フリーター。
この言葉は社会的にはかなりネガティブな要素として捉えられてしまいますが、実際に自分がフリーターとして生きると
『何この生活、めっちゃ楽しいやん!』
と思う瞬間が山ほどあった。

結論としては、フリーターの生活はめちゃめちゃ楽しいです。
これは経験した人にしか分からないと思いますが、強がっているわけではなく本当にそう思っています。
ただ、今の段階でフリーター生活をしている人、これからフリーターとして生きる人がいるならば、私の過去の経験を踏まえて伝えたいことが一つだけあります。
それは
です。
楽しいフリーター人生を過ごしていた私が、なぜそのフリーター生活を捨てて自分でビジネスを始めることにしたのか?
今回はその点についてリアルな体験談を交えながらこのフリーターの生き方を紐解いていきたいと思います。
目次
[実体験]フリーター時代は週5で遊んで毎日楽しすぎた!

私は20代の中盤にフリーターとして働きながら生きていました。
実際にパチンコ屋で働いたことがある人は分かりますが、毎日のようにどこから数十万円以上の勝ちを経験しているお客さんがいるため、その人を見て

と思ってしまう瞬間が必ずあります。
そして、勝った日にはバイト仲間と一緒に朝まで遊んだり、時には少し贅沢をするために夜の街に繰り出したりして、週5日バイトをしながら遊ぶ日々が続いていたのです。
正直、当時の私にとって、この生活は楽しすぎました。


フリーターとしての人生を振り返ってみると、特に何も得たものはありませんが、当時の『その日限り楽しければ良い』というマインドセットで生き続ければ、これほど楽しい生活はありませんでした。
欲を言えば、もう少し手元にお金があればより楽しい生活を過ごせたかもしれません。
正直フリーターとして人生を過ごすことを本気で考えた
世の中的には、フリーターの働き方なんてカスみたいな扱いをしがちですが、実際に当事者になるとそんな扱いがどうでもよくなるくらい楽しいことはたくさんあります。

もし仮にフリーターの生活に満足し、今も同じようにバイトで過ごしていたら、確実に今の私は存在していません。
ただのアルバイト店員としての人生を続けていたはずです。
もちろん人生に正解なんてありません。
バイトで働き続けて生涯を終えることも選択肢の一つとして考えられるため、もしフリーターを続けたかったらその選択も十分にありでしょう。
ただ、私の場合は運よく
によって、この楽しかった生活から抜け出すきっかけを作ってもらったのです。
20代後半でフリーター生活に転機が訪れる
実際にフリーターを続けていると得られるもの。
それは抽象的に表現するならば
『短期的快楽』
ただこれだけ。

昔から結構欲が強かったため、今が楽しいだけではなく
など、挙げたらキリがないくらい実現したいことがありました。
つまり、短期的快楽が得られるフリーターの生活では絶対に得られないことがあまりにも多すぎたため、一定期間フリーターの生活を過ごした後に
『このままの人生だと後悔するかも』
という気持ちが強くなったのです。

その人は、正社員をしながら自分でビジネスを始め、そこから独立して現役バリバリで稼ぎ続ける一人の起業家でした。
なぜただの底辺フリーターが起業家なんかに会えるのかはツッコミを入れたいところですが、その点に関しては『とにかく情報を取り入れた』私が引き寄せた必然的なイベントでもあるのです。
この人との出会いによって、数年間の紆余曲折を経験した後に見事独立してビジネスを展開できるまで成長したのです。
実際フリーターの生活は死ぬほど楽しいです。
ただ、その生活をしていると『絶対に得られないもの・失ってしまうもの』が必ずあります。
その2つが人生で大きなウェイトを締める場合には、今の生き方を一度見つめ直す必要があります。
今フリーター生活が楽しい人たちが必ず頭に入れておくべき3つのこと!

『楽しい』という感情は、今の自分の価値観で感じるものであり、それが5年後・10年後も同じことで楽しいと感じるかどうかは分かりません(高い確率で楽しくなくなりますが)。
私のフリーター生活の場合、

人は毎日成長し、経験値を蓄積し続けていきます。
たとえ今は楽しいと感じることであっても、それがいずれ自分がつまらないと感じることがたくさんあるため、短期的快楽を満たすための人生からは早い段階で抜け出すことを考えるべきです。
これは私が『フリーター生活で一番学んだこと』でもあります。
そして、もしあなたが今のフリーターの生活が楽しいと感じていた場合、必ずその生活の裏に潜むリスクは必ず覚えておいてください。
以下の3つのリスクは、フリーターを続けている未来に必ず起こることです。
年収200万円前後が一生続く未来を想定しておく
とりあえず、フリーターの人生を選択した時点で、年収200万円前後の未来は確定します。

シンプルに、時給1000円で週5日8時間働けば、得られる月収は16万円です。
ちなみに世の中の平均年収が400万円前後ですから、単純に正社員の2分の1の収入で死ぬまで働き続けることになります。
金銭的な報酬を求めていないのであれば、フリーターの生活でも最低限生きることはできますが、将来的に結婚・マイホーム・車の購入などを考えている場合、年収200万円の収入ではまず実現することは不可能です。


この年収では一人で生きるのもやっとなのに、好きな人や子供を養うことなんて到底不可能ですからね。
怪我・病気で働けなくなったら収入がストップする現実を知る
そしてフリーターの場合、自分が働いている時間を売って『時給』としてお金を貰っています。
つまり、働ける時間がなくなれば、当然正社員のように保証がないため収入が一瞬でストップしてしまうのです。
しかも年収200万円前後の収入ですから、当然貯金をすることもできません。

若いうちの楽しさを求めてフリーターを選択し、年を重ねてから体に不調が出てくることが多くなり、年配フリーターとして働きながら収入が途絶えてしまう事例は多々あります。
人生の選択肢が多い時に行動をしておくことの重要性は、自分が働けなくなった瞬間に初めて気づくことになるでしょう。
仲の良いフリーターの友達はいずれ『正社員』になる
自分がフリーターである事実は変わらなくても、いずれ必ず
『周りのフリーター仲間』
たちは何かしらの形で今の職場を抜けて正社員として働き始めます(稀にずっとフリーターの人もいますが)。
私の場合、いつも一緒に遊んでいた仲間が5人いたのですが、数ヶ月ごとに
『俺来月から正社員として働くわ』
という宣告をされたため、内心結構ショックでした。

実際、自分がフリーターで今まで遊んでいた友達が正社員となってから会ってみると、なぜか今までのように楽しく過ごすことができません。
それは自分の劣等感でもありますし、周りがどんどん成長していることも関係しているので、現状維持のフリーター=衰退するくらいの考えで生きる覚悟が必要になるのです。
一生楽しいフリーターを続けられるのは一握りもいない

これから本気でフリーターとしての人生を選択しようと思っている場合には、以下の3つの質問に一度答えてみましょう。
もしこの3つの質問に明確にYES!と答えられるのであれば、フリーターの人生を過ごしても問題ないでしょう。

私の知り合いでフリーター仲間はたくさんいましたが、そのほとんどは正社員となり、一部フリーターを続けている人は
というネガティブな理由がほとんどです。
この『20代では見えない現実』を早い段階で知っておくことで、適度にフリーター生活を楽しみながら自分の良い未来を引き寄せることができるはずです。

同じような未来を辿りそうな場合には、今回の記事が人生の選択を変えるきっかけとなるはずです。
まとめ

これからの時代はフリーター・派遣・正社員どの生き方を取っても最低限の生活はできます。
もちろん正社員になったとしても辛いことはあるかもしれませんが、それでも金銭的な問題、社会人としての立場の問題、働けないリスクの問題は全て解消できるため、なるべく早い段階でこちらの人生にシフトした方が得です。

一番良いのは、正社員をしながら副業で自分でビジネスをすることです。
自分の人生で一番何が大切なのか?
今の選択が今後の自分の人生に良い影響を与えるか?
その点を考えて、今後フリーターの楽しい人生を過ごしていきましょう。




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