・保身を求める大卒の裏で、高卒が多少のリスクを背負って突き進めれば余裕で収入は上げられます。

週5会社に通って給料が貰える時代は年功序列社会の時代まで。

これからは、社会に出てから実力を伸ばし続けた人間が高収入を得られる時代になります。

今現在学歴がない場合、やることは3つ

大卒以上にリスクを背負って生きる
社会に出てからの勉強時間の確保
一つの環境に止まらない

これを理解し実行できれば、高卒・大卒の生涯年収の枠組みから抜けることは容易です。

高卒の経営者が話していましたが

『今の日本はちょっと頑張れば簡単に抜きに出られる』

そのような環境なので、くれぐれも学歴のない自分の市場価値を低く見積もりすぎて低収入の人生で終わらないよう気をつけましょう。

一歩踏み出せば、学歴がなくてもバリバリ活躍している人間は山ほどいますからね。

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