このメディアを立ち上げてから、過去に私が働いていたパチンコ屋での経験が初めて人の役に立つことを知り、最近は当サイトでバイトの体験談などを赤裸々にお伝えしています。
世の中にはあらゆるジャンルのバイトがありますが、その中で『パチンコ屋』は
世間体がそこまで良くはないが、時給が高い
そんなイメージを持っている方がほとんどだと思います。
本音としては、パチンコ屋で働くのが怖いと思う気持ちが心の何処かにあるかと思いますが、実際にバイトをしてみると、世間のイメージとリアルに若干のギャップがあることが分かります。
ここでは、過去に数年間パチンコ屋でアルバイトをしていた私が、実際に働いて分かったパチンコ屋のバイトのメリット・デメリットについて掘り下げていきます。
バイト選びは『出会い』や『ライフスタイル』に大きく影響を及ぼしますが、今回の内容を読めば、パチンコ屋のバイトのリアルが分かり、自分に合っているかどうかが分かりますよ。

目次
数あるバイトの中でパチンコ屋を選ぶメリットについて
そもそも、パチンコ屋のバイトを視野に入れている方の多くは
『高時給のアルバイトを探している』
この前提条件があるはずです。

求人募集を見れば、この『高時給』の条件はほとんどのパチンコ屋が満たしていますが、問題は『高い時給が貰える仕事はキツい・労働環境が悪い』これらのデメリットが裏に隠れている可能性が高いこと。
もちろんパチンコ屋で働くデメリットはいくつかありますが、その前に働いてみて分かったパチンコ屋のバイトのメリットをいくつかお伝えしておきます。
時給が高い
まず、パチンコ屋の時給が高い理由が『労働環境が悪い』『激務』だからと片付けている場合、少し考え方を訂正する必要があります。
人手がなかなか集まらない→時給を高くして集める
土日が繁忙期の仕事→人が休んでいる日に働くため
体力が必要な仕事→体力のないお年寄り・女性が対象から外れる
確かに、高時給のバイトが激務・労働環境が悪いものもたくさんありますが、パチンコ屋はそれ以上に
世間のイメージがあまり良くない
この要素が上乗せされるため、そこまで大変ではないのに高時給に設定しているお店が多いです。

シンプルに業界として人が集まりづらいため、最低賃金を高く設定して人材を確保しています。
これは考え方によっては『働く側にとっては大きなメリット』でもあるのです。
体力が付く・痩せる
パチンコ屋のバイトの主な仕事は『ホール巡回』『接客業務』になります。
基本的にパチンコ屋は一つのお店に何百台・何千台ものパチンコ・スロットを導入しているため、店内を歩き回ってホールを見回るのが主な仕事になります。
それをバイトの日には何時間も歩き続けるため、1日で歩く歩数は何千・何万歩になるため、バイトをしていると間違いなく痩せます。
パーソナルが導入されていないお店だと、これにプラスして玉運びがあるため、働いていくうちに体力が付き、引き締まった体を手に入れることも可能です。

理不尽に対する免疫が付く
これはデメリットでもあるかもしれませんが、パチンコ屋は『ギャンブル』を楽しむ客層を相手にするため、中には店員に対する理不尽な要求・クレームを言ってくるお客さんがいます。
パチンコ屋でバイトをすると、このようなお客さんに遭遇することが多々あるため、社会での理不尽をバイトの時代に経験できます(バイトの場合、社員を呼べば対応してくれるので安心です)。
20代そこそこの学生・フリーターの頃は『大人は立派なもの』だと思ってしまいがちですが、実際子供より子供な大人なんて社会に山ほどいます。
これを若い頃に知れたことで、私はその後の人生で、大人の理不尽に対して平常モードで対応できるスキルが身につきました。
時給が高い
体力が付く
理不尽に対する免疫が付く
実際にパチンコ屋で働いた私が感じた3つのデメリット
これからパチンコ屋で働く場合、以下の3つのデメリットは事前に頭に入れておくことで、働き始めてから大きな失敗がなくなります。

ギャンブルの世界に興味を持ってしまう
パチンコ屋で働いてみて、私が一番のデメリットと感じたのはここです。
まず、パチンコ屋で働き始めると、必ず『パチンコ・スロットで大勝ちしているお客さん』を毎日見ることになります。
場合によっては、自分のパチンコ屋の月収を1日で持って帰る人もいるため、それを見ると

必ずこんな気持ちが芽生えます(特に男)。
ここに一歩足を踏み入れてしまうと、気づけば月に数万円・数十万円パチンコで負ける生活に突入するため、高時給のバイトをしているのに誰よりもお金がない負のスパイラルに突入します。
パチンコ屋で働くことを決めたなら、最初に必ず『自分はギャンブルに手を出さない』そう決意しましょう。
ギャンブルさえやらなければ、パチンコ屋のバイトは稼げる仕事であることは間違いありません。
時給の低いバイトを選べなくなる
一度この業界で働くと、時給の低いバイトに対して目が向かなくなります。

仮に時給1400円のパチンコ屋のバイトを辞めた後、時給800〜900円のカフェのバイトを始めようと思えるでしょうか?
この時給の差だと、同じ労働時間でも月収20万と月収15万以下の違いが出てきます。
時給900円で月20日労働(8時間):900×8×20=月収144,000円
時給1400円で月20日労働(8時間):1400×8×20=月収224,000円
パチンコ屋のバイトを辞めた人が、次のバイトもパチンコ屋を選ぶことが多い理由は、この『時給の高さ』が関係しています。
もしパチンコ屋でバイトをする場合には、他の業界の仕事を単発バイトとして経験してみるのも良いかもしれません。
腰・耳が悪くなる(人による)
パチンコ屋のバイトをすると『腰が痛くなる』『耳が悪くなる』これは誰もが聞いたことがあると思いますが、結論私自身は腰も耳も全く悪くなっていません。

対策としては、腰に不安がある場合は『パーソナル(自動で玉を計測してくれる機械)』を導入しているお店を選ぶ。
耳が悪くなるのが怖い場合、インカム(片耳にイヤホンを装着して店員同士で会話をする機械)を勤務日ごとに交互に付けるなどをすれば、私のように腰・耳が悪くなる心配はありません。
ちなみにパチンコ屋の『タバコの煙で肺が汚くなる』という噂もありますが、最近のパチンコ屋の空気管理システムはどこよりも整っているため、これに関してもほとんど心配はありません。
私がもう一度バイトをする場合パチンコ屋を選ぶか?
私が学生・フリーターに戻ったとしたら、間違いなくパチンコ屋のバイトは選択肢の一つとして考えます。

絶対にギャンブルに手を出さない
腰・耳を守るための店選び・働き方の徹底
単発で他のバイト経験も積む
パチンコ屋のバイトは、大外れの店を引かなければ基本的には時給・労働環境は良いことが多いです。
ただ、逆に考えると居心地が良くなってしまい、最初にパチンコのバイトを選んでしまうと、その他のバイト経験をせずにずっとパチンコ屋の仕事を選びがちです。
単発・もしくは掛け持ちでも良いので、自分のバイト経験をパチンコ屋に狭めるのではなく、一つの収入の柱としてパチンコ屋のバイトを選ぶことも重要。
この3つのルールさえ徹底できれば、パチンコ屋のバイトは自分のバイトライフを充実させることができますので、世間のイメージは気にせずに一度トライしてみる価値はありますよ。
参考:【高時給】パチンコ屋のバイトはきつい?元パチ屋店員の私がリアルをお伝えします!
万が一自分に合わないと感じたら、正しい方法でバイトを辞めれば良いだけですからね。
まとめ
パチンコ屋のバイトは、デメリットを受け入れてその改善方法さえ理解していれば高時給で働ける居心地の良い環境となります。
パチンコ屋の悪い部分だけ切り取って発信している人の多くは
『昔のパチンコ屋のイメージ』
をそのまま伝えてるだけなので、あまり発信内容としては当てになりません。

- 空気清浄機の設置による空調設備
- 来店したお客さんが寛げるスペース
- パーソナル導入によるバイトの働きやすい環境
これらを自分の目で一度確認してから働くかを決めてみましょう。
ネット上で叩かれているような環境とは全く違う世界がそこにはありますから(可愛い子も多いですし笑)。



