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都心であれば、車を持たなくても何不自由ない生活ができる昨今ですが、住んでいる地域によっては車がないと不便で仕方がない場所もたくさんあります。

もちろん都心であっても、彼女を車に乗せてデートに出かけたり、休日に車で遠出したいと思うことがありますから、当然フリーターであっても車が欲しいという欲求は出てきます。

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現に昔の私がそうでしたから。

私はフリーターをしながらダラダラする日々を過ごしていた典型的なクズでしたが、その当時はよく出る店が郊外に多かったため、自転車に乗ってお店に行くのがかなり面倒でした。

その時は

『あ〜、宝くじに当たって車買いたいな〜』

と本気で思っていましたが、その時に負けていたお金はおそらく数百万以上だったはずです(まともに生きていれば車は買えたでしょうね笑)。

そんな夢を持っていた私が、今フリーターをしている状態であればどんな方法で車を購入するか?ここではその具体的なやり方を解説していきます。

フリーターでも、車を持つことは十分可能です。ただし注意点もいくつかあります。

フリーターで車を買うのはアホ!?

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実際フリーターを経験している人は分かると思いますが、この立場って世間から結構冷たい目で見られるんですよ。

普通に生きてるだけでもネガティブなこと言われまくるのに、それに加えて自分で車を買うことを話すと

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『お前アホだろ。就職しろ!』

なんて言われるのが関の山です。

とはいえ、フリーターでも車を持つ権利くらいあります。

人にどう思われるかなんて自分の人生に大した影響はないので、買いたいなら買う方向で頑張ってみるのも良いでしょう。
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私はアホだなんて一回も思ったことはありませんからね。というより、アホと言われる側でしたから笑。

ローンでマイカーを持つ際にかかる費用内訳

もし仮に今の自分の立場でマイカーを勝った場合、どれくらいの費用が必要になるのかをシュミレーションしてみましょう。

注意点

車を買うパターンはいくつかありますが、ここではフリーターでも実現できる購入方法に絞って解説していきます。

ローン費

まず、車を購入する際に『一括』で買うことはほとんどありません。

ローンを組んで数年単位でお金を払っていくことで、無理のないお金で車を所持することができます。

車のローンに関しては、おおよそ40%前後の年収が一つの目安となるため、フリーターで年収200万円なのであれば、組めるローンは100万円以下になります。

つまり、ローンを選択した時点で新車の購入はあまり現実的ではなくなります。

実際に車のローンを組むとなると、最長で5年ローンを組むことができます。

12ヶ月×5年=60回払い

この計算になりますから、60万円で5年ローンを組めば月に約1万円(金利がプラス)の返済になります。

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ローンの返済だけなら月1万円前後でも車を所持することができますが、問題は車の『維持費』です。

維持費

ぶっちゃけ車に関しては、購入した後に掛かる費用がバカになりません。

これは『ランニングコスト』とも言われますが、車の場合

車を維持するのに掛かる費用
ガソリン月4000円(条件による)
オイル・タイヤタイヤ1本5000円~ オイル3000円~
車検2年に1回で10万前後
税金年1回 軽自動車7200円 普通自動車35,000円~
保険年1回 4万円前後

これにプラスして駐車場料金などもかかりますので、もう少し予算は多く見積もっておいた方が良いですが、とにかく車のランニングコストはえげつないです。

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何度もお伝えしますが、これにプラスして毎月のローンですからね。

底辺のフリーターには到底実現できない目標です。

フリーターがローンで車を購入し維持する現実的な手段

実際に数字にしてみると、車を維持することが結構大変なことがすぐに分かると思いますが、それでも車を諦められないフリーターのために、車をゲットする現実的な手段をご紹介しておきます。

車は絶対に中古車を選ぶ

いきなり車を買うときに『新車』を選ぶと人間よりも車中心の生活になり、自分の命の危険が出てきます。

なので、フリーターの立場で選ぶべき車は『中古車』になります。

中古車事情

中古車の場合、本体価格と車検を含めた支払いで30~50万円前後のものはたくさんありますので、この資金をあらかじめ用意しておき、一括で購入するとローンに苦しむことはなくなります。

そうすれば、維持費との戦いだけでOKです。

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フリーターとして働きながら、毎月3万円貯金できれば、年末には30万円以上のお金が貯まっていますからね。

車の維持で一番キツイのは車検・税金の2つ

先ほどグラフでランニングコストをまとめておきましたが、その中で特に大きな出費となるのがこの2つです。

普通自動車を購入する場合には、税金と車検で年間10万円前後の出費は確定していますので、これは必ず頭に入れておきましょう。

年収200万円前後のフリーターが、年に1回訪れる10万円の出費は対策をしておかなければ払うことができません。

注意点

この支払いがやってくるのは大体5月前後となりますので、その前には必ず資金を貯めておくようにしましょう。

維持が楽なのは軽自動車

軽自動車に対してネガティブなイメージを持っている人は多いですが、車を利用することが目的なのであれば、普通自動車よりも軽自動車を選択した方が、圧倒的に維持が楽になります。

軽自動車の税金

自動車税に関しては、軽自動車であれば年間数千円の出費で済みますので、5月の支払いがかなり軽減されます。

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これはフリーターとしての月収がどれくらいあるかによっても変わってはきますが、今回の内容を踏まえて自分なりに一度シュミレーションをしてみて、軽自動車・普通自動車のどちらが現実的かどうかを見極めてみてください。

フリーターでも車は手に入れることができます!

社会的信用の低い立場のフリーターではありますが、車を手に入れることは十分に可能なことが今回の内容で伝わったと思います。

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フリーターだとローンが通らないと思っている人も多いようですが、実際のところは車を売ってくれる場所に相談しなければ分かりません。

ただ、ローンの場合は売る側もフリーターに対してローンで車を売りたくないのが本音なので、できればまとまったお金を用意して一括で買うことをおすすめします。

車を買う人への助言

そこまで高い年収とは言えないお金で、ローンとランニングコストを数年単位で払い続けるのは想像以上にキツイので、未来を予測して、ある程度の貯蓄をしてから行動を起こしてみてください。

まとめ

人生楽しく生きるためには、車を持つことも大切です。

車を買うことが目的になると、それだけ仕事にも力が入りますし、生きる力も湧いてきます。

周りの目なんて気にする必要はありません。

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フリーターが車を買うことにネガティブな意見を言ってくる人がいたとしても、その人は一般論を言っているだけす。

自分の人生は自分で決めるのは当たり前なので、何も気にする必要はありません。

ただし、必ず事前にシュミレーションはしておかないと、後々の生活が『車中心』になってしまいますので、これだけは気をつけてください。

払えないお金を背負ってしまうと、結果的に車を持つ前の方が幸せな人生になってしまいますからね。

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