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実際に出ているデータによれば、現在専門学校を途中で中退する人の割合は、おおよそ14人に1人と言われています。

もし全生徒が140人の専門学校があった場合、そのうちの10人は中退している計算になります。これはかなり多い数字です。

この事実がある中で、実際に専門学校を中退してしまった人たちは

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『中退したらろくな就職先が見つからない‥』
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『ハローワークで適当に仕事を見つけるしかない‥』

と思っている人も多いです。

しかし、実際はそんなことはありません。

ハローワークに対する考え方

ハローワークで仕事を探すというのはあくまでも一つの選択肢でしかありませんし、専門学校を卒業できなかったからといって、仕事先が見つからないこともないのです。

『中退』この肩書きを持ってしまうと、多くの人たちが自分のことを低く評価してしまいがちですが、実際はただ専門学校を中退しただけです。

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中退=負け組ではありません。

事実『専門学校』を卒業した人の中でも労働環境の悪い場所で仕事をしている人なんて山のようにいますし、中退を選択してホワイトな企業でバリバリ働いている人もたくさんいます。

つまり、結局は『これからどう動くか?』が全てだということです。

なのでここでは、専門学校中退者がハローワークを活用する方法、そしてホワイトな企業を見つけるための最適な手段について様々な角度からお伝えしていきたいと思います。

専門学校中退したらハローワークでの就職活動がベストなのか?

まず、専門学校を中退した場合、求人枠ではどのような扱いになるのかというと、

専門学校中退の扱い

高卒以上
学歴不当
未経験OK

基本的にはこのような求人を狙っていくことになります。

専門学校中退のデメリットとしては、学歴が『高卒』として扱われることになるため、大卒・短大卒以上の求人に応募できないことです。

ちなみに、就活のやり方次第では専門学校卒業以上の求人を見つけることも可能です。

専門学校中退の肩書きの場合、単純に『学歴フィルター』をかけている求人には弱くなってしまいます。

まずこの前提は覚えておきましょう。

ちなみに専門学校中退した場合、すぐにハローワークで就活をすべきかに関しては、一つ言えることは

『ハローワークだけで就活をするのはリスクが高すぎるのでやめるべき』

だということです。

ハローワーク利用の注意点

単純に、ハローワークでの就活というのは1つのやり方であって、これが正解ではありません。多くの人がハローワークを利用していることは事実ですが、この選択肢だけで就職先を決めてしまうと、本当に良い求人を見逃すリスクがあります。この点に関しては後半で詳しくお伝えしていきます。

専門学校中退した際にハローワークを利用する流れ

専門学校中退者が求人を探す際の一つの選択肢であるハローワーク。

実際にこちらで扱っている求人の主な職種としては

ハローワークが扱っている求人例

営業
事務
介護
建設
IT
販売

大半の求人はこの中のどれかになります。

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ハローワークの利用方法に関しては、求人を探すだけであれば基本的には何も必要ありません。
私服でOK
かかる費用なし
持ち物なし
自宅近くのハローワークを利用できる

学校を中退したばかりの時には、使えるスーツを持っていないこともありますが、ハローワークを利用する際には私服で全く問題ありませんので、その点は安心して利用できます。

専門学校中退者のハローワーク利用時の注意点

一度利用してみると分かりますが、ハローワークは思っている以上に気軽に利用することができます。

無料で利用できて、尚且つ自分に合った求人を紹介してくれる担当者がいますので、多くの人が利用する理由もすぐに理解できます。

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しかし、この入り口が広いことには様々なデメリットが隠されていることも事実です。
ハローワークを利用するリスク

無料ほど怖いものはないという話がありますが、こちらのハローワークに関しても『無料で誰でも利用可能』な環境となっていますので、その裏に潜むリスクはなかなかのものです。

未経験OKなブラック企業が山ほどある

少しネガティブな情報ではありますが、フリーターがハローワークに足を運ぶと泥沼にハマる件の記事でもお伝えしていることですが、ハローワークというのは『国が運営している』ため、一般企業のように広告費を支払って人を集める必要が全くありません。

ハローワークと民間の求人サービスの違い

ハローワークは国が運営するため、広告費を支払わなくても人がたくさんやってくる。つまり、そこまで人を集めようとしなくても人材は確保できるので、求人を一つ一つチェックするようなことはしない。

民間の求人サービスの場合、悪質な求人を扱ってしまうと『すぐに悪い評判が出る』ため、人を集めるために良い求人を厳選して掲載している。

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利用する側からすると『ハローワークは国が運営しているから求人も信頼できるだろう』と思ってしまいがちですが、実際は全く逆のことが起こっているのです。

もしあなたがハローワークで働く人間だった場合、求人をチェックしなくても人が勝手に集まることが分かれば、わざわざ求人を調べる面倒なことはしたくありませんよね?

そのような状況がハローワークでは当たり前のように起こっているのです。

全ての求人がブラック企業だとは言いません。

しかし『民間の求人サービス』と比較すると、ハローワークに掲載されているブ求人のブラック企業の比率が圧倒的に多いことは覚悟しておきましょう。

中退者は採用される可能性が低くなる

先ほどハローワークは国が運営しているため、求人掲載に広告費がかからないとお伝えしましたが、この事実があるため、求人を掲載する側も

ハローワークに求人を掲載する企業の特徴

どれだけ求人を掲載していてもお金がかからないから、とりあえず良い人材が確保できるまで掲載している

ことがあります。

このような企業が存在するということは、言ってしまえば

『良い人材は相手にするよ!だけどそこまで欲しくない人材は全く興味ないよ!』

という裏返しでもありますので、大学・専門・短大中退者が積極的に採用される求人の数もそこまで多くはありません。

つまり極端に言ってしまうと

良い人材だけを確保するために長期的に求人を掲載している企業

ブラック企業で常に人が不足しているから求人を掲載している企業

これらの求人がひしめき合っている可能性が極めて高いのです。

良い人材を求めている企業が、中退者を積極採用するか?と問われると、おそらくNoと答える企業が大半になるため、ハローワークで就活を失敗する事例は後をたたないのです。

ハローワークの最低限のルール・注意点

ハローワークは求人の掲載が無料でできる。
しかし、求人を掲載する側の企業は理由もなく書類選考で落とすことはできないため、面接で冷たい対応をされることも多い。

専門学校中退からホワイト企業への就職を実現させる方法

上記の最低限の注意点さえ理解していれば、ハローワークで大きな失敗をする可能性は低くなります。

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とはいえ、実際にハローワークを利用していた私からすると、ここでの就職活動はあまり効率の良い選択肢とは言えません。

というのも、実際にハローワークの求人で内定を貰っても、それを深くまで調べてみるとブラック企業だった‥なんてことはザラにありました。

頑張って面接を続けて就職した結果、そこがブラック企業だった時の絶望感はなかなかメンタルに悪いので、この環境で条件の良い企業への就職を考えるよりも、他の選択肢も含めて効率よく就職活動をすべきです。

専門学校中退=仕事が選べないという考えは持たない

確かに、専門学校を卒業してない中退者という事実を消すことはできません。

しかし、だからと言って中退者にはブラック企業で働く道しか残っていないのか?と言われると、実際は全くそんなことはありません。

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私の場合、フリーターとして週に3日しか働いていない状態を何ヶ月も続けながら、バイトが休みの日には何もせずにダラダラする生活を続けていました。
まさに世の中的には終わっているような生活です。

ですが、そんな私でも今では独立して自分でビジネスを展開するまでになっていますので、人生なんて変えようと思えばいつでも変えられるのです。

専門学校中退者のデメリット

専門学校中退者が仕事を選べないというのは、ただ学歴フィルターをかけている企業に採用されないだけであって、条件の良い会社・ホワイトな企業の中にも学歴フィルターをかけていない場所はたくさんあります。

ハローワークが選択肢の全てではないことを理解する

人生は、視野が狭くなればなるほど変えることが難しくなります。

私の事例でお話しすると、当時フリーターをしながらダラダラする日々を過ごしていた時は、正社員=スゲー奴の集まりだと思っていました。

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相当視野が狭い考え方ですが笑。

しかし、たまたま出会った一人の起業家によって価値観をぶっ壊され、今まで自分が想像していた未来の全く外の世界からの価値観を伝えてもらったことにより、正社員スゲーと思っていた私が『独立』という生き方を選択できるまでになりました。

ハローワークを一つの選択肢と考えるべき理由

もちろんそれ相応の努力は必要でしたが、専門学校中退の状態で『ハローワークでの就活が全て』という価値観を持ってしまうと、その時点で実現できる未来は狭い世界からの選択肢になります。

ハローワークはあくまでも一つの手段でしかありません。

自分が正社員として働く方法は世の中にたくさんありますので、できる限り広い視野から物事を考え、自分の価値を低く見積もってつまらない人生を選択しないことが重要です。

ホワイト企業への就職成功率の高い環境を選ぶ

そして実際のデータなどはありませんが、数ある選択肢の中でハローワークから求人を探して就職することが、ホワイト企業への就職成功率が高いのか?ここもしっかりと考えるべきです。

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過去にフリーターの状態から就活をしたことがある私の経験では、ハローワークでの就活はかなり効率の悪いものだと感じました。

どんな環境でも、専門学校中退からホワイト企業に就職できれば万々歳です。

これを実現させるためには

就職成功率が高い(就職実績が高い場所はサポートが優秀)
就職定着率が高い (定着率が高い環境はブラック企業を排除している)

この2つのポイントを抑えた就職エージェントを利用する必要があります。

世の中にはたくさんの就職エージェントがあるのですが、専門学校中退の状態からこれらの条件を満たした環境というのはごく僅かです。

ちなみに私が実際にオススメできる就職エージェントは以下の2つになります。

就職Shop

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就職活動をする際に特に重要になるのは『扱っている求人の数』になります。
就職サービスの選び方

就職サービスというのは、ある意味どれだけ企業とのコネクションがあるかによって、選べる仕事が変わってきます。シンプルに言ってしまえば『企業とのコネクションが強い就職エージェントを選ぶことで良い仕事に巡り会える可能性が高まる』ということです。

こちらの就職Shopに関しては、業界トップクラスの8500社を超える求人を扱っており、驚くべきことに『その全ての求人に対して直接訪問取材』をしているため、明らかにおかしな労働環境の職場は全てチェックしているのです。

そして利用者の95%は20代の若者で、学歴・職歴・社会人経験不問、既卒
、フリーター、新卒、第二新卒、高卒、中卒から就職した人が多数いる
ため、実績もあります。

就職Shopの主な特徴をまとめておくと

就職Shopの特徴

利用者数10万人超えの実績あり
登録企業数8500社以上
求人は未経験が対象
100%全ての企業を訪問取材
書類選考なしで面接可能

このようになっています。

実際に専門学校を中退してからフリーターをしていた人たちも、こちらの就職Shopを利用して仕事を探しているため、担当者に相談する際も実際の体験談を元にして就職活動ができます。

JAIC

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専門学校中退した状態で、今の自分で就職できるかどうかが不安である場合には、事前の就職サポートが充実している『JAIC』の利用も考えておきましょう。

こちらのJAICは、就職Shopのように多くの求人は扱っていませんが、実際の就職成功率が80%を超えていますし、何より注目すべき点は『入社後定着率が94%』を維持していることです。

利用者が14,000人を超える中で、入社後の定着率が9割を超えているのは他の就職エージェントではまず考えられません。

ちなみにJAICの場合、最初就職成功率4割しかない人たちを、就職カレッジという研修に参加させることによって8割以上に引き上げています。

JAICのデメリットとしては、求人の数が少なく、若干求人の業種が営業に偏っていることです。

このデメリットさえ理解していれば、専門学校中退の状態でも良い企業への就職が実現できるでしょう。

まとめ

今回の内容をまとめると

ハローワークでの求人探しはあくまでも一つの選択肢
ハローワーク利用時にはブラック企業・採用されないリスクを頭に入れておく
就職エージェントを利用することで就職成功率は引き上げられる
就職活動の際には視野を広く持って行動する

これらを理解していただければ専門学校中退であっても、良い仕事先を見つけることができるでしょう。

大学・短大・専門の中退をすると『人生の終わり』と話す人もいますが、実際はそんなことはありません。

どんなに良い大学を出てもニート・フリーターをしている人もいますし、ブラック企業に縛られている人もいます。

そもそも人と比較すること自体無意味なことなので、今の自分の人生をより良い方向に進めるために時間を使っていきましょう。

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