本音をオブラートに包まずに言ってしまえば、正直フリーターのような働き方をしながら高い収入を得られたら幸せだなぁ‥なんて思うことはあります。
確かに、週5日アルバイトをする生活では、正社員とほとんど変わらない働き方にはなるかもしれませんが、それでも労働時間はちゃんと決まっているため、正社員よりも自由時間が多いことは事実です。
ただ、問題は『収入の低さ』です。

得られるメリットに対して、失うものの方が多いフリーターの生活に未来が見えたため、私自身はフリーターの立場から『なんとかして今の状況を抜け出してやろう』と思い、全力で稼ぐことにコミットしてきました。
そして今では、自分自身でビジネスができるようになり、正社員よりも自由な生き方を選択できるようになりました。
毎日のように遊び、フリーターとしての収入を全て遊びで消していた私がどのようにして今の生活を手に入れたのか?
ここではここに到るまでにやったことを赤裸々にお話ししていきます。
今回お話しする内容は『現代を生きている人であれば誰でもできること』なので、一つの参考として最後まで読んでみると得られるものがあるはずです。
目次
フリーターの収入だけでは未来は見えている[悪い意味で]


男性であれば、時給1000~1500円程度の仕事で働くことになりますし、女性の場合はキャバクラなどであれば時給3000円~5000円程度の仕事もできますが、これも若い時だけのボーナスタイムみたいなものです。
この点に関しては、生涯フリーターの人生をリアルに考えてみる![現実知るのは大事]の記事で詳しく解説しています。
つまり、自分がフリーターとして生きることを選択すると、上限の決まったお金で人生を楽しむしか選択肢がなくなります。

ちなみに、私がこのことに気付いたのは、借金一歩手前まで落ちぶれていた時期でした。
フリーターの平均給与の実態‥

話を分かりやすくするために、具体的にフリーターの給与を数字にして表しておきましょう。
仮に、自分が時給1000円の職場で週5日8時間働くフリーターをしているとします。
この生活での月収は16万円ですから、年収では200万円前後になります。
どうですか?ゾッとしませんか?
ちなみに僕は、この数字を見て自分の未来が見えた時に背筋がゾクッとなりました。
『このままじゃマジでやばい‥』
もちろん最低限の生活はできるのですが
このような生活は夢物語で終わります。

一生当たるかどうかも分からない遊びに夢を求めて人生を終えるような人生が、この瞬間に全て見えてしまったのです。
遊び三昧のフリーターだった私が具体的に稼ぐためにやったこと!

今の生活を続けていると、必ず訪れる最悪の未来が見えてしまった‥。
これは『ドラえもん』の話に似ています。
主人公ののび太がグータラな生活をしていると、ある日突然未来からやってきたドラえもんが目の前に現れて
『君はこのままだとジャイ子と結婚することになるよ』
と宣言されます。
この時に、しずかちゃんと結婚したいのび太は
『ジャイ子と結婚しないために、ドラえもんと一緒に未来を変える努力を始める』
のです。

最悪の未来が見えれば、人間誰だって頑張れます。
超絶可愛くない奥さんを嫁に貰うことが確定していれば、その未来を実現させないために全力で努力をするはずです。
遊び三昧だった私が、現状を維持し続けると、自分の未来が確定していることが分かった瞬間、この未来を引き寄せないために今までとは違う行動を取る決断をしたのです。
実際は様々な失敗をしていますが、良い結果を引き寄せた行動としては、以下の3つが挙げられます。
ライフラインを守るための収入の柱を1つ作る
とりあえず、現状を変えるためには『今までやっていなかった習慣』を取り入れる必要があります。

つまり、未来を変えるためにすべきこととしてまずやることは
『最低限自分自身のライフラインを守れる収入を得ること』
これです。
私の場合、最初にフリーターとしての収入をライフラインの柱にしてしまったのですが、正直今振り返ってみると
『早い段階で正社員として働く』
選択肢を取った方が、効率よく収入を得られていたと後悔しています。
シンプルに、正社員での収入はフリーターの2倍以上にはなりますから、1年2年頑張って正社員で貯蓄を増やし、その後に貯金を切り崩しながらビジネスをスタートさせることもできました。

なので、今後フリーターとして人生を変えようとしているのであれば、とりあえずまずは『ホワイト企業の正社員』になり、最低限のライフラインを確保した方が良いでしょう。
ちなみに『ブラック企業を排除した求人』を扱っているおすすめの就職エージェントは以下になります(実際の評判もかなり良いです)。
将来的に収入が伸びそうな業界で『副業』を始める

実際に、厚生労働省が2035年の未来をこのように予測しています
2035 年の企業は、極端にいえば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となり、多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジェクトが終了するとともに、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。その結果、企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。
もちろん、プロジェクトによっては何十年と続く場合もあるだろうし、終わりが明確でない場合も少なくないだろう。また、一つのプロジェクト終了後もその企業の別プロジェクトに参加するなど、長期に渡って一つの企業に所属し続ける人も存在するだろう。
企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」と区分することは意味を持たなくなる。
引用元:厚生労働省
つまりどういうことかというと、一つの企業が人材を抱え込んで働く今の『正社員』のような働き方ではなく、未来では
『1つのプロジェクトで必要な人材をその都度確保するフリーランス』
のような働き方が一般化するということです。
このような未来が訪れた時に求められるのは
『個人としての能力』
になるため、正社員で働いていたとしても、いずれは個人で戦える完全実力社会の世の中がやってくる可能性が高いということです。

今の段階で、この事実を知っている人はほとんどいません。
つまり、この先の未来を想定して今から動いている人たちは、数年後には『高給取りになれる可能性が極めて高い』のです。
ちなみに、私はこの話を聞いてから真っ先に『IT業界』へと飛び込みました(将来的に間違いなく伸びるため)。
今ではその業界である程度の結果を出すことに成功しています(もちろん個人で)。
給与ではなく『個人』で稼げるスキル習得に全力を注ぐ
この考え方は賛否あるかもしれませんが、結局正社員などの賃金として頂ける収入は『自分のライフラインを確保するため』であって、私たちが一番やるべきことは
ここです。
ここに全力を注ぐと、面白いくらい人生が変わっていきます。
最初は正社員の仕事に慣れることに全力を注げば問題ありません。

私自身は、正社員ではなく『フリーター』をしながら人生を変えるコスパの悪い選択肢を取ってしまいましたが、この方法であっても半年・1年後には全く違う人生を過ごすようになっています。
いくら会社に貢献しても、業績が悪くなれば一瞬で『クビ』です。
しかし、個人として稼げるスキルを磨き続ければ、それが盗まれることも失うこともありません。
この『本質的な部分』を求められるのが、これから私たちが生きる2035年以降の未来なのです。
フリーターの収入だけで生きた場合、確実に未来で待っているもの

私が遊び漬けのフリーターという最悪の状況から抜け出すことができたのは、自分の人生を変えて理想の未来を実現したいと思ったことも一つの理由ですが、それと同時に
『現状維持の自分の最悪の未来』
を具体的に想像したことが本気になる原動力となりました。

正直、私の事例はかなり悪い例ではありますが、ただフリーターを続けている人生を何十年も続けた場合、必ず背負うリスクがいくつかあります。
働けなくなったら収入がストップする
フリーターと正社員の違いとして一つ挙げられるのは
です。
正社員であれば、万が一のことがあった時でも収入がストップすることはありませんし、怪我や病気でも最低限の保証があります。
しかしフリーターは全く違います。

貯金があれば、この辺りの保証に頼らなくても生きていけるかもしれませんが、フリーターの収入で多額の貯金を貯めることは難しいため、このリスクは必ず頭に入れておく必要があります。
正社員の3分の1の生涯年収
フリーターとして生きるのであれば、このリスクは必ず覚えておくべきです。
生涯年収に関しては

たとえ同じ時間、同じ仕事をしていたとしても、正社員とフリーターの違いでこれだけの差が生まれる世の中ですから、お金に苦労したくない場合には、なるべく早い段階でフリーターを抜け出すか、もしくは別の収益の柱を作る必要があります。
全く自由のない働き続ける生活
一生涯の収入が少ないということは、当然『老後』も働き続けなければ生きてはいけません。
自由を求めてフリーターを選択した人でも、結局最終的には
が待っています。
特に年齢が若い場合には、この先の未来が見えないため、目先の快楽に目が奪われがちですが、リアルな未来を想像し、今この瞬間に自分が何をすべきかを考えておきましょう。

若ければ若いほど人生は取り返しがつきますので、このことだけは必ず覚えておいてください。
現代はマジで『学歴』『肩書き』が必要なくなっている

このブログでは、フリーターを抜け出すだけではなく2035年という全く新しい働き方が浸透している未来に向けて、どのようにしてフリーターから高給取りになるかを真剣に考えています。

本当の意味で個人のスキルが求められる未来がやってくれば、当然企業側は
と考えます。
もちろん高学歴の人は優秀である確率は高いですが、学歴社会のようにそこが『マストではなくなる』ため、たとえ今フリーター・ニートのどん底であっても余裕で高給取りの仲間入りができる時代なのです。
考えてもみてください。
学校の勉強を頑張り、そこで常に良い成績を取って良い大学に入学した人が、社会人として毎日真面目に働き続けていた場合、よほどのことがない限り
『1つの会社でしか使えないスキル』
しか身につきません。
逆に、学歴や肩書きは全くないフリーターであっても、個人で稼げるスキルを身につけ、ビジネスの本質を理解した『応用力のあるビジネススキル』を持っていたら、企業側はプロジェクトの一人として採用したくなりますよね?
結局、この先の時代で求められるのは『いかにプロジェクトに貢献できるか?』であって、人間に付いている肩書きや学歴は印象を良くするためのラベルに過ぎないのです。


その中にフリーター・ニートの人も存在しますからね。
この先の時代は、もはや肩書きや学歴は『おまけ』であって、求められるのはそこじゃありません。
学歴社会が終わり始めていることにより、弱者でも人生逆転劇はいつでも起こせるんですよ。
フリーターからの大逆転はぶっちゃけ余裕です!

物語なんて、ダメな奴が成り上がっていくのがめっちゃ面白いんですよ。
最初から高学歴・高収入・肩書きが充実している人間の物語なんて面白くもなんともありません。

いつでも逆転可能な環境が整っている中で、これからもこの先もフリーターの生活で人生を終えるのは勿体無いです。
とりあえず、私のように一歩踏み出して確実に訪れる最悪の未来を少しでも変えてみてください。
実際社会に出ると分かりますが、たとえ正社員として働いている人であっても、個人としてのスキルなんてみんな大したことないですし、努力もしていませんから。
そんな環境で、ちょっと頑張れば抜きに出られることはすぐに分かると思いますよ。
私もまだまだ成長し続けていくので、一緒に人生変えておもろく生きてみましょう!
まとめ

元フリーターなんて人間は、社会からしたら終わっている人間に映るかもしれません。
ですが、そんな人間でも今では多くの人に求められる人材へと成長することができました。

ちなみにこの話は『高給取りになりたい人』がやることなので、無難な人生を過ごせれば良いと思っている場合には、フリーターから正社員になるだけでも十分ですけどね。



