これから居酒屋のバイトを始める場合、数多くのチェーン店・個人店があるため、バイト求人サイトでどこを選べば良いか分からないですよね?
飲食業は人材の入れ替えが早い業界ですから、居酒屋のバイトでお店をこだわらなければ意外とどこでも働く場所は見つかります。
ただ、せっかく働くなら条件の良い環境で長期的に働き続けたいのが本音。

とはいえ、ただ求人に応募すれば楽しい居酒屋バイトライフを過ごせるわけではありません。
ここでは、実際に居酒屋バイトとして数ヶ月働いていた私が、お店選びの失敗パターンと居酒屋で楽しいバイトライフを過ごすためのポイントを詳しくお伝えしていきます。
人生は『失敗』から学ぶことがほとんどですが、今回の内容はまさにその失敗を経験した私のリアルな体験談から導き出した答えなので、あなたのバイト選びにプラスの影響を与えることはお約束します。
目次
【失敗経験者が語る】居酒屋バイトの選び方で必ず抑えておくべき3つの項目
前提として、私が考えるバイト選びで『失敗』となる基準は以下の通り。
この3つを避けることができれば、基本的には長く続けやすいバイトライフが過ごせることは容易に想像できると思います。
これを居酒屋のバイトで考えると、必ず抑えておくべき要素が3つあります。
ホール・キッチンのどちらを選ぶか?
居酒屋のバイトはシンプルに『ホール』と『キッチン』の2つに分かれています。
どちらの仕事もメリット・デメリットはありますが、基本的には
- ホール=女性メイン
- キッチン=男性メイン
この分け方になりますので、選ぶというよりも自然と適材適所に配置される形になります。

お店の規模・立地条件
どのお店で働くかも大切ですが、個人的にはお店の規模・立地選びはそれ以上に重要だと感じています。
というのも、お店の規模が違えば働くバイトの人数・来店するお客さんの数が変わってくるため、当然人間関係のトラブル・お客さんとのトラブルが起こるリスクも高まります。

メリット
・働く人が多いので出会いが増える
・バイト同士で飲み会・遊びの誘いが多くなりやすい
・幅広い年齢層の人と仲良くなれる
デメリット
・バイトが休むと仕事量が増えて大変になる
・人間関係のトラブルが小規模店よりも起こりやすい
・来店するお客さんが多いのでクレームの頻度も増える
メリット
・一人一人の従業員と仲良くなりやすい
・大規模店のように駆け回ることが少ない
・お客さんも常連客が多いので仲良くなれる
デメリット
・働く中で嫌いな人が出てくると毎回顔を合わせるのがきつい
・店長・正社員がハズレだとしんどい
・バイトがひとり欠けるとシワ寄せが自分に来やすい
お店の規模が大きく、尚且つ立地が人通りの多い場所であれば忙しく働く日々が続くことは目に見えています。
お店が繁盛すればシフトが入りやすくなるメリットはありますが、体力的にはデメリットとなるので、ここは自分のバイトスタイルによって選ぶお店を変えましょう。
万人が働きやすいバイト先は基本ありませんからね。
時給・シフトなどの詳細条件
バイトは良くも悪くも、自分の1時間を1,000円前後で会社に売る働き方。
いくらバイトが会社に貢献しても、それが自分の時給に反映されることはほぼありません。
つまり、バイトは自分都合で働きやすい環境以外排除すべきです。

ちゃんと会社側の利益に貢献していれば何も問題はありませんので、自分のシフト条件や時給は遠慮せずにこだわりましょう。
全くの未経験の状態で働く場合、最初はある程度会社都合で働く必要があります(新人は教育段階では会社の利益に貢献できないため)。
未経験を脱却して『一人で仕事がこなせる』段階になってから詳細な希望をお店側に伝えましょう。
居酒屋バイト選びで覚悟しておくべき不確定要素
いくら居酒屋バイトの選び方に気を付けたとしても、自分にはどうにもできない『不確定要素』が必ずあります。
お店の従業員同士の派閥
一度そのお店に訪れれば、実際に働いている従業員の顔ぶれは確認することができます。
いくら事前にチェックしたとしても、その派閥を見分けることまではできません。

本当にくだらないことでムキになる人は放っておくしかありませんが、対策としては『入店直後にお店の従業員に好かれる』ための努力をしておきましょう。
お店の店長が変わって働きづらい職場になる
社員が退職してしまう
人手不足により自分が思っているようなシフトを組んでもらえない
親しい従業員との別れ
バイトに慣れてきて、その職場で仲良くなり始めた従業員ができたとしても、結局はバイト同士の関係性。

たった一人の従業員とだけ仲良くしていると、この時に自分も一緒に辞めたくなることがあるため、特別親しい人を作るのも大事ですが、バイト従業員と広く親しくすることも大切です。
居酒屋バイト選びで失敗した私がやらかした最大のミス
今振り返ってみると、当時居酒屋でバイトを始めた私は良い職場に出会える可能性の低い方法で求人募集を探していました。
というのも、居酒屋のバイトは働く場所が無数にあるため、選択肢が豊富な状況でバイト先を決めることになります。
つまり、選択肢が多い分ハズレの職場に出会う可能性が高いということです。

今振り返ってみて『これはミスったなぁ』と思うことはいくつかあります。
一度もお店の下見に行かなかった
バイトの種類によって下見に行けない職種もありますが、居酒屋はお酒が飲める年齢になれば誰もが気軽に足を運べます。
働く前にそのお店に下見に行くことは、正直メリットしかありません。
実際の従業員の顔ぶれ・働いている姿が見れる
お店の混雑具合をリアルに感じられる
イケメン・美人の従業員がいるかどうかをチェックできる笑

できれば居酒屋が混雑する金曜・土曜にお客さんとして来店しましょう。
繁忙期はバイト従業員の多くはシフトに入っているので、従業員の顔ぶれ・対応を知れますし、一番忙しい時間帯にどれくらい忙しいのかをチェックできますからね。
居酒屋バイトをする前の下見は必須です。
『時給』だけ見て働く場所を決めた
これは下見と被る部分ですが、私が働く居酒屋を決めた理由は『時給』だけでした。
当時学生でお金が全くなかったので、10円でも高い時給を求めて、毎日複数のバイト求人サイトをチェックしていたことを今でも覚えています。
数ある居酒屋の中で、平均よりも10円20円時給が高いバイト先があったので、そこに速攻で応募し、見事に採用されます。
しかし働いてから分かったことですが、そこは都心の人通りの多いチェーン店で、金曜・土曜以外の時間帯もとにかく忙しく、おまけにやたらと厳しい正社員が複数人いたため、入ってから超細かいところまで怒られる日々を過ごしました。
結局この職場は2ヶ月程度で辞めることになりますが、ここでお伝えしたいことは『時給』はあくまでも人を集めるための企業側の戦略でしかないということです。

時給が高い職場はコスパ良く働けますが、ここを選ぶ場合は必ず『お店の下見』は必ずセットにしておきましょう。
素敵な異性がほとんどいなかった
この記事を読んでいるあなたは、居酒屋のバイトで、僕と同じように素敵な異性との出会いを求めているはず。
しかし、素敵な異性は『リサーチ』なしで出会うことはなかなか難しいです。

しかし、その中に自分が素敵だと感じる異性がいなければテンションだだ下がりですよね?
結局これも下見(リサーチ)すれば解決できる問題ですが、一緒に働きたいと思える素敵な異性がいることはある意味時給よりも大切。
一つのバイト先だけでは受からないことを想定し、働き先の候補を複数持っておき、求人サイトでチェックしたお店を複数チェックしてから応募しましょう。
魅力的な異性が働いていたら、居酒屋に行った帰り道に応募しても良いかもしれませんね笑。
参考:元フリーターがガチでオススメする楽で楽しいバイト5選[実体験]
まとめ
キッチン・ホールのどちらで働きたいかは必ず決めておく
お店の名前だけではなく『立地』や『お店の規模』も考慮する
お店の候補を決めたら必ず『下見』に行く
バイト先の『不確定要素』はどうすることもできないため覚悟しておく
僕が今20代前半に戻ったら、真っ先に働きたいくらい居酒屋のバイトは楽しいことがたくさんあります。
自分の手で稼ぎ、その職場で素敵な異性と出会うことができれば、その後の人生で長く付き合い、一生のパートナーになる可能性だってゼロではありません。

バイト先での経験・出会いは『宝物』です。
くれぐれも企業が設定した『時給』だけで職場を選び、つまらない職場で時給を稼ぐだけの末路を辿らないように気をつけてください。
あなたの素敵なバイトライフを応援しています。
今回の内容があなたの役に立てば幸いです。



