大卒でもフリーターを経験すると、まともな就職ができないと噂がありますよね?
高校はあまり楽しい学生生活を過ごせなかったから、大学に入学したら心機一転『大学デビュー』するために意気揚々と入学したあの頃から、気づけば社会で働く年齢に‥。
大学入学時と比べて『社会人』になる瞬間は、多くの人がポジティブな気持ちではなく『ネガティブ』な気持ちで学校を卒業していきます。
そして大卒者の中には
このように、同じ卒業であっても様々な気持ちで社会へと飛び出していきます。

フリーター生活をしながら遊び三昧の生活をし続け、気づけば借金一歩手前まで追い詰められた時期もあります。
そんなダメダメな時期を経て、現在は自分で独立してビジネスを展開するまでに成長しました。
そんなフリーターの人生を過ごしてきた私が、ここでは大卒でフリーターになるとまともな就職先が見つからない説について、体験談を絡めながらお伝えしていきます。
目次
大学卒業後の人生に絶望‥フリーターへ

私自身は、大学に入学してからすぐに学校生活に馴染めない時期が続き、誰よりも早い時期に人生がおかしくなっていきました。

そして、その後に社会に出てから『社会人』という働き方にさらに絶望をし、結局フリーター+遊び三昧の生活を選んでしまったのです。
おそらく、学校卒業者の中でもトップクラスにダメな人間だったはずです。
ですが安心してください。
少し特殊な人生ではありますが、人間行動を起こすことができれば
『いつでも人生は変えられる』
ことを私自身で証明しているのです(今後も証明し続けられるよう努力します)。
想像以上に大卒のフリーターは多かった!
実際にフリーター生活をしていたからこそ分かることですが、自分がフリーターの立場になると
『周りの同級生・同年代よりも劣っている感じがする』
ことが多いため、自分と同じような人生を歩んでいる人間を探したくなります。
もし仮に、自分だけが大卒でフリーターをしているならば、当然就職は難しいかもしれませんが、実際のデータを見てみると
大卒フリーター男性 | 23.3% |
大卒フリーター女性 | 16.6% |


もちろんこの数字を見て安心するのは違いますが、同じような理由でフリーターを経験している人がこれだけの数いれば、そこまで悲観的になる必要はないことが分かると思います。
大学卒業後にフリーターになる多くの原因

シンプルに『大卒フリーター』と片付けてしまったらそこまでなのですが、一人一人の人生には必ずストーリーがあります。
どんなに良い大学を卒業しても、その後フリーターになってしまう人は必ずいますし、逆にどんな地名度のない大学を出たとしても、ゴリゴリ稼いでいる人もいます。

就職したけどすぐに退職した(一番多いケース)
大卒でフリーターになってしまう人たちの多くは、このケースに当てはまります。
これはよく聞く言葉ではありますが、学校を卒業してから就職した人の『3割』は3年以内に辞めていくデータがあります。


100人の卒業生がいたら、そのうちの30人は3年以内に会社を辞めて再就職・フリーター・ニートの道を進むことになりますから、世の中は思っている以上に1つの企業に務める人は多くはありません。
※ちなみに就職しても、10年以内に9割以上の会社が潰れるデータもありますから、いずれにせよ同じ会社で正社員を続けられている人はそんなにいません。
卒業までに就職先が見つからなかった(意外と少ない)
大学を卒業してから一度も就職せずにフリーターになってしまう人の割合は、平成29年のデータで7.8%となっています。
一時的な職に就いた者の割合は1.6%(チ)(前年度より0.2ポイント低下)。進学も就職もしていない者の割合は7.8%
引用元:文部科学省
つまり、卒業者の約10人に1人は学校卒業と同時にフリーターの道へと進む計算になります。

というのも、現代は正社員にならずとも自分の手でお金を稼ぐ手段はたくさんあります。
いずれ個人でビジネスを展開することを考えてアルバイトを選択する人も一定数いると思いますので、それを考えると割合的にはそこまで多いとは思いません。
就職したくても就職先が見つからない場合は話が別ですが、それでも現代で大学卒業時に仕事が見つかっていない人であっても『人材不足』の問題を抱える企業はは山ほどありますので、そこまで深刻になる必要はありません。
一度フリーターになると大卒でも就職が厳しくなるは本当なのか?

上記のデータを加味して再度『フリーターになると大卒者の就職が難しくなる』説について考えてみましょう。
単純に
これを踏まえると、約半数の人間が何かしらの形で『就職先を探す時期』を経ていることが分かります。

しかし問題は
『再就職先をすぐに見つけずに長期間のフリーター生活を選択する』
ことです。
もしあなたが会社の採用担当者だった場合、長期間フリーターを続けている人間が面接に来たら、まず何を質問しますか?
これは間違いなく『なぜ就職しなかったのか?』を追求するはずです。
人を雇うということは、当然『会社側に利益を生み出してくれる人材を確保する』ことを目的としますから、フリーター生活が長い人間を雇うと
・すぐに辞めるかもしれない
・正社員として働く熱意がないのかもしれない
など、様々なネガティブ要素を考えてしまいます。
つまり、フリーター生活が長い大卒者が就職先を探すのが厳しい理由は
ためなのです。
大卒者の就職(再就職)は『3』という数字がキーポイントとなる
もし自分が会社側にすぐに利益をもたらす人材であることを証明できるのであれば、いくらフリーターを続けていたとしても企業は自分を採用したいと考えます。
例えば私の場合、フリーターの生活を続けていましたが、現在は企業に対してコンサルをする立場になっています。

このように、自分の能力が直接利益に関わるのであれば肩書きや経歴はそこまで問題ありません。
しかし、特に何もない状態で就職をするのであれば『大卒』という肩書きを最大限生かすべきです。
実際に厚生労働省は
『大卒後3年以内は新卒として扱う』
と定めているため、このメリットを最大限生かして就職先を決めた方が無駄な労力を使う必要がありません。
日本社会では『新卒』は結構便利なブランドですから、これを武器にして就活をした方が大変な思いをすることがありません。
大卒フリーターがホワイト企業の就職を掴み取る具体的な方法

大卒のメリットを最大限活かせる人は、短期間で働く場所を見つけることができるかもしれませんが、
このように『就職で不利と言われている要素』を持った状態で就職先を見つけなければならない場合、どのような戦略で仕事を探せば良いか?ここは悩みどころです。
たとえ大卒のフリーターを続けていたとしても、そもそも
『世の中の大半の企業は人手不足』
という事実があるため、働く場所が見つからないことはほとんどありません。

ハローワークには絶対に行かない
『フリーター=ハローワークで仕事探し』
と考えている人はたくさんいますが、私自身はこの考え方は否定はしません。
しかし、あらゆる情報を取り入れて分かったことですが、このハローワークでの仕事探しは
『最終的に自分の首を締める可能性がある』
ため、第一の選択肢から速攻で外すべきだと考えています。
その理由に関しては、以下の記事で分かりやすくまとめています。

実際は『ハローワークは国が運営しているから安心だろ!』と思われてはいますが、その『国が運営するからこそのリスク』についてはほとんどの人が考えていません。
国と民間の運営する求人サービスの違いだけは、必ず頭に入れておいてください。
情報を得る場所を間違えないこと
仕事探しをハローワーク1択にしてしまうと、情報が限定的になり働く選択肢が極端に狭くなります。
今は『フリーター』という肩書きであっても、自分を低く見積もって就職先を探す必要はありません。
現代なんか、自分次第でいくらでも人生は変えられますし、成功も引き寄せることができます。


あらゆる失敗を経験してきた私が一番気をつけていたのは
『どこから情報を得るか』
です。
私の場合、優秀な求人サービスの担当者や、事業で成功している人からビジネスを教わることができたため、良い情報の中から自分の未来を選択できました。

仕事先を探す際に気をつけるべきポイントは
- 民間の就職エージェントを利用する
- 複数の情報源から求人を選ぶ
- 正社員をゴールに設定しない
この3つです。

実際に実績を出していて、尚且つ利用者の評判が良いサービスとしては


ハローワークなどの国営サービスの場合、広告費をかけることなく人が集められるため、わざわざ求人1つ1つをチェックする必要がありません。
しかし民間の求人サービスの場合、求人の中にブラックな企業が混じっていると、それだけで評判がガタ落ちして経営に大打撃を与えます。
つまり、国営と民間の求人サービスでは、やっていることが全く違うのです。
まとめ
一度フリーターの時期を経験すると、ビックリするくらい世の中からネガティブなことを言われまくります。
私も、同窓会に足を運んだ際に、そこまで親しくない同級生に
『お前フリーターやってんの?もう人生終わりだなwwww!』

なんてことを言われたことがありますが、現在全く人生は終わっていません。
どうしてもフリーターの立場になると卑屈になりがちですが、実際は正社員のルートを少し外れただけであって、いつでも人生を立て直すことは可能です。
大学卒業後にフリーターを経験してしまうと、まともな就職先が見つからないと話してくる人間は山のようにいますが、途中でもお伝えした通り、結局は
ことは事実ですし、もし相手が自分の能力を見抜けなければ、私のように独立してビジネスをするのも一つの手です。

つまらないことを言ってくる人間は、いずれ何かしらの形で淘汰されていきますから。



