ある程度自由な働き方ができるフリーター。
時給労働をすることになるため、自分が働きたい時間を設定して仕事ができるのがフリーターの強みでもありますが、その反面高い時給で働くことができないため、月収に少し不満が残ることが多いです。

どうしてもフリーターを続ける必要があるならば、安い賃金で働くよりも平均以上の月収が貰える生き方を選びたいのが本音だと思います。
なのでここでは、フリーターの平均月収の実情、そして今後高い月収を貰うための具体的な方法について詳しく掘り下げていきたいと思います。
フリーターは安く働くことが当たり前と考えている人は多いですが、実はあることを取り入れて少し生活を変えるだけで、月に貰える月収は上げることが可能なのです。
目次
フリーターのリアルな月収の平均値について

まず、今フリーターとして働いている人たちがどれくらいの月収を貰っているか?ここは気になるところです。
実際に調べてみたところ、
▼正社員以外の働き方 | |
20~24歳 | 183,000円 |
25~29歳 | 199,600円 |
30~34歳 | 210,600円 |
35~39歳 | 210,500円 |
40~44歳 | 209,600円 |
45~49歳 | 207,000円 |
参照元:厚生労働省
このような平均値が出てきました。

この数字を見ると分かるように、フリーターは
ため、歳を重ねれば重ねるほど苦しくなっていきます。
フリーターと正社員の月収はどれだけの差があるのか?
ちなみに、正社員として働いていた場合の月収の平均値のデータは
▼正社員 | |
20~24歳 | 209,800円 |
25~29歳 | 244,300円 |
30~34歳 | 281,000円 |
35~39歳 | 313,000円 |
40~44歳 | 343,000円 |
40~49歳 | 373,000円 |
参照元:厚生労働省
このように、年齢を重ねるごとに数字が上がっていることが分かります(ちなみに収入のピークは40代なので、50代以降は下がってくることになります)

しかし、20代後半になってくると、フリーターをしている人間と正社員をしている人間とでは収入に差が生まれてきて、尚且つ社会的な立場も違ってくるため、自然と話が合わなくなり関係が疎遠になったりします。
人の関係は『月収・肩書き』だけでも変わってきますので、この点はフリーターを続ける際に覚悟しておくべき一つの注意点です。
一人暮らしをする場合のフリーターの必要な月収は?
そもそも、この世の中の会社の平均月収というのは、その人の人生に必要なだけの賃金に設定されています(もちろん職業によって違いますが)。

そして会社で勤め続けて30代に入れば、そこで結婚・出産などのイベントが発生するため、月の生活費が増えてきます。
その金額に応じて月収もアップしていくため、実際は仕事ができるから賃金が上がるというよりも、年齢に応じた収入を会社側が渡している感覚なのです(この意味は自分でビジネスをやるとすぐに分かります)。
ただ、フリーターの場合は会社員とは違うため、一人暮らしができる賃金を稼ぐために『自分自身』で働き方を変えなければなりません。
もし仮に都内でフリーターをする場合、必要となる月の賃金はどれくらいなのか?これを計算してみましょう。
一人暮らしに必要なお金 | |
家賃 | 5万 |
光熱費・通信費 | 1~2万 |
食費 | 4万 |
国民年金・国民保険 | 3~4万 |
合計 | 15万程度 |
最低限必要な費用に加えて、娯楽費やその他の出費を考えると、最低でも月に17万円の収入は確保したいところです。
この金額を稼ぐことができれば、残りの金額は貯金ができるはずです。
フリーターの収入をアップさせるための具体的な3つの手段

ここまでの話で、とりあえず
これらの基本情報は頭に入ったと思います。

大切なのは
これをしっかりと考えることです。
私は元々ダラダラと過ごすフリーターでした。
その当時は今の自分の生き方が最高に楽しいと思っていましたし、多少の劣等感はあっても、その生活を自ら変えようとは思いませんでした。
しかし、自分が毎日遊んでいる中で、正社員・独立起業家として働き始めた友人の姿を思い浮かべたら
『自分は一体何をしているんだろう‥』
と、ふと我に返った瞬間がありました。
そのなんとも言えない寂しさ・孤独感を打ち消すために、私は今までの生活を捨てて新しく行動を起こしたのです。

もし今後フリーターの立場から収入を増やしたい場合には、とりあえず3つの選択肢があります。
働く時間を増やす(オススメはしない)
時給労働のフリーターが収入を増やすためには、単純に
- 働く時間を長くする
- 時給の高い仕事に変える
これらの選択肢を取る必要があります。

例えば、昼の仕事で働いた後、夜に数時間のアルバイトを入れれば月収は必然的に上がります。
時間労働型収入の場合、とにかく『働く時間を長くする』ことが収入に直結するため、フリーターの立場を守りながら収入をアップさせるには、この手段が最も適しています。
ただし、将来的なことを考えると、この選択肢は一番に持ってくるべきではありません。
死ぬまで馬車馬のように働くことになりますからね。
就職活動をして正社員になる
フリーターとして収入をアップさせるよりも、単純に就職活動をして正社員として働いた方が収入を上げやすいです。

どうしてもフリーターにこだわらなければならない理由があれば、それは最初の選択肢を取るべきですが、もし特にこだわりがないのであれば、フリーターから転職を成功させているサービスを利用し、そこで正社員の道を切り開いた方がコスパよく働けます。
もし仮に正社員として働いてから途中で辞めたとしても、またフリーターには戻ることができます。
しかし逆に、フリーターを続けてしまうと年齢の壁で『正社員として働けなくなる』ため、早い段階で決断しなければ取り返しがつかなくなります。
フリーターから多数の転職成功実績を出している就職エージェントであれば、思っている以上にスムーズに就職を実現させることが可能です。
とりあえず相談だけでもしてみると人生が変わるかもしれませんよ。
フリーターをしながら自分でビジネスを始める

正直、いきなり自分でビジネスをスタートさせるのはあまりオススメできる方法ではありませんが、フリーターをしながら自分で仕事を始めると
『収入の上限がない』
ため、やり方次第では正社員の何倍もの収入を得ることができます。
とはいえ、過去の私の経験から考えてみると、正直正社員として働きながら副業でビジネスをした方が楽だったかなぁとも思っています。
例えば、正社員として定時帰りができる仕事先を見つけることができれば、そこで安定した収入を得ながら自分のビジネスにも時間が注げます。
正社員の場合、フリーターの労働よりも高い賃金が貰えるため、万が一副業が上手く行かなかったとしても、本業で食っていくことは十分可能なのです。
自分でビジネスをする場合
この2つの選択肢を選ぶことができますが、できれば後者の方法でビジネスをした方が大きな失敗をせずに人生を進めることができます。
[実体験]フリーターの立場から裕福な生活を実現させることは可能!

『一度フリーターになると、人生やり直すのが難しい』

なので、ネガティブな情報をそこまで真に受ける必要はありません。
もちろんフリーターの生活が長くなると、正社員になるのが少し難しくなるのは事実です。
しかしそれはあくまでも『長期間フリーターを続けてしまった結果』なので、今この瞬間に行動を起こすことができれば、まだ人生余裕でやり直すことができます。
一生年収200万円前後のフリーター生活でもその現実を受け入れられるのか?
それとも高い年収を得ながら楽に生活をしたいのか?
その選択肢を選べる立場のうちに行動を起こし、人生に後悔を残さないようにしましょう。
まだまだ余裕で人生は変えられますからね。

ちなみに貯金をたくさん持ちたい場合はフリーターの状態で貯金1000万を達成した私が実践した3つのこと!の記事が参考になると思います。
まとめ

一昔前までは、一度社会のレールから外れるとお金持ちになることはほとんど無理ゲーでしたが、現代の働き方が多様化している時代であれば、ちょっと行動を変えるだけで面白いようにお金を稼ぐことができます。

これからの時代は『失敗した経験がコンテンツになる時代』なので、社会のレールに乗ることばかりに気を取られずに、どんどん失敗を経験していきましょう。




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