私自身、一時期フリーターとして働きながら、週5で遊び続けるクズみたいな生活をしていました。

実際、毎日遊んでいる生活をしていると、びっくりするくらい手持ちがすっからかんになるくらいことも何度も経験しました。
給料日まであと半月あるのに、すでに手持ちがすっからかんになり、どうしてもお金が必要な状況に陥った時は日払いのバイトで収入を得ていたこともあります。
どう考えても底辺中の底辺の生活をしていた私ですが、フリーターだったこともあり、とにかく1つのバイトだけではお金が足りなかったため、他のことで時間を埋めるために『バイトの掛け持ち』を始めます。
しかし実際にやってみて分かったことですが、このバイトの掛け持ちはコスパが悪く、尚且つ失うものが多すぎることに気づくことになります。
ここでは、過去にフリーターとしてバイトの掛け持ちをしていた私が、これから掛け持ちを考えている方に向けて赤裸々に体験談をお話ししてきます。
そうしないと、いずれ泥沼にハマる可能性が極めて高いです。
目次
バイトの掛け持ち=稼げるはただの幻想でしかなかった

簡単に当時の私の状況をお伝えしていきます。
私は20代の中盤にフリーターをしていたのですが、その時にメインの収入源となっていたのが『パチンコ屋』でのアルバイトです。
ここでは時給1200~1300円を稼ぐことができたため、他のバイトよりも収入は良かったです。
しかしフリーターで働く人のあるあるですが、全くに興味がない状態でバイトとして働いていると、毎日のように10万~20万円勝っているお客さんを見ることになります。
すると当然、働いている側としては

と思い始めるため、この時点で人生が悪い方向に進みがちです。
その典型的なパターンにハマった私は、気づけばバイトで稼いだ金額を全てパチンコにつぎ込む生活をしていたのです。
そこで、貯金を増やすために『バイトの掛け持ち』を考えて、今までパチンコに使っていた時間を他のアルバイトの時間に変えたのです。
ちなみに私はフリーターの状態で1000万円の貯金を貯めることにも成功していますが、それは掛け持ちのバイトとは全く違う方法です。
2つ目に選んだバイトは『倉庫の仕分け作業』です。
昼間に倉庫で働き、夕方から夜にかけてパチンコ屋で働く生活をしたことにより、自分はアルバイトの立場で月収20万~25万円の収入を得ることができるようになりました。
これだけ聞くと、結構稼いでいるように聞こえますが、後から調べると、実際はバイトの掛け持ちをせずに他の選択肢を取った方が収入は増やしやすかったのです。
ぶっちゃけ『稼ぐ』なら圧倒的に正社員の方がコスパがよかった

当時の私の生活は働いている時間はバラバラでしたが、一番働いているときは
このような生活をしていたこともあります。

ちなみに私は昔スポーツの強い学校の運動部に所属していたため、人よりも体力はある方です。
こんな私でも、20代中盤でのこの2つのバイトの掛け持ちは結構しんどかったです。なので全くおすすめはしません。
ちなみに正社員よりもフリーターの方が稼げると思っている場合、正社員よりフリーターの方が稼げるという地獄への囁き‥の記事を読めば現実がすぐにわかります。
フリーターのアルバイトなんて、所詮は『時給』での労働ですから、いくら頑張って働いたところで一生月収20万~25万の生活しかできません。
しかし正社員になっていれば、最初はフリーターよりも賃金が低いかもしれませんが、30代40代になれば年収が400万・500万円と上げていくことも可能なのです(しかも働いている時間はバイトの掛け持ちよりも少なくできる)。
この時点で、どちらがコスパが良いかはすぐに分かると思います。
バイトの掛け持ちで失ったもの

『アルバイトも立派な仕事』こう話す人はたくさんいますが、実際にフリーターを経験した私からすると、所詮バイトは
だと思っているため、働いて得られるスキルはほとんどなく、シンプルに自分の人生の時間を時給で売っているだけです。
これはネガティブな側面も強いですが、それと同時に
『人生において大切なことを教えてくれた』
とも思っています。
バイトは人生で一番大切な『時間』を失う
考えてもみてください。
そもそも時給で働き、自分の人生の1時間を1000円前後で企業に売ることは、明らかに自分を安売りしています。
人が生きるために最低限必要な時給を設定し、その賃金で人を雇って会社の利益に貢献してもらう。
これが今の日本のシンプルな仕組みです。
人が集まりにくいバイト(パチンコ屋や力仕事)は人を集めるために時給を高く設定し、人がたくさん集まるバイト(カフェやレストラン)は時給を低くして働いてもらう。

フリーターとして働いている側は人生で一番大切な『時間』を企業に差し出し、その時間を受け取って企業側は1000円程度の賃金を支払うのは、今考えると納得いかない働き方ですね。
私はこの時に『絶対時給数万円の働き方ができる人間に成長してやる!』そう思い独立を決意しました。
バイトの掛け持ちは健康的な生活も失う
そしてもう一つ失うものとしては『健康』です。

そのしんどい生活を続けていても、結局得られるのは月20~25万円程度の収入だけ。
もしこれが30代・40代になっていけばその時以上の辛さを経験することは間違いありません(誰でも体力は衰えるため)。
健康がなくなれば、何をしても人生が楽しくなくなります。
バイトの掛け持ちでお金を得るためにこの健康を失う代償は大きすぎます。
もちろん何かしらの目標を達成するための資金集めとして一時的にこの働きかたをするのは良いかもしれませんが、それを一生続けるのは絶対に体を壊しますので、働き方を工夫するようにしましょう。
そもそもフリーターを抜け出してしまうのが一番早いんですけどね。
体に負担の少ないバイトの掛け持ちの組み合わせ

そうなった場合、どのような働き方をすれば体に負担なくバイトを掛け持ちできるのか?これを真剣に考えてみました。

ただ、人生にはどうしても稼がなければならない時期が出てくるため、それを乗り越えるために『掛け持ち』を選択する場合、いかにして体をケアしながら働くか?これは重要な課題です。
ちなみに、今私がもしバイトを掛け持ちするならば、以下の2つの要素は必ず入れます。
立ち仕事・座り仕事の2つを入れる
世の中には、立ってこなす仕事と座ってこなす仕事があります。
前者は接客業が多く、後者はパソコン作業などの事務的な仕事に多いです。

どちらか1つの要素を持った仕事を2つ掛け持ちしてしまうと、体力的・精神的にキツくなる瞬間が必ずやってきます。
私のように夜パチンコ屋で働いているのであれば、昼間はコールセンターやデータ入力などの仕事を入れるとそこまで負担のない掛け持ちが実現できます。
夜勤で短期的に大きく稼ぐ
そして、掛け持ちをする期間は『いかに短くできるか?』も重要です。

バイトの掛け持ちをしてお金を稼ぐのであれば、いかに短期的に大きな収入を得るかに全力を注いだ方がコスパが良いです。
それを考えると、昼間の仕事でダラダラバイトをするよりかは、夜勤で短期的に大きく稼いだ方が体力的に楽になります(もちろん働いている時は少ししんどいですが)。
治験を上手に活用する
そしてこれはバイトではないのですが、短期的に大きな収入を得る方法として『治験』は結構使えます。
実際私は何度かこの治験を利用して数十万円の貯金をしましたが、治験というのは簡単に言ってしまえば
『薬の実験台』
のことです。

ですが一般的に知られている治験というのは、薬を開発して安全なことを確認し、その最終テストとして治験の被験者を募集して薬を飲んでもらいます。
実際は『販売される直前の薬をただ飲むだけ』なので、基本的には安全な実験となります。
この治験に関しては、何泊か病院に泊まり、そこで薬を飲んだり症状を観察したりするので、1泊15,000~20,000円が貰えます。
つまり、10泊の治験に参加すれば、それだけで20万~30万円のお金を得ることができるのです。
これはなかなかコスパの良いお金の稼ぎ方なので、もしフリーターをしている場合には覚えておいて損はありません。
まとめ

今振り返ってみると、バイトの掛け持ちほど大変な働き方は今までありませんでした。

どうしても正社員になれない学生や、なかなか就職先の決まらないフリーター以外であれば、なるべく早い段階でバイトの掛け持ちはやめて、普通に働いた方が人生的なコスパは良いです。
人生の中で、絶対に戻りたくない時期トップ3を挙げてください!と言われれば、私は迷わずにこのバイトの掛け持ちをしていた時期をピックアップしますからね。
コスパよく働いていきましょう。
稼ぐ方法は色々とありますよ。




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