今まで就職をせずにフリーターを続けていると、いざ就職するための面接を受ける際に、意味わからん謎の緊張感が襲ってきます。

正直な話、目の前で面接している人たちも、数年前・数十年前には自分と同じ面接をされる側の人間でした。
それを考えれば、今自分を面接している人なんて大したことはありません。
この基本的なマインドセットを前提に持っていただき、ここではフリーターの立場から面接を突破するための具体的な方法を掘り下げていきたいと思います。
これからフリーターの立場で面接を受ける場合には、今回の内容を読むことで気持ちが楽になりますし、やることが明確になるでしょう。
目次
フリーターが就活をすると鉄板で聞かれる質問がいくつかある

『面接』という言葉を聞いただけで、正直堅苦しいイメージが出てきますし、何より
面接=緊張するもの
だと刷り込まれているため、これを乗り越えて就職を実現させるのは正直苦痛でしかありません。

特に相手が何もしていないのに、勝手に自分で
『自分は社会に必要とされていない』
『自分を雇いたい会社なんてあるわけない』
そんなことを考えながら生きていました。
自分が当事者になると、視野が狭くなり、ちょっとしたことでも高いハードルを感じてしまいます。
ですが今振り返ってみると、面接は『聞かれることがテンプレートのように決まっている』ため、緊張する必要もありませんし、事前にいくらでも対策可能なのです。
フリーターだからこその面接の質問

自分がフリーターの立場で就活をすると、一般的な就活と比較してやや不利な点が3つあります。
正社員経験がない・少ない
同年代がすでに正社員として働いている中バイトをしている
世の中の人には常識・スキルがないと思われている

面接官から受ける数ある質問の中に、必ず聞かれるものがいくつかあります。
なぜ就職せずにアルバイトを続けていたのか?
フリーターをしていると、必ず2つの選択肢が生まれます。
人生で何かしら挑戦したいことがある場合、時間確保のためにあえてフリーターを選択することもありますが、この場合は『なぜ就職せずにアルバイトを続けていたのか?』という質問に明確に答えることができます。

企業側の採用担当者は、基本的にはフリーターを信用していません。
心のどこかで『この人は正社員が続けられないからアルバイトをしていたかもしれない』と思っているため、この質問によってその本性を見極めようとしてきます。
人を雇うということは、シンプルに言ってしまえば
『会社に利益をもたらす人材を確保したい』
ということですから、働く意欲の低いフリーターを雇うこと自体がリスクでしかないのです。
回答例:フリーターとして長く働いてきましたが、正直フリーターを続ける自分は嫌でしたが、正社員として働く自信もありませんでした。
しかしアルバイトとして働いていると、正社員との仕事を区別されるため、自分のキャリア・スキルに限界を感じました。
今までフリーターを続けてきた事実は変えることができませんが、これからは正社員を目指し、責任を持てるやりがいのある仕事をしたいと考えています。
どうして就職しようと思ったのか?
フリーターの立場で聞かれると、一番答えづらいのがこちらの質問です。
『就職する理由?そんなの正社員になって安定して働きたいからだよ』

正直なのは良いことですが、この質問をする面接官の意図としては
『弊社で働くことに対してどれくらい熱意があるのか?』
を見ることです。
つまり、正社員になって安定したいという回答は、熱意以前に自分の私利私欲しか考えていないと捉えられるため、回答としてはマイナスの要素を与えることになるのです。
この質問に対して回答する場合、ポイントとなるのは『面接を受けている会社の正社員になりたい熱意を伝える・自分が会社に対して貢献できるポイントを伝える』ことです。
回答例1:フリーターとして働いていた環境で一緒に働く正社員の仕事を見ていて、自分も責任を持って仕事をしたいと思うようになった。
回答例2:フリーターではできない仕事が多かったため、自分ができる仕事の範囲を広げていきたいと思った。○○の業種であれば、ここに取り組むことで自分が会社に貢献できると感じた。
なぜ数ある会社の中で弊社なのか?
『正社員になりたいのは分かった。ではなぜ数ある職場の中で弊社を選んだのか?』
最終的に採用担当者はこの明確な回答を求めてきます。
これは当然と言えば当然です。彼女が欲しい人が女性とデートした時
『なんでたくさんいる女性の中で私を選んだの?』
と回答を求めてくるのは当然ですからね。
正直な話、給与面・待遇面・仕事面で自分に合っていたからというのが本音かもしれませんが、これも質問の回答としてはNGです。

この回答のポイントしては『面接を受けている会社にだけ当てはまる要素を入れる』ことです。
※NG回答例
御社の企業理念が素晴らしい!(誰でも言ってるし差別化できない)
多くの人に人気の企業だから(全く主体性がない)
この回答をするためには
これらの情報をしっかりと集めた上で、他社ではできない明確な回答を用意しておく必要があります。
就職面接を乗り越えるために活用すべきサービスを紹介!

自分自身である程度は面接の対策ができますが、正直私の経験を踏まえて言わせていただくと、自分で面接対策をするのは効率が悪すぎます。
というのも、すでに世の中には面接対策を取り入れて就職成功率を飛躍的にアップさせているサービスが数多くあるため、フリーターが就職するためのノウハウは作られています。

これは明らかに効率の悪い選択肢です。
最近では『フリーター・ニート』に特化した就職エージェントもいくつか出てきています。
これから企業面接を受けて正社員になろうと思った場合、以下の就職エージェントは必ず利用しましょう。
ポイントは『フリーター・ニートから正社員への実績があるサービスを選ぶこと』です。
JAIC

フリーターの面接対策の分野では、このJAICが頭一つ抜きに出ている印象が強いです。

ですがJAICが提供している『就職カレッジ』の講座を受けることによって、4割以下だった就職成功率が8割を超える実績を叩き出しているのです。
これは他の就職エージェントにはない圧倒的な実績となります。
面接対策で何をすれば良いか分からない
今の自分(正社員未経験のフリーター)で企業に採用される自信がない
就職した後正社員の生活を続けるのに不安がある
このような悩みを抱えているのであれば、こちらのJAICに一度相談してみましょう。
すでに実績あるノウハウが蓄積されている環境なので、間違いなく悪い結果にはならないはずです。
就職Shop

JAICと比較すると、面接の対策はそこまで強くはありませんが、それでも業界トップクラスの求人数があるため、就職エージェントの中ではマストで利用していただきたい場所です。

この業界は『いかに企業とのコネクションが強いか?』が明暗を分けるため、こちらの就職Shopのように運営元が『リクルート』という大手企業が圧倒的有利になります。
すでに利用者が10万人を超えている実績がありますので、自分が求めている求人が見つからない場合には、とりあえず就職Shopに相談しましょう。
このような方には特におすすめできる環境です。
雇う側がフリーターに対して恐れていること

正直な話、企業側も面接をするのには時間と労力がかかるため、本音としては『面倒』だと感じています。
しかし、この面倒な面接をしなければ『会社側が大きなリスクを背負う』ことになるため、たとえ時間と労力がかかっても面接をするのです。
企業が人を採用する一番の目的は『会社に利益を出してくれる人材を確保すること』です。

つまり、フリーターという立場の人間を正社員として雇うと
途中で辞めるリスク
人件費以上の仕事ができないリスク
常識がないリスク
これらのリスクを企業側が背負わなければなりません。
特に『研修をしてすぐに辞める』『仕事ができない』『人間関係に問題がある』ような人材を確保してしまうと、時間と労力をかけた結果、何も利益を生み出さない最悪の結末を迎えるわけです。
この企業側の背景を理解しておくと、フリーターから正社員になる際にどのような覚悟が必要なのか?雇われる人間に共通していることは何か?が見えてくるはずです。
結局面接は場数と情報でクリアが可能!
色々とお話ししてきましたが、結論としては
『面接は情報収集と対策をしていれば問題なく乗り越えることができる』
ということです。

一人で全て乗り越えようとするのは効率が悪く、時間を失うリスクが高いです。
面接対策で何をすれば分からない場合には、とりあえず就職エージェントに相談しておけばやることが見えてくるはずです。
まとめ

フリーターの面接突破はただの通過点であり、ここにゴール設定をする必要はありません。

しかし、その面接官も家ではかかあ天下で奥さんの尻に敷かれているかもしれませんし、社内でそこまで仕事ができないかもしれません。
ぜひ今回の面接対策・マインドを頭に入れて、これからフリーター人生に終止符を打っていきましょう。
私ができたのであなたも余裕でできますよ。



